アイドル活動も経験・歌姫りか、“10年間のキャバ嬢人生”振り返る 人見知りでも続けられた理由は<モデルプレスインタビュー1回目>
2025.04.21 18:00
中洲「BARCELONA桃李」の歌姫りかが、10年間のキャバ嬢人生で学んだこととは?お酒との向き合い方、人見知りでも売れる接客術、そして夢を叶えるために大切なこと。彼女のリアルな言葉に迫る。【インタビュー全2回の1回目】
不安を抱きながらもキャバ嬢として10年目に
― まずはキャバ嬢として働き始めるまでの経緯を教えていただけますか?歌姫:夜職を始める前は、2か月くらいニートだったんです。でも車のローンもあり、すぐ稼げるようなバイトをしようと思いキャバクラにたどり着きました。私は北海道出身なんですが、その当時働いていたお店を辞めようと思ったタイミングで、バルセロナグループの「Leicester」から、オープンメンバーとしてお誘いのDMを頂いていたんです。バルセロナグループはすすきのでは超有名だったし、一度自分の実力を試してみようかなと思い、入りました。
― キャバクラを始めるにあたって不安は感じましたか?
歌姫:ありましたね。そもそも性格的に人見知り。初めて会った方と話したり連絡先を交換するのに抵抗がありました。働くのもオープンメンバーじゃなきゃ嫌で、「BARCELONA桃李」もオープンから働いています。最初は全然乗り気じゃなかったのに、気づけばキャバクラ人生が10年になりましたね(笑)。
― なぜ10年続いたと感じますか?
歌姫:他の仕事ができないというのもありますけど、なんだかんだキャバクラで働いていて良かったなって思えるからだと思います。お金が貯まるのはもちろん、このお仕事をしていなかったら出会えていない方がいっぱいいるので。
― お仕事に対する意識も変わりましたか?
歌姫:22歳の頃に初めて売上上位に入り、周りからの見られ方を少しずつ意識するようになっていきました。でも最初はやる気が無かったから、売れ始めたのは遅かったですね。
歌姫りか「親孝行もできる仕事」
― 今のお仕事はどのような部分にやりがいを感じますか?歌姫:中学生の頃にアイドル活動もしていたんです。目立つのは好きなので、ファッションショーに出演できる機会があるのはやりがいにつながりますね。ファッションショーに家族を招待することもできて、そういう意味では親孝行もできるお仕事だなと感じます。
― 逆にお仕事の悩みはありますか?
歌姫:お酒が強そうに見られるんですけど、あまり強くなくて。売上のことも考えると、もうちょっと飲めたらなと思います。二日酔いにもよくなっちゃいます。今はノンアルホステスも増えてきていますが、自分には無理なんじゃないかなって思っちゃいます。お酒を飲まずに稼ぐってすごいですよね。
― これまでの人生で、ターニングポイントとなった経験などがあれば教えてください。
歌姫:夜職を始めたとき、親には反対されました。せめて昼職もやりながら夜職やりなさいって。でも言うことを聞かずに続けて、そこから一人暮らしを始めたんです。自立したことで、少しずつですが仕事に対して責任感も持てるようになり、売上も上がっていきました。夜職をやるからには、ちゃんとやろうと思うようになったんだと思います。ちゃんと稼げているし、今では家族も頑張りなさいって応援してくれています。
歌姫りかの挫折を乗り越えた方法
― りかさんがこれまでの人生の中で、挫折や辛いと感じた経験はありますか?歌姫:一度、売上を出さないといけないプレッシャーで、お酒に逃げちゃったことがあるんです。酒癖が悪くなって、いろんな方に迷惑かけちゃいましたね。自分のせいではありますが、お客様も離れていってしまい、そのときが一番後悔しています。
― やけ酒のように?
歌姫:そうですね。売上のことばかり考えちゃって、無茶な飲み方をしていました。当時はすすきので働いていたんですけど、めちゃくちゃ怒られましたね。そのときにハッとして、次にやらかしたら、もう後がないなって。
― 辞めようとは思わなかった?
歌姫:まったく思いませんでした。仕事自体は楽しくて好きだったし、ほかの仕事ができるとも思っていなかったので。だから今の仕事を続けていくためにも、無茶な飲み方は辞めました。そこから売上もちょっとずつ良くなっていきました。
― 働いて人見知りの性格は変わりましたか?
歌姫:変わらないですね。ただ、初対面の方とも悩まずに喋れるようにはなりました。最初の頃は、どんな会話をしたらいいんだろうって悩んでいましたが、働いていくうちに考えずに話せるようになりました。プライベートはめっちゃ人見知りですが(笑)。
歌姫りかの夢を叶える秘訣
― それでは最後に夢を追いかけているモデルプレス読者へ、りかさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。歌姫:礼儀はすごく大切だと思います。当たり前のことですが、挨拶をしっかりしたり、態度も周りから見られていることを意識したり。自分では気づかないことも多いですが、周りに素敵な人がいれば真似してみるのがいいと思います。
― 確かに元気に挨拶する人は印象がいいですね。
歌姫:そうですね。あまり参考にできる人がいないなら、周りの人の良くない行動を、自分もしていないか気をつけるのもいいと思います。それだけで、周りからの見え方も変わっていくはずです。
― ちなみに今の夢は?
歌姫:まだ具体的には決めていないんですが、将来お店を経営したいと思っているんです。いろんな方と繋がることができるのも、このお仕事の良さだなと感じます。
― ありがとうございました。
売上のプレッシャー、酒癖の悪化、人見知りの性格——さまざまな壁にぶつかりながらも、歌姫りかはキャバ嬢としての道を切り拓いてきた。彼女が語った「夢を叶える秘訣」は、シンプルだけど誰にでも実践できること。成功は一瞬ではなく、日々の積み重ねの中にある——そう彼女は改めて教えてくれた。(modelpress編集部)
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