佐々木希「挑戦するのが怖かった…でも今やらなきゃと思った」モデルプレスインタビュー
2015.09.04 08:00
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女優の佐々木希(27)がモデルプレスのインタビューに応じた。初舞台『ブロッケンの妖怪』を10月に、そして来年は映画3本の公開を控える。これまでモデルとして絶対的な人気を集める一方で、女優としては厳しい評価を下されることも多々あった。それでも前を向き、全力で“女優”にぶつかってきた成果は確実に見えはじめている。
飽くなき向上心
本人は決して手応えを感じているわけではない。「自分で自分の演技を見ると、粗ばかりが気になってしまう。セリフ回し、間のとり方、声の出し方。毎回、作品の完成までに時差があるので『今だったらもっと違うお芝居ができるのに』と悔しさばかり湧き上がってきます」。それでも周りからは「『見たよ、良かったね』と言ってくださることが増えました」と笑みをこぼし、「このお仕事は自分で成長しているっていうのは、わからないし言えないんだと思います」と謙虚に話す。初めての挑戦
“女優・佐々木希”が板についてきた。このタイミングでの初舞台も何かの縁だろう。「これまでも舞台のオファーがなかったわけではないんです。でも挑戦するのが怖かったし、まだそのレベルではないと思いました。それを言ったら今もそのレベルではないですが…。でも今、挑戦しないとダメな気もしました。どんどん年齢を重ねていくと、初めてのことに挑戦しづらくなるのかなって。今やりたい、いや、今やらなきゃ!と強く思いました」。未知なる世界に期待と不安を抱いているようだった。正反対の役への興味
お芝居の魅力にどっぷりハマっている佐々木。もうすぐ30歳、演じられる役の幅もきっと広がってくるだろう。「どんな役でも私はウェルカム。キャバクラ嬢もやりましたしね。あえて言うなら素朴な役をやってみたいです。ノーメイクでずぼらな役とか。モデルではやっぱり綺麗な感じを見せるので、その正反対な役がやれたらいいなって思います」。新境地への姿勢は貪欲だ。女優業で活きた経験
モデルでは長年にわたって圧倒的な輝きを放つ。モデルで培った経験が女優業に活きることもあるようで「着替えがめちゃくちゃ早い(笑)。それは本当によく言われます。あと男性がいても気にしないタイプなので、どこでも着替えちゃう。ファッションショーでの着替えって想像以上にすごいので(笑)。もっと気にしないとダメって言われますけどね」とお茶目に笑っていた。成長を続ける“モデル・佐々木希”
佐々木は9日発売の雑誌『an・an』(マガジンハウス)で表紙を飾る。同号では「今、欲しいのはおしゃれ美乳」と題された美乳特集が展開され、佐々木は下着姿も披露する。モデル業は変わらず順風満帆。佐々木は「表情の作り方は、お芝居をはじめてさらに引き出しが増えたと思います。恋する顔、切ない顔など、意外と誌面でしている表情にはシチュエーションがあることが多くて、自分にとってプラスになっていることを実感します」と嬉しそうに話していた。(modelpress編集部)佐々木希(ささき・のぞみ)プロフィール
生年月日:1988年2月8日/出身地:秋田県/身長:168cm/血液型:AB型2006年芸能界入り。以降、モデルを中心に活動の幅を広げ、2009年には人気携帯小説を映画化した『天使の恋』で映画初主演。その後は女優として多数の作品で活躍。近年ではドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系/14)、ドラマ『黒服物語』(テレビ朝日系/14)、映画『呪怨-終わりの始まり-』(14)、『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(15)など話題作に出演。ほか映画『縁(えにし)~The Bride of Izumo~』(16年春公開予定)、映画『カノン』(16年5月公開)、映画『星ガ丘ワンダーランド』(16年公開予定)、さらに初舞台『ブロッケンの妖怪』(15年10月30日~)などを控える。
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