玉城ティナ、カメラの前で結婚観を話すのは「最初で最後かな」ベトナム旅行で新たな気付き【地球の歩き方SP inベトナム】
2025.02.06 18:00
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女優の玉城ティナが、2月8日に放送されるテレビ大阪製作ドラマ「地球の歩き方SP inベトナム」(夕方4時~5時15分/テレビ東京系列全国ネット)にて主演を務める。このほど取材に応じ、見どころや結婚観について語った。
玉城ティナ主演「地球の歩き方SP inベトナム」
2024年1月から3月にかけてテレビ大阪にて放送された連続ドラマ「地球の歩き方」が今回、主演に玉城を迎え特別番組として放送。プライベートで何度もベトナムを旅しているという玉城が“芸能人ライター”としてその国の新たな魅力を発見していくことで、オリジナル特集ページを完成させていくドラマとドキュメンタリーの融合作品。興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、新たなグルメや景色、名所、人々に出会い、写真に刻んでいく。今回の特別編では、“ベトナムグルメ”を探すべく料理大国ベトナムを舞台に、ある“秘境の地”を目指す。
玉城ティナ、旅で大切なのは「直感」
― 玉城さんが旅で大切にしていることを教えてください。玉城:「直感」です。 何も制限を受けずに自分の気になったところに行けるところが旅の良さだと思っているので、ご飯屋さんや、日本だと立ち止まらないような町の細い路地みたいなところにも立ち止まれるところが良いなと思います。1日の中でそういう時間を使えることが贅沢だなと思うので、直感を信じて動くようにしています。
― ベトナムに行くのは今回4回目だということですが、他にはどういう国に足を運んでいましたか?
玉城:最近はアジアが好きです。カンボジアやラオス、タイだったり、大人になってから行くアジアって良いなと思っています。あとはアメリカ、ヨーロッパ、ロシアやイスラエルにも行きました。
― ベトナムに行った回数は、自分の中で多いと思いますか?
玉城:はい、でも気付いたらここまで多かったという形なので「気付いたらベトナムを選んでる」というのもべトナムならではの居心地の良さを表しているのかなと思います。放送でその空気感が伝わっていたら嬉しいです。
― ベトナムに対してのこれまでの印象と変化したところを教えてください。
玉城:ベトナムには1人で行ったことがなくて、これまでは友達など誰かが必ず隣にいたので、毎回「誰と行っても楽しめるな」という感覚だったんですけど、今回1人で行かせてもらって、ベトナムのことを本当に少ししか知れてなかったんだなと気付けました。 ベトナムって私の感覚で言うととても「近い」国なので親しみやすさを感じていたんですが、良い意味で全然違う国なんだなと改めて思いました。滞在することによって、日本のこともきちんと考えられる時間になりましたし、そういうことは1人でベトナムに行っていないと思えなかったことだと思います。
― 今回の旅を通して自分の中に芽生えた感情や新たな発見はありましたか?
玉城:私はこれまで、ホーチミンやハノイのような主要都市にだけ行っていたんですが、せっかくなのでこれまでの旅行スタイルとは違うことができたらいいなと思っていました。今回はホーチミンを拠点に地方の南部の方にどんどん下っていくことで自分だけではたどり着けなかった場所に行くことができました。地元の方と密にお話をしてコミュニケーションを取れるというのも初めての体験だったので、 撮影中は撮影でもあり旅行でもあるという不思議な感覚でした。プライベートではできないような繋がりをたくさん得ることができたので、そこが大きかったなと思います。
玉城ティナ「体調を崩してしまって」アクシデントも
― 旅先ではさまざまなアクシデントがあったと伺っていますが、どんなことがあったのでしょうか?玉城:何個かありましたが、1番大きかったアクシデントはロケ中に私が体調を崩してしまったことです。海外でスケジュールを組むとなると、撮る予定だった場所で撮れなかったり、時間的な問題だったりでどうしても予定通りにいかないことが多いので、そういった緊迫感というか、リアルな感じはドラマに落とし込めているのではないかなと思います。
― 玉城さんはカメラが趣味ということで、今回の撮影ではご自身で写真撮影もされたと伺いましたが、こだわったポイントについて教えてください。
玉城:カメラは「撮る機械が一緒なら誰が撮っても一緒なんじゃないかな」と思われがちなんですが、人それぞれの視点が如実に出るものです。特に切り取り方は人それぞれのこだわりが出るなと思います。私は、レストランの方など人への取材ではできるだけ呼び止めないというか、そこにあるものを「切り取る」ことを意識していました。全体像を100%写すことは誰にでもできるのかなと思うので、そこで生活されている人々の日常や街の風景を撮れたらいいかなと思っていました。その構図の中で“私が1番気になっているものは何か”というのを分かりやすく切り取ることができたらいいなと思って撮影をしていました。
玉城ティナ、カメラの前で結婚観を話すのは「最初で最後かな」
― 玉城さんは2024年10月にご結婚されましたが、今回の旅を通じて今後夫婦で行きたいと思ったベトナムの場所はありますか?また、ベトナム以外でも行ってみたい国や地域があれば教えてください。玉城:今回「結婚」も1つのトピックとしてあるんですが、 今までカメラの前で結婚観について自分の言葉で話すことがなくて…。今回話すのが最初で最後かなと思っていました。旅行を通して話すことで「私ってこういう価値観だったんだな」と気付くことができました。今回行ったところは南部だったんですが、北部の方もまた面白いだろうなと思いますし、今回旅行したルートを巡ってみてもいいんじゃないかなとも思いますね。ベトナムは地域によって全然違うのでまた行きたいです。他の国だと、あたたかい国に行きたいですね。あたたかい国にラフな感じの軽装で行けたらいいなと思います。
― 結婚観について初めてお話されたのは、ベトナムの雰囲気の後押しがあってだったのでしょうか?
玉城:「結婚をした」という環境の変化が私の中で大きかったので、 せっかくドキュメンタリーとドラマの融合のなかで私がお話をさせていただくならそういうことを話さないと不自然なのかなというのが頭にありました。また、ベトナムではよく女性とお話していたので結婚について素通りできないような感じだったというのもありました。結婚だけじゃなくて、家族についても対話の中で「こういう考え方があるんだな」と芽生えた部分があります。
― 今回はご結婚されて初めてのお仕事だと思いますが、仕事に対する取り組み方や変わったことはありましたか?
玉城:仕事に関してはそこまで分かりやすい変化があったわけではないです。取り組み方で言うと、相手は全然業界が違う人なので何かを判断する時の基準として「こういう仕事だとこうだから」と決めつけないことを意識するようになりました。「この業界の中では当たり前」みたいなこともお仕事が違うと全然違うので、自分が生きている環境を引きで見るようになったというか、そういう目線はあるかもしれないです。
― 改めてドラマの見どころを教えてください。
玉城:通常のドラマよりもベトナムの人たちの生活や暮らしぶりをすごく近い目線で純粋に切り取っているのでベトナムの魅力が伝わると思います。今回「食事」を軸にしているのですが、イメージの強いフォー以外にも初めて知った料理がたくさんあったので、「こういう料理があるんだな」というのは、ベトナム旅行の参考にもなると思います。見ているだけでお腹が空くような、旅行の醍醐味をぎゅっと詰め込んだドラマになっています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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