『フレンズ』モニカの元夫、ストーリーに影響を与えていた!?
大人気ドラマ『フレンズ』のモニカ役で知られるコートニー・コックスとかつて結婚していたデヴィッド・アークエット(『スクリーム』シリーズ)が、自分が同作のストーリー展開に影響を与え、あるキャラクターのモデルになった可能性を語っている。
1996年に始まった『スクリーム』シリーズで出会ったコートニーとデヴィッドは、1999年から2013年まで結婚していた。デヴィッドは俳優一家であるアークエット家の出身だが、レスリングへの情熱が高じて2000年にプロ・レスリングの世界へ進出。WCW世界ヘビー級選手権で優勝したこともある実力の持ち主だ。
一方の『フレンズ』では、シーズン3でモニカが交際を始めたコンピューターの天才である富豪ピート・ベッカー(『アイアンマン』『スパイダーマン』シリーズのジョン・ファヴロー)が、エリートの道を捨ててUFC(総合格闘技)の選手になることを決意する展開となっていた。
そのプロットについて、英Digital Spyのインタビューに応えたデヴィッドが、ピートというキャラクターは自分がインスピレーションの源になっていると思うと発言。「(『フレンズ』の)脚本家は、いつもキャストの私生活からちょっとしたことを選んで、物語に組み込んでいたんだ。毎回、少し設定を変更して、例えば誰かが妊娠するのに苦労するとかね。僕とコートニーは何度も不妊治療を受けていたから、それがストーリーに盛り込まれたんだ」とコメント。脚本家はキャストの私生活を詳細に把握していて、そういった出来事をアレンジしたり、当人以外のキャストが演じるキャラクターの物語にしていたとのこと。
そして、ピートがデヴィッドと同じWCW(現WWE)ではなくUFCの選手になった理由について、「当時は総合格闘技の人気が大きくなり始めていたからね」と答えたデヴィッド。『フレンズ』では、ピートが試合でボコボコにされる姿を見ていられないとモニカが別れを切り出す展開となっているが、実生活でもコートニーは試合でデヴィッドが大怪我をしたり、最悪の場合は命を落とす可能性があるとしてレスリング選手になることに反対していたそうだ。
デヴィッドがレスラーデビューしてから20年が経ち、いかに彼が選手として成長していったかが描かれるドキュメンタリー映画『You Cannot Kill David Arquette(原題)』が、本国アメリカでこの夏より配信されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:
デヴィッド・アークエット&コートニー・コックス
(C)REBECCA BLOOM/FAMOUS
『フレンズ』
(C)Warner Bros. Entertainment Inc.
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