1年ぶり復刊「小悪魔ageha」“生みの親”の評価は「読みたい企画がない」 新編集長の反省文も
2015.04.21 11:22
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ギャル雑誌「小悪魔ageha」が約1年ぶりに復刊を遂げたことを受け、同誌を創刊した中條寿子元編集長が読者代表として「読書感想文」を発表。「企画内容が私たちの知りたいことじゃありませんでした」など、痛烈な“ダメ出し”も交えて新編集長への激励を送っている。
読書感想文は20日、同誌の公式サイトで「復刊記念特別企画」として発表された。中條氏は2005年に同誌を創刊した生みの親であり、“キャバクラ嬢のバイブル”という唯一無二の世界観を創り上げたカリスマ編集長として知られる。
中條氏の読書感想文は「復刊おめでとうございます 発売日まではスタッフのみなさまやモデルさんたちは、いろいろ大変だったと思います」とねぎらいの言葉から始まるが「復刊号は特に読みたい企画がなくて、もちろん全部読みましたが、企画内容が私たちの知りたいことじゃありませんでした」とバッサリ。「おやすみしていた1年間の間に、私たちのアイメイクもベースメイクも髪色もヘアアレンジも、傾向は少しずつですが変わってきています。そこをもっと掘り下げたページにして、私たちにわかりやすく解説して頂けたら、私たちが求める私たちの参考書になりました」とあくまで読者目線で、具体的な“ダメ出し”が入る。
また、誌面を彩るモデル=“age嬢”のラインナップについても「私が見つけてきた子や私がいる時代からいらっしゃる子がほとんどなので、新しいかわいい子がたくさん載っているのかと思って期待していたのでびっくりしました。高齢化社会の中で、若い勢力がもっと台頭してきてくれたら、メイクも髪型も、もっと新しい知りたいことも、等身大で知ることができるのになあ。10代がなんでいないんですかね?」と苦言。姉妹誌にあたる「姉ageha」と「モデルの年齢層が変わらない」と指摘し「今後どう差別化をはかり、私たち読者を楽しませていただけるのか、期待しています!!」と激励のメッセージを送った。
休刊前は月刊誌だったが、復刊号からは隔月刊からの再スタート。中條氏からは「次号は、みんなが認めるかわいさの、個性的な人間的魅力が詰まった新人若手のモデルさんを、3人は見たいなぁ。隔月発売ですからね 時間はありますよね」と“プレッシャー”も。「次号も楽しみに、拝読したいと思います」と締めくくっている。
しかし「でも、正直、上手にできませんでした。見栄を張ったり、カッコつけたりしちゃう部分を、とっぱらうことができませんでした」と自己評価を下し「世間体を気にしないで、もっと時間をかけて話し合えばよかった。イイコにならないで、ぶつかってもモメてもいいから突き詰めればよかったです」と悔しさをにじませる。「見せ方も構成も、もっと工夫できたはず…。本当に反省点だらけで申し訳ないです。いろんな人に迷惑もいっぱいかけて、罪悪感と悔しさで心がいっぱいになりました」「上手にふるまえなくて、失敗することばかり。雑誌に出てるかわいいあのコも、人生うまく行ってそうにみえるあのコも、悔しくて泣きながら過ごした夜がある。そういうことを、もっともっと伝えていきたかったです」と省みた。
19歳から約10年間、ギャル雑誌の制作に関わってきた小泉氏は「他人を追いかけてばかりだったコが、かわいくなって、自信を持ってキラキラと輝いていく…そんなモデルの姿を見て、読者の皆様も輝いてはばたいていく。agehaを、そんな嬉しい連鎖が起こる存在にしていきたいです」と意気込みを新たに。小泉氏自身、同誌の読者として共感し、救われたことも多かったと振り返り「自分がそうであったように、今の若い世代の方の救いになるような雑誌にしていきたいと思っています」「復刊号の反省点を活かして、次号よりパワーアップしたものをつくっていく覚悟でいます」と決意をつづっている。
復刊当日の18日には、東京・表参道ヒルズに「小悪魔ageha」shopがオープン。“さくりな”こと桜井莉菜や愛沢えみりをはじめとする看板モデルが勢揃いし、華やかな復刊記念セレモニーが開催された。(modelpress編集部)
情報提供:「小悪魔ageha」(ダナリーデラックス)
中條氏の読書感想文は「復刊おめでとうございます 発売日まではスタッフのみなさまやモデルさんたちは、いろいろ大変だったと思います」とねぎらいの言葉から始まるが「復刊号は特に読みたい企画がなくて、もちろん全部読みましたが、企画内容が私たちの知りたいことじゃありませんでした」とバッサリ。「おやすみしていた1年間の間に、私たちのアイメイクもベースメイクも髪色もヘアアレンジも、傾向は少しずつですが変わってきています。そこをもっと掘り下げたページにして、私たちにわかりやすく解説して頂けたら、私たちが求める私たちの参考書になりました」とあくまで読者目線で、具体的な“ダメ出し”が入る。
また、誌面を彩るモデル=“age嬢”のラインナップについても「私が見つけてきた子や私がいる時代からいらっしゃる子がほとんどなので、新しいかわいい子がたくさん載っているのかと思って期待していたのでびっくりしました。高齢化社会の中で、若い勢力がもっと台頭してきてくれたら、メイクも髪型も、もっと新しい知りたいことも、等身大で知ることができるのになあ。10代がなんでいないんですかね?」と苦言。姉妹誌にあたる「姉ageha」と「モデルの年齢層が変わらない」と指摘し「今後どう差別化をはかり、私たち読者を楽しませていただけるのか、期待しています!!」と激励のメッセージを送った。
休刊前は月刊誌だったが、復刊号からは隔月刊からの再スタート。中條氏からは「次号は、みんなが認めるかわいさの、個性的な人間的魅力が詰まった新人若手のモデルさんを、3人は見たいなぁ。隔月発売ですからね 時間はありますよね」と“プレッシャー”も。「次号も楽しみに、拝読したいと思います」と締めくくっている。
新編集長の反省「正直、上手にできませんでした」
公式サイトでは続けて、現編集長・小泉麻理香氏の“反省文”を掲載。「Happie nuts」「小悪魔ageha」の編集・ライターを経て復刊号から編集長に就任した小泉氏は「最近は、髪もメイクもナチュラルブームで『ギャルが減った』と言われています。確かにセンター街で座り込んでるコなんていないし、つけま3枚重ねしてるコも見かけなくなりました」とギャルカルチャーの変化に言及。一方で「いつも女のコにはコンプレックスがあって、それを『自力で改善していく。改善していかなきゃいけない』という想いは変わらないと思います」とし「自分と同世代のコが、どうやってコンプレックスを乗り越える努力をしているのか。見た目はもちろん、性格や生き方も含めて、色々なコンプレックスや悩みを共有し、改善していく。そういうことを伝えられる雑誌にしたいと思って、復刊1号目を作りました」と復刊号に込めた思いを明かした。しかし「でも、正直、上手にできませんでした。見栄を張ったり、カッコつけたりしちゃう部分を、とっぱらうことができませんでした」と自己評価を下し「世間体を気にしないで、もっと時間をかけて話し合えばよかった。イイコにならないで、ぶつかってもモメてもいいから突き詰めればよかったです」と悔しさをにじませる。「見せ方も構成も、もっと工夫できたはず…。本当に反省点だらけで申し訳ないです。いろんな人に迷惑もいっぱいかけて、罪悪感と悔しさで心がいっぱいになりました」「上手にふるまえなくて、失敗することばかり。雑誌に出てるかわいいあのコも、人生うまく行ってそうにみえるあのコも、悔しくて泣きながら過ごした夜がある。そういうことを、もっともっと伝えていきたかったです」と省みた。
19歳から約10年間、ギャル雑誌の制作に関わってきた小泉氏は「他人を追いかけてばかりだったコが、かわいくなって、自信を持ってキラキラと輝いていく…そんなモデルの姿を見て、読者の皆様も輝いてはばたいていく。agehaを、そんな嬉しい連鎖が起こる存在にしていきたいです」と意気込みを新たに。小泉氏自身、同誌の読者として共感し、救われたことも多かったと振り返り「自分がそうであったように、今の若い世代の方の救いになるような雑誌にしていきたいと思っています」「復刊号の反省点を活かして、次号よりパワーアップしたものをつくっていく覚悟でいます」と決意をつづっている。
復刊号のコンセプト
出版元事業停止の影響で、2014年5月号をもって休刊を余儀なくされた「小悪魔ageha」。復刊号は、女の子達の「かわいくなりたい」という気持ちを後押しする“コンプレックス解消ブック”をコンセプトに掲げ、「私たちの『かわいくなりたい』欲は変わりません」「ジャンル別ヘアアレンジ」「アイメイク」「初めての男から現在の彼まで振り返ってみました」「美容メンテ」などの特集を展開した。復刊当日の18日には、東京・表参道ヒルズに「小悪魔ageha」shopがオープン。“さくりな”こと桜井莉菜や愛沢えみりをはじめとする看板モデルが勢揃いし、華やかな復刊記念セレモニーが開催された。(modelpress編集部)
情報提供:「小悪魔ageha」(ダナリーデラックス)
【Not Sponsored 記事】
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