成城石井の人気商品が復活販売！ スタッフ総選挙でTOP3を独占した「個性派プリン」を実食してみた

成城石井では、過去に人気だった自家製惣菜、デザートを期間限定で味わえる「成城石井スタッフ2000人が選んだ！復活“推し惣菜”総選挙!!」が3月末まで開催中。

過去に発売されていた惣菜・デザートのうち、特に人気の高かった28品を抜粋。全国の成城石井の店舗、セントラルキッチン、本社のスタッフ2212人が人気投票しました。その中でトップ10に選ばれた商品を発表し、期間限定で復活販売しています。

1～3位を独占したのは「プリン」！

ランキングTOP10のうち、なんと1～3位をプリンが独占！ そこで今回は1～3位に選ばれたプリンを実食してみました。

【1位】成城石井自家製 マスカルポーネのもっちりイタリアンプリン

1位は、2020年5月に発売された「成城石井自家製 マスカルポーネのもっちりイタリアンプリン」（税込1394円）。発売当初、想定の2倍となる約2万個を1カ月で売り上げたヒット商品です。当時は長方形でしたが、丸型に形を変えて復活しました。

もっちり、独特の食感にオドロキ！

直径12cmのホールサイズで、重量もずっしり。1／8カットでも十分な食べごたえがあり、プリン好きにはたまらないボリューム感も魅力です。

スプーンを入れると、プリンというよりはベイクドチーズケーキのようにねっとりとした感触にびっくり。もっちりしているけど、固くなくて口どけは滑らかで、つい「もうひと口」とクセになる食感です。

マスカルポーネチーズのコクとほのかな酸味があるので、卵や牛乳で作る一般的なプリンに比べてリッチな味わいです。

苦めのカラメルソースが濃厚なプリンと調和

ゼリー状にすることで、プリンとの一体感を高めたカラメルソースが表面に。このソースが「しっかり苦い」のもおいしさのポイントだと思います。プリンの甘さを受け止めてくれ、たくさん食べても飽きの来ない味に仕上がっています。

【2位】成城石井自家製 ピスタチオプリン カスタードソースがけ

2位は、2021年5月に発売された「成城石井自家製 ピスタチオプリン カスタードソースがけ」（税込431円）です。

濃厚なピスタチオの風味を存分に味わえる

とろりとしたピスタチオプリンの上に、ピスタチオペースト入りの濃厚なカスタードソースを重ねたプリン。

プリンが固まる限界までピスタチオペーストを増量し、隠し味のシママース（沖縄の塩）が、甘みとピスタチオの味わいを引き立てています。

カスタードソースの“コク”が満足感をアップ！

カスタードソースと合わせると、コクが加わってケーキのようなぜいたく感のある味わいに。トッピングされたシュトロイゼルのホロホロとした食感とバターの風味がアクセントになっています。

【3位】成城石井自家製 自家製黒ごまペーストのプリン

3位は、2022年12月に発売された「成城石井自家製 自家製黒ごまペーストのプリン」（税込367円）。和のテイストが上位3位にくいこむのは、個人的にはかなり意外でした。

ひと口目から「ごま!!」

シンプルな見た目からも伝わるように、とにかくごま感が濃い！ お菓子というより、ごまのペーストをそのままなめているような鮮烈な香りと味わいで、インパクトがすごいです。

シンプルにごまの風味を味わえる

材料は、牛乳、生クリーム、ごま、砂糖、卵、ゼラチン、香料といたってシンプル。冷やし固めて作ることで、ごまの風味を閉じ込めているそう。プリンだけでもごまの味がしっかり感じられるのに、黒ごまソースと合わせるとさらに濃厚なごまの風味を楽しめます。

創業以来、自家製の惣菜とデザートに力を入れている成城石井。2022年には第3セントラルキッチンが稼働したことで製造能力が大幅に増強し、自家製の新商品は年間約370品にものぼるといいます。

商品が頻繁に入れ替わる中で支持を集めた今回の商品は、成城石井の自信作といっても過言ではありません。ぜひこの機会に味わってみてくださいね。

飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。