今は亡き美人モデル純恋さん、遺志継ぎ復興支援プロジェクト

2011.05.23 12:32 views

雑誌「小悪魔ageha」で活躍中の人気モデル早川沙世と、09年に21歳という若さで脳内出血のため亡くなったモデルの純恋（すみれ）さんの母が、東日本大震災の復興支援プロジェクト「純恋の虹」を立ち上げた。

同プロジェクトでは、ボランティアに熱心だった純恋さんの変わりに、少しでも被災者の方々の力になり、元気になってもらいたい。そして、私達はこの日を忘れないで未来へ向かって生きて行く。そんな「祈り」を込めて純恋さんの母と早川沙世でジュエリーのデザインを考えたという。

◆早川沙世からのメッセージ

早いもので6月10日は純恋の三回忌です。昨年、純恋ママから「純恋が生きていた証を残してあげたい」との想いを聞き、是非純恋ママの願いを叶えたいと準備をしていたところに、東日本大地震が発生し、純恋の故郷岩手県も大きな被害に遭いました。

震災に遭われた東北の方たちの為に私が出来ることを考え、ジュエリー義援金プロジェクトを企画しました。一人でも多くの方の笑顔が増えることを心から願っています。

きっと純恋も虹の上から応援してくれていると思います。

◆「純恋の虹」プロジェクトについて純恋さんの母・石川良子さんがコメント

娘の純恋が、脳内出血で突然天国へ旅立って今年6月10日で3年になります。純恋の大好きだったお祖父ちゃんが翌年の8月、追悼花火を元気に見上げた一ケ月後に脳梗塞で突然純恋の元へ逝きました。

その悲しみの直後、胸の痛みで病院へ行くと乳癌と宣告され、抗癌剤治療を始めた矢先、純恋のお祖母ちゃんが何時も仲良く一緒だったお祖父ちゃんとの別れから3ケ月後の今年1月半ば、まるで後を追うように旅立ちました。

僅か3年の間に突然娘を亡くし、次に両親と大切な3人の肉親を失い、ガンと宣告されてから毎日を、3人との思い出に浸りながら、親として娘の為に何ができるだろうかと繰り返し問い続け、『純恋が生きていた証を残してあげたい』と答えを見つけた直後、故郷岩手で東日本大震災に遭いました。

想像を絶する津波。前代未聞の被害に遭われ家を無くし、大切なご家族や愛する人を亡くし途方に暮れる人々の姿。純恋が生前口癖のように言っていた「困っている人のために、私にも何かできるはず・・・」という言葉を思い出し、生前純恋が姉と慕い、純恋の夢だったモデルの仕事の後押しをしてくれた早川沙世さんにご協力をお願いしました。

早川沙世さんの呼びかけに、雑誌「小悪魔ageha」モデルの方々をはじめ、多くの方々が協力を快諾してくれました。恩師の先生・同級生・地元の方々等の多くの皆さんが賛同して出来たのが『純恋の虹プロジェクト』です。

空の上にいる純恋と皆さまとの「絆」を象徴する虹は、困っている人々に純恋の「願い」を届ける架け橋となり、笑顔の輪を広げていきます。皆様のご協力、ご支援をよろしくお願い致します。

彼女たちの切なる想いが詰まったジュエリーは、5月23日よりオフィシャルサイトにて先行予約開始。6月10日よりオンライン販売がスタートする。

なお、ジュエリーの販売収益金は、復興支援の為に全額寄付される。（モデルプレス）

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