『ドクター・フー』10代目ドクターを演じたデヴィッド・テナントの幻の企画が復活か
『SHERLOCK シャーロック』のマイクロフト・ホームズ役でも知られるマーク・ゲイティスは、脚本家として、また俳優として、これまでに数多くの『ドクター・フー』のエピソードに関わってきた。しかし、デヴィッド・テナントが演じた10代目ドクターのために彼が執筆した物語の中には、一度も映像化されずに「お蔵入り」となった幻のエピソードが存在する。その未公開エピソードが、今、異なる形で世に出る可能性が出てきた。ゲイティス本人が、英Radio Timesに対し、その詳細を明かしている。
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第一次世界大戦からナチスへ!「自殺展覧会」の衝撃的な変遷
ゲイティスが2000年代後半に執筆し、「しばらくの間、制作寸前だった」ものの、結局実現しなかった『ドクター・フー』のエピソードのタイトルは、「The Suicide Exhibition(原題)」であるという。
「私は2つの草稿を書いた。一つは第一次世界大戦を舞台にしたもの、次にもう一つ、戦争を変えてナチスを舞台にしたものだ」と説明。この物語は、ロンドンの大英博物館を舞台にしており、ゲイティス自身が「ある種のインディ・ジョーンズ型の物語だ」と表現している。彼はこのプロットを「かなり良い」ものだと考えているようだ。
オーディオドラマ化か?「緊急の電話」を待つ脚本家の情熱
ゲイティスだけがこの物語の可能性を信じているわけではない。『ドクター・フー』のオーディオドラマ制作で知られるBig Finishが、このプロットに関心を示しているという。
ゲイティスは、いまだに物語のコピーを持っているとしながらも、Big Finishとの話し合いは「すべてが非常に静かになってしまった」と現状を語る。そして、「あの緊急の電話を待っているよ!」と、熱い期待を込めたメッセージを付け加えた。
Big Finishは、ジョディ・ウィテカーのドクターとマンディップ・ギルのヤズ、そしてクリストファー・エクルストンのドクターとビリー・パイパーのローズといった、複数の『ドクター・フー』関連プロジェクトをすでに抱えているため、現時点では新たな企画の進行が滞っているのかもしれない。
『ドクター・フー』の最新シーズンはDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Digital Spy
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Photo:Instagramアカウント@bbcdoctorwhoより
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