小泉遥「王様のブランチ」レポーターの裏にある努力と支え― 「埋もれると思った」苦戦した1年経て目指すもの<モデルプレスインタビュー>
2018.06.23 12:00
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女優でタレントの小泉遥(こいずみ・はるか/22)のインタビュー後編。2017年10月より務めているTBS系『王様のブランチ』(毎週土曜日9:30~)レポーターとしても注目を集める小泉に、この1年を振り返ってもらい、これからの展望を話してもらった。
小泉遥「関西コレクション」で感じたこと
― ソロ活動が始まってから約1年、色んなことに挑戦してきましたね。小泉:ソロになってからは「自分をどうやってみせていけばいいんだろう?」ということにすごく苦戦しました。自分で突き進むしかなくて、セルフプロデュースが大事になると思ったからこそ、世界観が広がったというか、それまでに見えなかったものに気付けるようになりました。でも、不安ばかりではなくて、楽しみな部分の方が多くて、もっと色んなことに挑戦して、幅を広げていきたいです。
― この1年で色んな選択肢が見えてきたんですね。
小泉:視野が広がりました。「あれもやってみたい」「これも挑戦したい」「これも意外と面白いな」とか楽しいです。
― 苦戦した時はどうやって乗り越えてきたのでしょうか?
小泉:マネージャーさんや、周りのスタッフさん、業界の人に積極的に相談するようにしています。自分から行かなきゃ何も変われないのですし、今は色んな色に染まれる、色んなものにも挑戦できる時期だと思うので探りながら進んでいます。
― この1年を振り返って、1番印象に残っていることはなんですか?
小泉:いろいろありますが「関西コレクション」で、名だたるモデルさんがたくさんいる中、ファッションショーに出演して「自分のこのままじゃだめだな」「埋もれるな」って本気で思いました。
― それは周りの出演者を見て感じた?
小泉:周囲の人はもちろん、会場の規模を見て思いました。1人でランウェイを歩いた時に、「今、自分には何もないんだな」って感じましたし、だからこそ「何もない代わりに何にでも染められるんだな」とも思って、そこからもっともっと上を目指していきたいなって強く感じました。
『王様のブランチ』レポーター・小泉遥の半年
― 『王様のブランチ』でレポーターを務めるようになってからは半年以上が経ちますね。こちらもいい刺激になっているのでは?小泉:レポーターになる前は楽しくて華やかな印象だったのですが、いざ入ってみると本当にやることが多くてびっくりしました。話し方や言葉の選び方、進行の流れ、カメラの位置と立ち位置に、モノの見せ方、食レポ…1つひとつのことに多くの要素が必要で「こんなに勉強することが多いんだ」と驚きばかりです。
― そういう細かいことは誰かが教えてくれるものなんですか?
小泉:周りの方々から教わったり、自分たちでも考えるようにしています。
― すごく難しそうですね…。
小泉:やっぱりすぐには掴めず、ひたすら見て覚えて実践する、を繰り返してきた半年でした。
― もう慣れましたか?
小泉:徐々掴み始めたかな、って感じです。自分がインタビューする側だったら普段の明るい感じを一切取っ払ってお話を聞くことに徹底する。進行する側だったら、明るく重要な流れを外さないように注意する。リアクションを求められている時は、周りの芸人さんに負けないぐらいの勢いで。その場で求められている自分を使い分けられるようになってきました。
― 共演者の方々から学ぶことも多いのでは?
小泉:とにかく『王様のブランチ』出演者の方々が優しいんです。失敗しても全部温かく受け入れてくれて頂いたからこそ、のびのび出来るようになって日々勉強させて頂いています。
― すごく楽しそうにレポートしている裏には、そのような影の努力と支えがあったんですね。
小泉:そうですね。考えることも大事ですけど、視聴者の方に伝わるようにするには、考えないで楽しむっていうのも大事だと思います。頑張って考えないようにしている部分と、考えてしっかりリポートする部分のメリハリをつけるようにしています。
― 小泉さんのInstagramを見ていると、ロケも多いようですが…。
小泉:すごく貴重な経験をさせて頂けて本当にありがたいです。旅ロケとかになると、仕事兼プライベートみたいな感覚で楽しませて頂いています(笑)。普段みられない景色、食べられないご飯など刺激をたくさんもらってるからこそ、その刺激を視聴者の皆さんによりよく伝えてられるようになりたいって常に考えるようになりました、プライベートでも。
― プライベートも?
小泉:本当に1人でいる時に食レポのような独り言を呟いてしまうときも…(笑)・友だちと一緒にご飯を食べていたときには「すごくスパイスが…」って勝手に言葉が出てしまって、「なになに?」ってツッコまれちゃいます(笑)。
小泉遥の夢を叶える秘訣
― 先程「色んなことに挑戦したい」とおっしゃっていましたが、具体的には?小泉:モデルやファッション系のお仕事も出来たらいいなって思っています。また、『王様ブランチ』でリポートさせて頂く中で、人と話すことが好きだなって改めて気づいたので、バラエティにも進出していきたいです。
― 挑戦を経て、その先の“夢”や“目標”は何ですか?
小泉:演技をやっていきたいという一心でソロになったので、女優さんと映画やドラマにたくさん出れるようになりたいです。その中で、女優業を中心にしつつ、レポートやバラエティとかモデルさんとか、そういったこともマルチに出来たら本望です。
― では、小泉さんの「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。
小泉:まず“何にでも関心を持つこと”が大事だと思います。「これはいいや」「あれはやめよう」とか思わず、とりあえずやってから決めようって、色んなことに手を伸ばした方がいいなとすごく思います。あとは、人間関係も大事です。良い人から良い物をたくさん吸収すればするほど成長できるので、憧れの人を見つけたり、注目したりすることは、今までの経験で大事だと感じました。
― 小泉さんに影響を与えた人物は?
小泉:1人目は、私が芸能界に入る時に「芸能界って怖いのかな?どうしよう」って悩んでいたら、「いや、やらずに後悔するより、やって後悔する方がいいんじゃない」って言葉をかけてくれた人です。その言葉は今でも私にとって大きな存在です、もう1人は、以前「遥は泣いてる顔より笑ってる顔の方が素敵だから、ずっと笑ってて」っていうさりげない言葉をかけてくれた方。その言葉のおかげで笑うことが多くなりました。そのお2人から頂いた言葉が私の人生の中での大きい刺激です。
― ありがとうございました。
テレビで観ていた彼女の笑顔も輝いていたが、インタビューで過去・現在・未来を楽しそうに語っていた表情は一層キラキラしていた。その笑顔の裏にある、たくさんの努力と強い意志が、今後の活躍を導くにだろう。小泉遥のこれからに期待せざるを得ない。(modelpress編集部)
小泉遥(こいずみ・はるか)プロフィール
生年月日:1996年1月9日出身地:神奈川県
身長:157cm
サイズ:B73 W58 H83
趣味:映画鑑賞、読書、アニメ・漫画、カフェめぐり
特技:ダンス、絵を描く
6月よりソロでモデル・女優として活動を再開する。舞台や「関西コレクション」出演、ファッションブランドのイメージモデルへの起用な多岐に渡って活躍。同年10月からは、TBSテレビ「王様のブランチ」(毎週土曜日9:30~)でレポーターを務めている。
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