EXILE HIROの結婚“お祝いの会”で最も泣いていたメンバーは?「人生で1番感動した日」語る<作詞家・小竹正人氏インタビュー前編>
2017.04.17 18:00
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EXILE、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、E-girls、Flowerをはじめ、中山美穂、藤井フミヤ、久保田利伸、中島美嘉、坪倉唯子、リュ・シウォン、斎藤工など、数々の人気アーティストの作品を手がける作詞家、小竹正人氏がエッセイ集「あの日、あの曲、あの人は」(3月29日発売)を発表した。著書には、厳選した全61曲の歌詞と書き下ろしエッセイを掲載。モデルプレスでは、小竹氏にインタビューを行い、LDH所属のアーティストとのエピソードを語ってもらった。<インタビュー前編>
Q.本を通して伝えたいことは?
如実に伝えたいことがあって書き始めた本ではなかったのですが、書き終えた後、誰かとの出会いがいかに私の人生を豊かにしてくれたか、それに改めて気づいたので、この本に登場する方々の素敵なところを感じていただきたいです。あとは、好きなことややりたいことを仕事にしていく際の、経験を踏まえた上でのヒントやアドバイスが要所要所にあると思うので、それを見つけていただけたらと思います。もちろん、歌詞の部分で、日本語の奥深さみたいなものを感じていただけたら嬉しいです。
Q.作詞する際、最も悩んだ楽曲は?
昔は、作詞をする際にその曲の世界観を構築するのに時間がかかったりしましたが、「継続は力なり」で、今はもう悩んだり煮詰まったりすることがまったくありません。LDH所属アーティストの作詞に関しては、少しでも「どんな歌詞にすればいいんだろう?」と思ったときは、EXILE HIROさんにアドバイスをもらったり、LDH所属メンバーとの日常会話を思い出したりすると、難なく歌詞が思い浮かぶので一切悩みません。
Q.著書では、EXILE HIROさんに向けた楽曲『Bloom』(EXILE)を結婚のお祝いの会で披露したことや、その日を「人生で1番感動した日」と思ったことなどを語っていましたが、同曲について詳しく教えてください。
とにかく、完全にプライベートな思い出を歌詞にしたので、「作詞した」という意識がまったくなく、しかも歌詞の主人公が上戸彩さんだったので、いまだに、自分が作詞したという感覚が薄いんです。「作詞を手伝った」みたいな感じです。是非、本を読んでいただきたいので、あまり「あの日」のことについてここで触れたくはないのですが、あの日、あんなにたくさんの人が揃いも揃って感動の涙を流す現場に居合わせたことが今までになかったので、本当に、人生で一番感動した日でした。『Bloom』は、ATSUSHIくんと私からの結婚祝いとして完成させた曲だったので、はじめてこの曲を披露した日のATSUSHIくんが、懸命に泣くのを堪えて歌ってくれていて、あの歌声は、思い出すと今でも鳥肌が立ってしまうくらい心に響いた。歌い終わったあとに「おだちゃんがあまりにも号泣してるから俺もマジでヤバかったよ」とあっちゃんに困ったように言われましたね(笑)。ちなみに、参加者の中で一番最初に泣きだして最後まで泣いていたのはNAOTOでした(笑)。
Q.『Unfair World』(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)の映像化が決まったことについて心境は?
映像化が決定するつい数週間前に河瀬直美監督の「あん」を見て感動していたので、まさに青天の霹靂でした。世界中にたくさんの大ファンを持っている河瀬監督が、私の歌詞をモチーフにしてショートフィルムを作ってくださるなんてこと夢にも思わなかったですから。『Unfair World』をモチーフにした作品「パラレルワールド」を一足先に観させていただいたのですが、河瀬さんの「無垢」な部分がすごく美しくにじみ出ていて、この人はどんな人生を歩んできたんだろう、と、感動が止まりませんでした。とにかく、心の中の汚れを一気に洗い流してくれるような作品です。出演しているE-girlsの石井杏奈は、昔から知っていて自分の娘のような存在なので、デビュー作からすべての彼女の出演作品を観ているのですが、彼女の持っている強さやすがすがしさがこんなにも美しく描かれている作品は初めてだと思いました。大人になるにつれて、いつの間にか失くしてしまったものがこの作品の中にたくさん詰まっていました。
小竹正人氏ならではのエピソードも
4月26日にFlowerがリリースするシングル『MOON JELLYFISH』、6月7日に青柳翔がリリースするシングル「そんなんじゃない」の作詞も手がける小竹氏。このほか、著書ではアーティスト一人一人とこまやかなコミュニケーションをとってきた彼ならではのエピソードが多数語られている。
なお、<インタビュー後編>では、EXILEのATSUSHIらとのエピソードをお届け。(modelpress編集部)
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