男性ウケ抜群のメイクテクって?イケメンアメリカ人歌手ニコラス・エドワーズが伝授
2016.11.29 19:00
日本で活躍するアメリカ人アーティストのニコラス・エドワーズ(24)がモデルプレスのインタビューに応じた。この秋に放送された「のどじまんTHEワールド!2016 秋」でも注目を浴びた彼は、日本で活躍するアメリカ人歌手。「日本で歌手になる」という夢を追い来日したのは17歳のとき。5オクターブの美声に端正なルックスはもちろん、日本語弁論大会1位、日本語能力試験1級といった経歴や資格にも驚かされる彼の人物像に迫った。
来日して7年。精力的に活動し、これまで多数の楽曲を発表してきた。日本テレビ系全国ネット「のどじまんTHEワールド!」への出演のほか、東京ランウェイといったファッションショー、役者として舞台出演など、活躍の幅を広げているニコラスは、ポニーキャニオン移籍後初となるシングル「Freeze」を10月19日にリリース。甘く、ときに力強い歌声でリスナーを魅了している。
夢を抱き、17歳で来日したという行動力や、流暢な日本語も特筆すべき彼のキャリアだが、メイクにも強いこだわりを持っているそう。日本語への意欲からも、その探究心の強さを感じさせるが、メイクにも同等に情熱を注いでいる。
ニコラス:新曲の「Freeze」では眼力を意識しています。自分の目の形を研究しながら、一番強さが出るようなアイメイクにしました。
― メイク道具もたくさんお持ちですが、女性に向けて可愛く見えるメイクのポイントをお願いします!
ニコラス:万人に通用することは難しいと思いますが、その人の目の形、顔の形に合わせながら「どういう印象を与えたいか」を意識したらいいと思います。僕の場合だと「Freeze」では、強さや自信を表現したいのでキリッとした印象に仕上げています。優しさや可愛さを出したいときには、暖色を使ってふんわりさせてみるなど、ゴールを目指してメイクをすることが大切です。男性ウケを狙うなら、さり気ない感じがいいかと思います。
― 具体的なテクニックでいうと?
ニコラス:ふんわりとしたキレイなグラデーションは男性に好まれるかと思います。アイシャドウを塗るときは、丸めのブレンディングブラシで、濃い色から薄い色を塗っていくとキレイなグラデーションに仕上がりますよ。気になっている相手をドキドキさせたいときには、印象を濃く与えるメイクもいいかもしれませんね。
― 参考になります!ベースメイクのおすすめテクニックはありますか?
ニコラス:シェーディングやハイライトで陰影をつけて、立体的に見せるコントアリング・メイクが流行っていますが、やはりシェーディングはすごく重要ですね。頬骨を出すような感じに、ハイライトで濃さをつけていくと顔がシュッとして見えますよ。特にあまり汗をかかない秋冬はメイクをしやすい季節。シェーディングやハイライトをうまく使うことで、ベースメイクからゴージャス感を出すことができます。
― では、メイク通のニコラスさんがおすすめするこの秋冬のカラーは?
ニコラス:今季はえんじ色やれんが色など、霞んだ茶色が入った赤のカラーをよく見ます。ですが、印象的な目元にしたいときにはリップの色をおさえたり、反対に唇をセクシーに見せたいときには目元をあえて薄めのブラウンにしたりと、強弱をつけることが大切。僕も「Freeze」のメイクでは、目元をくっきりさせているので、あえてヌード系の落ち着いたリップカラーを選んでいます。
― 日頃からメイクはご自身で施されているのでしょか?
ニコラス:メイクさんにやっていただくこともありますが、自分でやることも多いですね。「楽しい」というのも一つの理由ですが、何よりも落ち着くんです。本番前にメイクに集中することで、パフォーマンスに対する心配が和らぎ、精神統一されます。
ニコラス:半年くらい前から、ヒットメーカーのジェフ・ミヤハラさんとブレインストーミングを経て、どういう作品にするか、どういうテーマで何を表現していくかというところから制作に携わりました。そしてテーマ、キーワードになったのが「愛の闘争心」や「恋の醍醐味」。誰もが感じてきた恋愛における葛藤や、伝えたい思いが伝わらないもどかしさ、そういった心の中の苦悩を描いています。歌い出しはウィスパーで始まり、盛り上がっていくにつれて裏声で歌うファルセットに。サビは刻むように、地声で叫びあげる感じで歌うなど、恋愛の物語を歌詞だけではなく、歌唱法やサウンドでも表現しています。音楽の楽しみ方は人それぞれですが、サウンドも歌詞も、どこからでも楽しんでいただけると思います。
― レーベル移籍後第1弾という点でも思い入れが強いのでは?
ニコラス:そうですね。17歳で来日して、21歳でメジャーデビュー、そこから3年が経ちましたが、自分の人生の基盤になるような貴重な経験をたくさんさせてもらいました。いただいた応援を「Freeze」、そして11月30日にリリースするアルバムを通して返していき、リスナーの皆さんに夢を与えていくことができれば嬉しいですね。
― 「Freeze」の反響はいかがですか?
ニコラス:応援していただいているファンの方はもちろん、盛り上がってくれていますし、ライブでもサビの「Freeze」というところでは、皆さんが一緒に「Freeze」ポーズをとってくださいます。商業施設でのフリーイベントで、通りすがりの方が足を止めてくれて、最後のサビではポーズをしてくれているのを見ると嬉しいですね。年齢や性別に関係なく、幅広い方に楽しんでいただけていると実感できます。ブログやTwitterでも「Freeze」をきっかけに「ファンになった」というコメントをいただいていて、ありがたいです。僕自身も「Freeze」とともに、もっと高みを目指して、楽しんでいきたいと思っています。
ニコラス:決断力が要りましたが、17歳の世間知らずで、何も分からない状態だったからこそ、来日できたんだと思います。小さい頃から母親に言わせれば「歩けないのに、走ろうとする」子どもだったそうです。とにかく日本で歌手になりたいという夢だけを追って日本に来ました。もっとよく考えてくればよかったのかもしれませんが、そうしていたらきっとビビって、身を投じて夢を追いかけることはできなかったかもしれません。なので、当時の自分の幼さに感謝しなければいけない部分もあります。今の自分は、まさに17歳の自分が望んでいたものです。日本語に出会い、日本語の魅力にハマり、日本語に導かれ、東京で暮らして7年目。今の環境に感謝して、この先もがんばっていきたいですね。
― 日本語に出会ったきっかけやどのような点に魅力を感じたのでしょうか?
ニコラス:14歳の頃、学校の外国語の授業のひとつとして触れたのがきっかけでした。その頃から日本語の勉強をはじめて、その中でJ-POPに出会い、日本語で歌われる音楽に感銘を受けました。もともと音楽は好きでしたが、日本語と音楽という好きなものへの気持ちがひとつになって、初めて人生をかけてでも追求したい、叶えたい夢に出会えたんです。
ニコラス:何の当てもなく30日間のパスポートだけで日本に来て、いろんなレコード会社や事務所に飛び込みで「歌わせてください」と回ったのですが、全然ダメで…。ビザがなかったこともあって落ちまくったのですが、今考えてみれば当然ですよね(笑)。ですが、それも含めて、手を差し伸べてくれた方に出会い、ビザを取得し、少しずついろんな仕事をさせてもらえるようになりました。「のどじまんTHEワールド!」や「東京ランウェイ」、舞台の役者もやらせていただき、一つひとつ、夢がつながっていきました。
― ご自身の活動の中で転機になった出来事を教えてください。
ニコラス:やはり一番大きな出発点と言えるのが「のどじまんTHEワールド!」。2011年6月の第1回で3位になり、特別番組としてゴールデン帯に放送されるようになってからも出演させていただいています。ありがたいことに優勝をいただいたこともあり、たくさんの方に僕のことを知っていただけた機会となりました。ラッキーなこととも思いますが、それを叶えてこれたのは、たくさんスタッフさんのおかげ。ビッグになって恩返ししていかないとですね。
ニコラス:この前のオフはハロウィンに向けて、かぼちゃを彫ってジャックオーランタンを作りました。久しぶりに作ったので、出来栄えに少しがっかりでしたが(笑)。季節の行事が好きで、日本に来てからは毎年豆まきをやっています。自然が多い中で育ったこともあり、高尾山や鎌倉などに行き、自然に触れることも好きです。歌う予定がないときには、友達と飲みに行き、おいしいご飯とお酒をいただくこともあります。
― メイクがお上手なニコラスさんですが、好みのファッションを教えてください。
ニコラス:最近ハマっているのは、オーバーサイズのコートです。以前は細身のものが好きでしたが、最近は少しゆったりとしたものやシルエットが独特なものが好きです。ベーシックなトレンチコートにダボッとしたインナーを合わせて、一捻りチョーカーを入れてみるとか。いい意味で期待を裏切るようなファションが好みです。また、ファッションも芸術の一つなので、作品に寄せて衣装を合わせていきたいという思いもあります。
― 恋愛を歌った「Freeze」ですが、好みの女性のタイプは?
ニコラス:何かに一生懸命な女性が好きです。僕自身、自分の人生の中で思い描いている理想の自分がいるのですが、同じように「こういうふうになりたい」とイメージを強く持っている女性に惹かれます。
ニコラス:自分のためにも、ファンのためにも、応援してくれる周りのスタッフ、家族や友達、そういった方々のために実績を残していきたいと思っています。それは決して数字という意味ではありません。より多くの方の心に触れられるようになりたいです。そして、日本で活動させてもらっている外国人の1人として、国際的な架け橋といえる存在になれたらと思います。日本人とアメリカ人、簡単に区切りをつけてしまうこともあると思いますが、人間の芯にあるものは共通しています。僕自身、アメリカ人なのですが、知り合って仲良くなるうちにアメリカ人だということを忘れられてしまいます(笑)。活動を通して、日本とアメリカの架け橋になりたいです。
― 最後に、ニコラスさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
ニコラス:今を楽しみ、幸せなことを追いかけることだと思います。僕も17歳のときに日本に来て、これまでにいろんな苦悩や葛藤、不安、心配がありましたが、それがすべて夢に続く道のりだとすれば、それすらも愛おしく、愛さなきゃいけない過程なのではないかと思います。小さなことをあんまり考え込まず、幸せだと感じることを探して、それをどんどん追求していく。僕にとって好きなことは歌うこと。ステージに立つまでにはいろんな準備があり、それらは大変なこともありますが、僕の歌を聴いてくれる方がいて、かけあいもすごく楽しくて…。その瞬間を味わうと、辛かったことも楽しく思えます。人生をかけてやりたいことに出会い、ひたすら幸せを追いかけていれば夢は叶うと思います。
― ありがとうございました。
インタビュー中、彼が何度も口にしていたのは「夢」と「感謝」。大きな夢を叶え、さらなる夢に向かうニコラスは、いつだって感謝の気持ちを忘れてはいない。瞳の輝きは、日本で歌手になるという夢を抱き、日本へやってきた17歳の少年のままだ。活動開始から6年。その6年間の結晶でもある「Freeze」を引っ提げ、日本とアメリカの架け橋になるべく、走り続ける。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ポニーキャニオン
国籍:アメリカ
出身地:オレゴン州ポートランド
生年月日:1992年7月31日
特技:乗馬(乗馬歴13年)・日本語能力試験1級
身長:186cm
血液型:AB
1992年7月31日、米国オレゴン州ヒルズボロに生まれ。大自然に囲まれて育つ。父親がミュージシャン(ギタリスト)をしていた影響で、幼い頃から歌手になることを夢見ていた。13歳のとき、外国語の授業で日本語を選択し、夢中で勉強するうちに、日本語の持つ独自性や面白さに強く惹かれていく。
2010年日本語弁論大会で1位となる。有名大学からの勧誘を受けるも、卒業式の翌日となる同年6月13日、17歳にして来日。2011年6月には「世界一日本の歌がうまい外国人」を決める日本テレビ系「のどじまんTHEワールド!」(第1回)への出演で話題に。
2016年にはポニーキャニオンよりメジャー活動開始。同年10月19日、移籍後第1弾シングルとなる「Freeze」をリリース。11月30日待望のニューアルバム「GO EAST」「GO WEST」日本語盤と英語盤同時リリース。
EX THEATER ROPPONGI
16:00 OPEN 16:30 START
夢を抱き、17歳で来日したという行動力や、流暢な日本語も特筆すべき彼のキャリアだが、メイクにも強いこだわりを持っているそう。日本語への意欲からも、その探究心の強さを感じさせるが、メイクにも同等に情熱を注いでいる。
メイクが得意!可愛くなれる簡単テクニックを伝授
― メイクがお上手ということでも注目されているニコラスさんですが、メイクのポイントを教えてください。ニコラス:新曲の「Freeze」では眼力を意識しています。自分の目の形を研究しながら、一番強さが出るようなアイメイクにしました。
― メイク道具もたくさんお持ちですが、女性に向けて可愛く見えるメイクのポイントをお願いします!
ニコラス:万人に通用することは難しいと思いますが、その人の目の形、顔の形に合わせながら「どういう印象を与えたいか」を意識したらいいと思います。僕の場合だと「Freeze」では、強さや自信を表現したいのでキリッとした印象に仕上げています。優しさや可愛さを出したいときには、暖色を使ってふんわりさせてみるなど、ゴールを目指してメイクをすることが大切です。男性ウケを狙うなら、さり気ない感じがいいかと思います。
― 具体的なテクニックでいうと?
ニコラス:ふんわりとしたキレイなグラデーションは男性に好まれるかと思います。アイシャドウを塗るときは、丸めのブレンディングブラシで、濃い色から薄い色を塗っていくとキレイなグラデーションに仕上がりますよ。気になっている相手をドキドキさせたいときには、印象を濃く与えるメイクもいいかもしれませんね。
― 参考になります!ベースメイクのおすすめテクニックはありますか?
ニコラス:シェーディングやハイライトで陰影をつけて、立体的に見せるコントアリング・メイクが流行っていますが、やはりシェーディングはすごく重要ですね。頬骨を出すような感じに、ハイライトで濃さをつけていくと顔がシュッとして見えますよ。特にあまり汗をかかない秋冬はメイクをしやすい季節。シェーディングやハイライトをうまく使うことで、ベースメイクからゴージャス感を出すことができます。
― では、メイク通のニコラスさんがおすすめするこの秋冬のカラーは?
ニコラス:今季はえんじ色やれんが色など、霞んだ茶色が入った赤のカラーをよく見ます。ですが、印象的な目元にしたいときにはリップの色をおさえたり、反対に唇をセクシーに見せたいときには目元をあえて薄めのブラウンにしたりと、強弱をつけることが大切。僕も「Freeze」のメイクでは、目元をくっきりさせているので、あえてヌード系の落ち着いたリップカラーを選んでいます。
― 日頃からメイクはご自身で施されているのでしょか?
ニコラス:メイクさんにやっていただくこともありますが、自分でやることも多いですね。「楽しい」というのも一つの理由ですが、何よりも落ち着くんです。本番前にメイクに集中することで、パフォーマンスに対する心配が和らぎ、精神統一されます。
レーベル移籍後第1弾「Freeze」にハマる人続出
― クールなメイクも素敵な「Freeze」ですが、この曲はどのような楽曲になっていますか?ニコラス:半年くらい前から、ヒットメーカーのジェフ・ミヤハラさんとブレインストーミングを経て、どういう作品にするか、どういうテーマで何を表現していくかというところから制作に携わりました。そしてテーマ、キーワードになったのが「愛の闘争心」や「恋の醍醐味」。誰もが感じてきた恋愛における葛藤や、伝えたい思いが伝わらないもどかしさ、そういった心の中の苦悩を描いています。歌い出しはウィスパーで始まり、盛り上がっていくにつれて裏声で歌うファルセットに。サビは刻むように、地声で叫びあげる感じで歌うなど、恋愛の物語を歌詞だけではなく、歌唱法やサウンドでも表現しています。音楽の楽しみ方は人それぞれですが、サウンドも歌詞も、どこからでも楽しんでいただけると思います。
― レーベル移籍後第1弾という点でも思い入れが強いのでは?
ニコラス:そうですね。17歳で来日して、21歳でメジャーデビュー、そこから3年が経ちましたが、自分の人生の基盤になるような貴重な経験をたくさんさせてもらいました。いただいた応援を「Freeze」、そして11月30日にリリースするアルバムを通して返していき、リスナーの皆さんに夢を与えていくことができれば嬉しいですね。
― 「Freeze」の反響はいかがですか?
ニコラス:応援していただいているファンの方はもちろん、盛り上がってくれていますし、ライブでもサビの「Freeze」というところでは、皆さんが一緒に「Freeze」ポーズをとってくださいます。商業施設でのフリーイベントで、通りすがりの方が足を止めてくれて、最後のサビではポーズをしてくれているのを見ると嬉しいですね。年齢や性別に関係なく、幅広い方に楽しんでいただけていると実感できます。ブログやTwitterでも「Freeze」をきっかけに「ファンになった」というコメントをいただいていて、ありがたいです。僕自身も「Freeze」とともに、もっと高みを目指して、楽しんでいきたいと思っています。
17歳で来日 日本で歌手になることを決めた理由
― 日本で歌手になるという夢を持って、17歳にして来日されたニコラスさん。決断力が必要だったかと思いますが、当時どのような思いがあったのでしょうか?ニコラス:決断力が要りましたが、17歳の世間知らずで、何も分からない状態だったからこそ、来日できたんだと思います。小さい頃から母親に言わせれば「歩けないのに、走ろうとする」子どもだったそうです。とにかく日本で歌手になりたいという夢だけを追って日本に来ました。もっとよく考えてくればよかったのかもしれませんが、そうしていたらきっとビビって、身を投じて夢を追いかけることはできなかったかもしれません。なので、当時の自分の幼さに感謝しなければいけない部分もあります。今の自分は、まさに17歳の自分が望んでいたものです。日本語に出会い、日本語の魅力にハマり、日本語に導かれ、東京で暮らして7年目。今の環境に感謝して、この先もがんばっていきたいですね。
― 日本語に出会ったきっかけやどのような点に魅力を感じたのでしょうか?
ニコラス:14歳の頃、学校の外国語の授業のひとつとして触れたのがきっかけでした。その頃から日本語の勉強をはじめて、その中でJ-POPに出会い、日本語で歌われる音楽に感銘を受けました。もともと音楽は好きでしたが、日本語と音楽という好きなものへの気持ちがひとつになって、初めて人生をかけてでも追求したい、叶えたい夢に出会えたんです。
困難と転機となった出来事
― 日本に来てからはどのような困難がありました?ニコラス:何の当てもなく30日間のパスポートだけで日本に来て、いろんなレコード会社や事務所に飛び込みで「歌わせてください」と回ったのですが、全然ダメで…。ビザがなかったこともあって落ちまくったのですが、今考えてみれば当然ですよね(笑)。ですが、それも含めて、手を差し伸べてくれた方に出会い、ビザを取得し、少しずついろんな仕事をさせてもらえるようになりました。「のどじまんTHEワールド!」や「東京ランウェイ」、舞台の役者もやらせていただき、一つひとつ、夢がつながっていきました。
― ご自身の活動の中で転機になった出来事を教えてください。
ニコラス:やはり一番大きな出発点と言えるのが「のどじまんTHEワールド!」。2011年6月の第1回で3位になり、特別番組としてゴールデン帯に放送されるようになってからも出演させていただいています。ありがたいことに優勝をいただいたこともあり、たくさんの方に僕のことを知っていただけた機会となりました。ラッキーなこととも思いますが、それを叶えてこれたのは、たくさんスタッフさんのおかげ。ビッグになって恩返ししていかないとですね。
ニコラス・エドワーズってどんな人?プライベートに迫る!
― オフの日はどのようにお過ごしですか?ニコラス:この前のオフはハロウィンに向けて、かぼちゃを彫ってジャックオーランタンを作りました。久しぶりに作ったので、出来栄えに少しがっかりでしたが(笑)。季節の行事が好きで、日本に来てからは毎年豆まきをやっています。自然が多い中で育ったこともあり、高尾山や鎌倉などに行き、自然に触れることも好きです。歌う予定がないときには、友達と飲みに行き、おいしいご飯とお酒をいただくこともあります。
― メイクがお上手なニコラスさんですが、好みのファッションを教えてください。
ニコラス:最近ハマっているのは、オーバーサイズのコートです。以前は細身のものが好きでしたが、最近は少しゆったりとしたものやシルエットが独特なものが好きです。ベーシックなトレンチコートにダボッとしたインナーを合わせて、一捻りチョーカーを入れてみるとか。いい意味で期待を裏切るようなファションが好みです。また、ファッションも芸術の一つなので、作品に寄せて衣装を合わせていきたいという思いもあります。
― 恋愛を歌った「Freeze」ですが、好みの女性のタイプは?
ニコラス:何かに一生懸命な女性が好きです。僕自身、自分の人生の中で思い描いている理想の自分がいるのですが、同じように「こういうふうになりたい」とイメージを強く持っている女性に惹かれます。
これからの夢と、夢を叶える秘訣
― ニコラスさんのこれからの夢をお聞かせください。ニコラス:自分のためにも、ファンのためにも、応援してくれる周りのスタッフ、家族や友達、そういった方々のために実績を残していきたいと思っています。それは決して数字という意味ではありません。より多くの方の心に触れられるようになりたいです。そして、日本で活動させてもらっている外国人の1人として、国際的な架け橋といえる存在になれたらと思います。日本人とアメリカ人、簡単に区切りをつけてしまうこともあると思いますが、人間の芯にあるものは共通しています。僕自身、アメリカ人なのですが、知り合って仲良くなるうちにアメリカ人だということを忘れられてしまいます(笑)。活動を通して、日本とアメリカの架け橋になりたいです。
― 最後に、ニコラスさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
ニコラス:今を楽しみ、幸せなことを追いかけることだと思います。僕も17歳のときに日本に来て、これまでにいろんな苦悩や葛藤、不安、心配がありましたが、それがすべて夢に続く道のりだとすれば、それすらも愛おしく、愛さなきゃいけない過程なのではないかと思います。小さなことをあんまり考え込まず、幸せだと感じることを探して、それをどんどん追求していく。僕にとって好きなことは歌うこと。ステージに立つまでにはいろんな準備があり、それらは大変なこともありますが、僕の歌を聴いてくれる方がいて、かけあいもすごく楽しくて…。その瞬間を味わうと、辛かったことも楽しく思えます。人生をかけてやりたいことに出会い、ひたすら幸せを追いかけていれば夢は叶うと思います。
― ありがとうございました。
インタビュー中、彼が何度も口にしていたのは「夢」と「感謝」。大きな夢を叶え、さらなる夢に向かうニコラスは、いつだって感謝の気持ちを忘れてはいない。瞳の輝きは、日本で歌手になるという夢を抱き、日本へやってきた17歳の少年のままだ。活動開始から6年。その6年間の結晶でもある「Freeze」を引っ提げ、日本とアメリカの架け橋になるべく、走り続ける。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社ポニーキャニオン
ニコラス・エドワーズ プロフィール
愛称:ニック国籍:アメリカ
出身地:オレゴン州ポートランド
生年月日:1992年7月31日
特技:乗馬(乗馬歴13年)・日本語能力試験1級
身長:186cm
血液型:AB
1992年7月31日、米国オレゴン州ヒルズボロに生まれ。大自然に囲まれて育つ。父親がミュージシャン(ギタリスト)をしていた影響で、幼い頃から歌手になることを夢見ていた。13歳のとき、外国語の授業で日本語を選択し、夢中で勉強するうちに、日本語の持つ独自性や面白さに強く惹かれていく。
2010年日本語弁論大会で1位となる。有名大学からの勧誘を受けるも、卒業式の翌日となる同年6月13日、17歳にして来日。2011年6月には「世界一日本の歌がうまい外国人」を決める日本テレビ系「のどじまんTHEワールド!」(第1回)への出演で話題に。
2016年にはポニーキャニオンよりメジャー活動開始。同年10月19日、移籍後第1弾シングルとなる「Freeze」をリリース。11月30日待望のニューアルバム「GO EAST」「GO WEST」日本語盤と英語盤同時リリース。
コンサート告知
12月3日(土)「MOTION 2016 CHRISTMAS CONCERT~Silent Night with Nicholas Edwards~」EX THEATER ROPPONGI
16:00 OPEN 16:30 START
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