『ハウス・オブ・カード 野望の階段』ロビン・ライト、最終話で一つ後悔したこととは
Netflixの政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で、主人公フランク・アンダーウッドの妻クレアを演じたロビン・ライト。ファイナルシーズンの最終話で監督も務めたロビンが、一つ後悔していることを明かした。米Entertainment Weeklyが報じている。(※本記事は『ハウス・オブ・カード 野望の階段』シーズン5&6のネタばれを含むのでご注意ください)
『ハウス・オブ・カード』は、国務長官の座を約束されていたフランク・アンダーウッド(ケヴィン・スペイシー)が大統領と首席補佐官に裏切られ、復讐に燃える彼の陰謀と策略がサスペンスフルに描かれるシリーズ。
フランクは順調に計画を実行に移し、最終的に米国大統領になったが、演じるケヴィンが過去に起こした複数のセクハラ疑惑により、シリーズを解雇される事態に。これを受け、ファイナルとなるシーズン6では、主役がフランクからクレアに交代になっている。
そして、クレアは米国初の女性大統領となるのだが、米PeopleTVのウェブシリーズ「Couch Surfing」のインタビューに応えたロビンが、監督を務めた最終話について後悔が残る点が一つあると明かした。「監督として番組を締めくくることができて、すごく光栄だった。だけど、クレアが正式な手順で大統領候補として指名されていたらもっとよかった。そうすれば世界に向けて、"ほらね。女性が大統領になるのは可能なのよ"と突き付けることができたのに」
シーズン5のラストでフランクが大統領を辞任し、シーズン6では副大統領だったクレアが自動的に大統領へ昇格。ロビンは、選挙で国民に選ばれた初の女性大統領を演じられなかったのが心残りだとコメントした。
また、映画界を拠点に活躍していたロビンは、当時、まだメインストリームではなかった配信サービスのドラマシリーズに出演することに躊躇。単に華を添えるだけの政治家の妻役なら演じたくないと制作側に訴えたという。すると、監督・製作総指揮のデヴィッド・フィンチャーが、「『ハウス・オブ・カード』は配信サービスにおける革新的なシリーズになり、クレアも非常に複雑なキャラクターになっていく」と約束してくれたため、出演を引き受けたとも語った。
本作はシーズン全話を一度に配信した初のドラマシリーズとなり、現在では当たり前となったスタイルを確立した作品だと言えるだろう。各賞を総舐めにした『ハウス・オブ・カード 野望の階段』はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:
Netflix『ハウス・オブ・カード 野望の階段』
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