人気アイドル、元メンバーから夜の誘いも ファン激減した今の思いと未来を語る モデルプレスインタビュー
2015.10.14 02:17
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渋谷系ガールズファッションポップユニット・GALDOLL(ギャルドル)が、13日に放送されたフジテレビ系「そんなバカなマン」に出演。メンバーが相次いで失踪・脱退を繰り返し、2011年始動時の初期メンバーは全員離脱、ついにGALDOLLは2人体制となった。それに伴いファンも激減し、現在はファンも2人に。そんな彼女たちがモデルプレスの取材に応じ、過去に起こった出来事を激白、さらには現在の心境、今後の野望も語ってくれた。紆余曲折を経た今思うこととは―。
メンバー大量失踪の“GALDOLL”とは?
GALDOLLは、世界最大級のGALユニット「渋谷GAL’s」から誕生したティーンズギャルアイドルユニット。2011年3月に、RYOKA、JUNO、NANAHOの3人で結成され、「セトルリン」で電撃デビューを果たした。しかし2012年12月に行われたライブ終了後にRYOKAが失踪し、翌2013年2月に公式発表、2人体制となる。同年7月にANAN、SHIPITAN、AIYU、ERIKAの4人が加入しメンバーは6人に。そして10月には初期メンバーだったJUNO、NANAHOが脱退し、12月には新たにHONYOKA、TAPUMI、AYAME、KUPECHIの4人が加入して計8人となった。翌2014年2月AIYUの永久除名発表、2015年1月ERIKA失踪、3月HONYOKA脱退、4月KUPECHI無断欠席開始後に失踪、6月ANAN引退、8月SHIPITAN脱退とメンバーが立て続けにいなくなり、ついに10月現在、累計11人いたメンバーはTAPUMIとAYAMEのわずか2人となってしまった。
メンバー2人、ファンも2人
さらに、相次ぐメンバーの失踪、脱退が繰り返されたことで、2013年には300人以上いたファンが現在は2人に。一時は、日本武道館単独公演も宣言していた人気グループがなぜこのような事になってしまったのか?そして今後の活動の行く末は?残された2人のメンバーに話を聞いた。
メンバーが去った複雑な胸の内「後悔してる」
― お二人にお会いしてみて、「言うほどギャルではない」というのが第一印象なのですが…。AYAME:今に比べたら、昔はもっとメイクが濃かったです。時代も清楚になって来ているというのもあるので、変わりましたね(笑)。前はつけまつ毛を重ねてつけたりしていました。
TAPUMI:嘘でしょ?(笑)私は逆にGALDOLLに入る前の方が、メイクが濃かったですね。
― 時代の流れとともに変化しているんですね。加入してからもうすぐ2年が経ちますが、今お二人で活動していかがですか?
TAPUMI:そうですね、今まで色々ありすぎて…うーん…。でも、今は前向きに2人で頑張ってます。
AYAME:これまでメンバーがどんどん減っていって、気持ちが下がってしまうことはもちろんありました。お客さんも少なくなって…。でも、そればっかり気にしていてもしょうがないので今は2人で頑張っていくしかないな、という思いです。
― お二人とも前向きな気持ちなんですね。メンバーがいなくなっていく姿を見て、その時ご自身ではどのように思われていましたか?
TAPUMI:私は、めっちゃ怒ってました。一緒に入った同期も辞めてしまったので、どういう気持ちで辞めていくのかな?って。自分のことだけ考えている気がして。辞めたメンバーは「自分にやる気がないから、他のメンバーに迷惑をかけちゃうから辞める」って話していたんですけど、辞める前にもっと話をしていれば、私が勇気づけられて辞めなくて済んだかもしれないのに…というのは、たまに思います。
AYAME:私はもともと候補生だった時に、自分がメンバーに選ばれるとは思っていなくて。だから嬉しかったんですけど、このままやっていけるのかなっていう不安が初めの段階からあって。でもメンバーも増えて活動する中で辞めていく人たちがいて、みんな「いろいろつらい」みたいなことを言うようになって。つらいのはみんな一緒だけど、それでもみんなで一緒に頑張ろうって決めてやって来たのに、なんでそこで一人で辞めちゃうのかなって。自分だけがつらいと思ってたのかなって考えると、それはちょっと違うんじゃないかなと思いましたし、もっとみんなで話し合えば、頑張ろう!という方向に行けたかもしれないので、後悔してます。
― 活動中に、つらそうなメンバーに声を掛けたりはしなかったんですか?気を遣っていたとか…?
TAPUMI:いえ、相談を受けてました。
AYAME:「つらい」とか、みんな言い合ってました。でも今思えば、辞めた人たちの方が「頑張ろうよ!」って言っていて。私は自分に自信がなかったので、そんなみんなについて行ってたんです。正直、口ではなんとでも言えるじゃないですか(笑)。でもやっぱり理想と現実は違うので、その差にきっと心が折れてしまったんじゃないかなぁと思います。
― では、お二人は「こういうアイドルになりたい!」という強い理想はあまり持っていないんですか?
TAPUMI:グループがもっと大きくなりたい!と思って活動していましたけど、先輩が居たときはそういうことが言えませんでした。
AYAME:今の状況がひどすぎるので(笑)、今はこの状況をどうするかということでただただ頭がいっぱいです。まだ、その先は見えていないですね。まずは現状を変えないと、と思っています。
「頭が真っ白に」…元メンバーからの衝撃的な誘い 恋愛への本音
― TAPUMIさんは、引退した元メンバーから引退後に“出張デリヘル”仕事のお誘いもあったとか…。その時の心境をお聞かせください。TAPUMI:ライブ終わりで、メンバーと一緒に居たときに突然LINEが来たんです。私はまず、このワードの意味がわからなくて(AYAMEに)「ねぇねぇ、これ何だろう?」って見せて聞いたんですよ。そしたら「え!?辞めときな、絶対辞めときな」って言われて、私は何が何だかよくわからなくて…。そのあといろいろと調べて、「あぁ、こういうことなんだ」って理解しました。でも、グループを辞めてからも連絡を取っていたのに、いきなりこの話が来たのでショックでした。最初はびっくりして頭が真っ白になっちゃったくらい。やっぱり、今まで一緒に活動していたので、すごくショックでしたね…。
AYAME:よくそんなこと送れるな、と思いました。
― 他のメンバーからも何かに誘われたり、いじめを受けたりはしていませんでしたか?
TAPUMI:それは、なかったですね。
AYAME:基本的に仲は良かったもんね?
TAPUMI:うん。仲が良かったからこそびっくりしました。
― 他にも、アイドルにも関わらず「彼氏がいる」と公表したメンバーもいましたね。
AYAME:いてもいいとは思いますけど、アイドル活動は別として考えてもらいたいです。わざわざ公表する必要はない。メンバーになるからには、割り切って活動をできるかというのが大切だと思うので、やることはやってほしいです。
TAPUMI:彼氏って土日に出掛けたり会ったりするじゃないですか?でもそうすると活動と重なるので、無理だと思います。
AYAME:うん。土日に出掛けたいとか思っちゃうと、続けられないと思う。土日はGALDOLLで頑張るからと割り切って、その気持ちをずっと長続きさせることができる子だったら、活動も続けられると思います。なかなかいないと思うけど…。
TAPUMI:彼氏とか別に要らないです。
― “エース”と言われていたHONYOKAさんが抜けてしまった時は、「もう終わってしまった」という思いはありましたか?
TAPUMI:私と同い年で一番仲が良かったンバーだったので、最初に辞めると相談を受けた時は、「この子がいなくなっちゃたらどうなるんだろう」という不安でいっぱいでした。実際、卒業ライブの日には辞める実感が全然なかったんですけど、その次の週のライブにHONYOKAが居なくて、「あぁ、本当にいなくなっちゃったんだ」って実感が初めて湧いて。みんなポカーンとしてましたね。どうしたらいいんだろうって。
AYAME:HONYOKAが辞めた当時はあと2人先輩がいて、全部で4人だったんです。その後1人卒業して、また1人卒業して…。不安でした。
AYAMEは肺炎も… しかし活動を続行した理由とは
― そんな中で、今お二人が活動を続けられているのは何故ですか?体調を崩したりはしませんでしたか?TAPUMI:私はもう、この子(AYAME)がいなくなったら絶対無理だと思います。いろいろなメンバーが辞めていって、すごく心に傷があるので…。辞めないでね?(笑)
AYAME:(笑)。私は長野県出身で、高校生の頃は長野からバスで4時間かけて東京まで通っていたんです。土曜日に来て、日曜日の夜に帰るっていう生活をしていて。当時、「これがやりたい!」っていう夢だったり、興味のあるものや趣味も何もなかったんです。だからアイドルになりたかったって訳ではなかったんですけど、これがきっかけで地元から出て、東京に通うことによって何か自分の今の環境が変わるんじゃないかと思って。卒業後は専門学校へ進学するために上京して、それからずっと一人暮らしをしているんですけど、今年の3月の終わりくらいに体を壊し始めて、肺炎になってしまって…。けど、ライブには出なきゃいけなかったので、ずっとライブに出ていたんです。
― え!?患いながらライブに出ていたんですか?
AYAME:そうです。実はドクターストップもかかっていたんですけど、言えなくて。ライブ終わりには過呼吸になったりして、咳は酷く熱も39℃台、夜もずっと眠れませんでした…。それでも病院にずっと通いながら学校も行っていて、これ以上やったら肺に穴が開いてしまって入院生活になるので、「さすがに休め」と言われて。5月に1ヶ月間GALDOLLの活動を休止させてもらいました。
― では3月の終わりから5月までは休みなく活動を続けていたんですか…?
AYAME:そうです。それですぐ休めば治ったかもしれないですが、1ヶ月半無理して活動していたので、最近まで声もずっと枯れてて、咳も続いていて。今も肺活量がなくて、ライブもきつい状態が続いています。今は体調面が一番の問題です。
― 1ヶ月半休んでいる間に、「体がつらいから辞めよう」という気持ちにはならなかったんですね。
AYAME:体が壊れたら何もできなくなっちゃうので、これでも「ライブに出ろ」と言われたら、親からは「辞めなさい」と言われました。でも、私はメンバーが抜けていく姿をずっと見ていたので、ここで辞められないと思っていて。
TAPUMI:まだその時は、先輩が2人いたんですけど、心配で(AYAMEに)ずっとLINEしてました。「体調どう?気まずいよ~」みたいな(笑)。私だけが後輩だから、ライブ終わりのごはんも一人になることが多くて。AYAMEが居なきゃ無理だなと思いました。
― 強い絆ですね。今後はメンバーも増えるかと思うのですが、どのように活動していきたいですか?
AYAME:お客さんから見ても、だんだんメンバーが抜けて「残された2人」みたいな感じで、「まだやってたんだ!」とか「いつの間に2人になってたの?」と言われるので、残されたわけではなく、新たにやっていくという風に思ってもらいたいです。「頑張って続けてる2人」で、ガラッと変えていけたらと思います。
TAPUMI:今は先輩から受け継いだ曲をやっていて、CDにもまだ自分たちの声が入っていない曲もパフォーマンスしたりしているんです。なので今後は、自分たちの曲を作っていきたいですね。
― 今は、ファンの方も2人だとお聞きしましたが…。
TAPUMI:そうなんです。何があっても絶対来てくれる(笑)。心強いですね。なんかもうメンバーのような感覚です(笑)。
AYAME:ライブには出ないけど、毎週一緒で。「今週もヤッホー!」みたいな(笑)。
夢を叶える秘訣
― それは嬉しいですね!では、モデルプレスの読者へ向けて“夢を叶える秘訣”のアドバイスをお願いします。AYAME:何事も続けることが大切だと思います。何に関しても。続けなかったらその先は何も見えてこないと思うので。
TAPUMI:なんだろう…初心を忘れないことですかね。最初は、「先輩なんて超えてやるぞ!」みたいな勢いだったので、それを大切にしていきたいです。あとは私、人に話したらスッキリするので、答えは出してもらえなくても相談するだけで、また頑張れるという気持ちに切り替えられます。自分の中に溜めないことが秘訣なのかな(笑)。
― では最後に、今後の意気込みと新たなメンバー募集を!(笑)
AYAME:名前はGALDOLLだけど、真面目に2人で頑張ってるので、是非一度ライブにお越しください!すぐ辞めない子、待ってます(笑)。
TAPUMI:やる気と覚悟がある子、絶対にいなくならない子!お待ちしてます!
― ありがとうございました!
決して楽しいことばかりではないアイドル人生。それどころか彼女たちは、週末のライブ以外はアルバイトをしているという、苦労人な一面も垣間見ることができた。貪欲には進まずとも、初心を忘れずに継続することを力としていく彼女たちは、「残された2人」ではなく「乗り越えた2人」であると確信した。今後の“GALDOLL”がどう変化していくのか、ますます目が離せない。(modelpress編集部)
TAPUMIプロフィール
生年月日:1998年5月8日出身地:神奈川県
血液型:A型
身長:160cm
趣味:寝ること
Twitter:@misatoplw
AYAMEプロフィール
生年月日:1996年6月9日出身地:長野県
血液型:O型
身長:157.5cm
趣味:料理
特技:小さい子の面倒をみる、肩が柔らかい、全力疾走(笑)
Twitter:@ayamero0923
GALDOLL研究生募集
問い合わせ:sgaldoll@gmail.com
【Not Sponsored 記事】
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