

『クリミナル・マインド』A・J・クックの降板&復帰劇
今年2月に幕を閉じた大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』でジェニファー・ジャロウを演じたA・J・クック。シリーズではお馴染みの顔だが、一度降板&復帰を経験している。なぜ、そのような事態が起きたのか―。A・Jの思いとは―。米The Thingsが伝えている。
シリーズを通してずっと出演していた彼女だが、シーズン6の冒頭で一度姿を消すことになったが、それはA・Jの意思ではなかった。共演者がインタビューに応じ、「友だちをクビにされるのは最悪だ」と断言していたのだ。「誰がその決断を下したのかは分かりませんが、共演者という家族の誰かが打ちひしがれていることは知っています。これは仕事なんだということを強く意識させられ、必要とされれば引き留められ、必要でなければ解雇される。そして、彼女は必要じゃない!と判断した人がいたようですが、それは個人的には悪い判断だと思います」
そんな中で製作側はどういう思いだったのだろうか。「スタジオが何を望んでいたのか、(エミリー・プレンティス役の)パジェット・ブリュースターやA・Jの件のように、自分が何をすべきだったのか理解できていない。ある日いきなり電話がかかってきて"X とY とZを降板させて欲しい"と言われて、私は"なぜ?"と戦った。でも、キャストは作品のためにいるのではなく、テレビ局のために存在する」と述べ、コスト、視聴率、クリエイティヴな問題のどれを基準にしたのかは不明だが、この解雇は放送局の判断だったようだ。
だが、この降板劇にファンから反発の声があがる。A・Jは「ファンからの応援には本当に感動しました。ファンは私に気持ちを伝えてくれたし、(放送局の)CBSにも伝えてくれたと思います」と語る。そして、シーズン6の最後の最後に姿を見せ、シーズン7で正式にカムバックを果たした。
その突然の解雇から復活するまで、A・JはTVや映画に出演し、精力的に仕事をしていた。そして、家族と一緒にいる時間は彼女にとって重要であり、降板劇のトラウマを克服するのに良い機会だったという。
A・Jはその時のことをこう話している。「彼氏との別れのような感じに似ています。どこからともなく起こったようなところが似ていますね。そして、それは(別れの時に言われるようなセリフ)"君が悪いのではなく、自分のせいだ "のようなものでした。ジェットコースターのように(登ったり落ちたりする)気分だったけれど、一歩ずつ足を前に出してその時は進むしかなかったのです」と語っている。
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(c)ABC Studio
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