“整形YouTubeが人気”歴20年キャバ嬢・椿そら、包丁が送られてきて警察沙汰&ニュースに 酒乱でクビ、事故、アンチ…波乱の人生をプラスに変える力【モデルプレスインタビュー】
2025.07.17 19:00
東京・銀座「ジャングル銀座」で人気キャストとして活躍する椿そらにインタビュー。20年間夜の世界で活躍し続ける彼女のターニングポイントとなったことや恐怖だったエピソードを聞いた。
キャスト歴20年の椿そらとは?
18歳のときにスカウトされて夜職を始め、現在では20年のキャリアを誇る椿。美を追求し続ける意識の高さと強い信念を持つ彼女は、どの店舗に行っても圧倒的な存在感を放つ。20年で培った唯一無二の魅力は各所から注目を集め、「関西コレクション」やABEMAで配信中のバラエティ番組「CHANCE & CHANGE(チャンスアンドチェンジ)」にも出演している。自身のYouTubeチャンネルでは整形のダウンタイムやすっぴん姿までも赤裸々に公開。さらに美容液の開発にも携わるなど、豊富な知識を活かして美容分野でも精力的に活動している。
椿そら、酒乱でクビになった過去
― まずキャバクラで働き始めた経緯を教えてください。椿:夜を始めて20年になるのですが、18歳の頃に大学の友達と埼玉の川越を歩いていたらスカウトされたのがきっかけでした。友達は体験入店をしたことがあったけど、私は1回もしたことがなくて、最初は怖いイメージがあったので入りたくなかったんです。でも友達に「大丈夫だよ」と言われて、若気の至りで乗っかって体験入店をしてみたら、普通の時給よりはもちろん高かったし、定額で働くより自分が頑張った分のお金が入ってくる方が自分も成長しやすいと思ったので、本格的に働き始めました。最初は週3日の出勤だったのですが、頑張りたくなって週5~6日に増やし、大学にもちゃんと通って奨学金を払いながら両立していました。
― これまでのキャリアでターニングポイントとなったことは何ですか?
椿:20年もやっているので何回もあるのですが、1つ目は歌舞伎町に出てきたことですかね。18歳から埼玉のキャバクラで1年働いて、19歳のときにお姉ちゃんのように慕っていた人が歌舞伎町の「azian club」に移籍するということで、私も金魚の糞みたいに付いていきました(笑)。でも1年経った頃に酒乱でクビになって…。そのときに他責にせず、クビにされた恨みではなく、自分が何が悪かったかという反省点を踏まえてその人に認められるようにならなければという考えを持てたので、次のお店で1から頑張ることができました。
もう1つはYouTubeを始めたことですね。当時はYouTubeをする人が今みたいに多くなかったので、キャストとしては初でした。実はYouTubeを始める少し前に週6出勤、毎日アフターで5件ハシゴなど、すごく頑張っていた時期に下半身不随になるかもしれないレベルの大きな事故に遭いました。この経験があって、このまま体を酷使していくといつか自分が滅びるなと感じて、好きなこの仕事を続けるにはどうしたら良いかなどいろいろ考えていたときに、ちょうどYouTubeの話をいただいて挑戦することにしました。私は当時から整形をオープンにしていたのですが、みんな鼻はもちろん二重整形も公表しないくらい整形を隠していた時代だったので、誰かが発信しないと周りも発信できないなと思いました。韓国では誕生日プレゼントに整形とかもあるくらいなので、当たり前になれば違和感を持たないじゃないですか。でも当たり前にするには違和感を乗り越える必要があって、その違和感を取り除くのにも第1歩を踏み出す人が必要だから、私がやろうかなと思いました。
― 発信することへの怖さはありましたか?
椿:怖いか怖くないかと言われたらもちろん怖さもありました。でも1番初めに何かをやることが好きで、最初という事実は誰も覆せないですし、後から追い抜かれたりはするかもしれないけど、2番目でも3番目でもない。そこが大きかったですね。発信したことによっていろいろな人から注目を浴びるようになり、整形を叩かれることもあったのですが、それ以上にお金も儲かったし、知名度も上がりました。事故に遭ったときに、慰謝料をもらってしまうと宝くじみたいなもので、あぶく銭で生活できて頑張れなくなると思ったので、もらわなかったんです。痛い思いはしたのですが、だからこそ自分の力でそれ以上に稼ごうという気持ちがありました。その結果、保険で降りるお金よりもはるかに稼げたので、そういう意味では発信してよかったなと思っています。
椿そらの「悲しみを乗り越えた方法」
― キャバクラを始めてから1番恐怖だったエピソードを教えてください。椿:私はスリルが好きなので恐怖を感じることがあまりなくて、でも包丁が送られてきたときは「何これ」とは思いました(笑)。包丁が送られてきたときは1回警察沙汰になってニュースにもなりましたが、本当に刺す気があるなら刺しに来ていると思ったのであまり動揺しなかったです。多分私は魂がスリルに寄っているタイプで、ドキドキするのも楽しめちゃいます(笑)。
― これまでの人生で壁にぶつかったこともあったかと思います。そのときの「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。
椿:ぶつかって考えることかな。壁と言うと高い壁みたいなイメージを持っている人が多いと思いますが、小さな壁を乗り越えて行けば、大きな壁が来ても多分乗り越えられると思うんです。小さな壁を避けて通っても緩やかな道がずっとは続かないから、それだと一生飛び越えられないじゃないですか。例えば1段の跳び箱だったら飛び越えられるけど、それを避け続けていきなり10段は絶対飛び越えられないですよね。目の前に起きた辛いことにちゃんと向き合って、自分にとって成長に繋がることを考えたら、少しづつ小さな壁にぶつかっていった方がいいと思うはず。正しいか正しくないかは関係ないんです。ぶつかった方が反省点も生まれるし、それがたとえ失敗だと思っても、「失敗は成功のもと」ということわざの通りだと思います。考えることができるとプラスには絶対になるので、私はことわざなどを見て、乗り越える努力をしています。
椿そらの「夢を叶える秘訣」
― 最後に夢を追いかける読者に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。椿:夢を大きいものと捉えずに自分に必要なことを見つける。私自身、特に大きなことを絶対やろうという夢を持たないように生きています。もしその夢が叶わなかったり、夢のために努力しても達成できなかったりしたら辛いじゃないですか。キャバクラ生活20年を振り返ったら、YouTubeを始めたことで得られたことや、やってみたいなとピンとくるものは絶対にあって、そういうことに挑戦してみて、そこから夢というよりは自分は何がやりたいか、合う合わないを見つけることが大切かなと思います。
常にアンテナを張るようにしていたら興味が湧くことが見つかるので、それを突き詰めていけば夢になる。小さい頃はケーキ屋さんになりたいという夢があったとしても突き詰めて考えないですよね。でも大人になるとリアルが見えてきて、夢という大きいもので考えてしまうので、結局ケーキ屋さんにならないことも多い。でももっとフランクに自分には何を求められているのだろうという考えを持っていた方が生きやすいのではないかなと思います。
― 貴重なお話をありがとうございました!
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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