

業務スーパーで見つけた北京ダック。試しに買ってみたら想像以上に満足できた…!
2024.09.27 14:38
ご馳走感があってなかなか食べる機会がない「北京ダック」。実は業務スーパーで1,500円以下で購入できるんです。SNSを中心においしくて調理が簡単だと話題なので、購入して試食してみました。この記事では、業務スーパーの北京ダックの調理方法や実食レポ、アレンジ料理についてご紹介します。
※本記事では、丸ごと冷凍された合鴨(下処理済み)の商品を紹介しています。パッケージから出したそのままの写真や、調理中の写真を掲載していますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
業務スーパーの「北京ダック」が安くておいしいと大人気
「北京ダック」とは、こんがり焼いたアヒルの皮を削ぎおとし、ネギやきゅうりと一緒に皮に包んで食べる中国料理です。もともとは中国の宮廷料理であり、日本でも高級中華料理店で出てくるイメージなので、なかなか食べる機会がない人も多いのではないでしょうか。その北京ダックが業務スーパーで購入できるのをご存じでしたか?1,500円以下でコスパがよいとSNSで話題なんです。しかも安くておいしいと聞けば、試してみないわけにいきませんよね。はたして話題の真相はいかほどなのか、本記事で実食レビューの結果をご報告します♪
業務スーパー「北京ダック」の特徴
価格:1,338円(税込)
業務スーパーの北京ダックは、丸ごと冷凍された合鴨1羽が真空パックで入っています。下処理済みなので、調理方法は解凍後にオーブンで焼くだけ。時間はかかりますが手順は簡単なので、普段あまり料理をしない人でもオーブンさえあれば調理が可能です。1袋の内容量は約1,000g。サイズはかなり大きく、縦の長さがちょうどボックスティッシュと同じぐらいでした。お店の北京ダックなら4~5人前、たくさん食べる家庭でも3人前は余裕でありそうです。
業務スーパー「北京ダック」は合鴨肉を使用
原材料は中国産の合鴨肉です。本場の北京ダックにはアヒルが使われますが、合鴨を使用しているお店もたくさんあります。そもそも合鴨はアヒルと真鴨の交配種なので、アヒルに近い肉質なんです。本場の味にこだわらないのであれば、合鴨肉で十分満足できるでしょう。パッケージの裏には、調理方法が記載されています。「カオヤーピン」と呼ばれる北京ダックを包む皮のレシピもあるので、興味がある人は北京ダックと一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 SNS・口コミの反応
皮がパリパリで身も味が付いていておいしい!
料理をあまりしない自分でもオーブンさえあれば作れた
予想以上に大きい!家族でワイワイ食べるのが楽しい
オーブンで60分!業務スーパー「北京ダック」の焼き方
それでは、パッケージ記載の手順に従って調理していきましょう。冷凍の北京ダックはあらかじめ冷蔵庫で自然解凍しておきます。今回は調理する18時間ほど前から解凍しましたが、なにぶん大きいのでところどころ凍った部分が残っていました。天板にオーブンシートを敷き、解凍した北京ダックの平らな面を上にして置きます。焼いている途中に北京ダックから脂が出てくるので、オーブンシートが途切れないよう敷き方に注意してくださいね。 180℃に予熱したオーブンで片面30分焼き、一度取り出します。北京ダックから染み出てきた脂を全体にかけたあと、ひっくり返してまた30分程度焼きましょう。
筆者はパッケージ記載の「平らな面」がどちらなのかわからず、背中側から焼き始めたのですが、脂があまり染み出てきませんでした。ひっくり返してお腹側を焼くとみるみる脂が出てきたので、お腹側→背中側の順で焼くのが正解なのかもしれません。 背中側の皮をパリパリに仕上げたかったので、染み出てきた脂をかけてから追加で少し焼きました。この時点ですでにおいしそうですよね。脂をかけてから焼くと、オーブンのなかでバチバチと脂がはじける音がずっとしていました。 表面においしそうな焼き色が付き、皮がパリパリになったら完成です。こんがりと焼けた皮のパリパリ感が写真からも伝わってきませんか?
パッケージ記載の調理法にあるとおり、自然解凍したあとオーブンで60分程度焼けば、中心までしっかり火が通って生焼けも防げると思います。もし解凍時間が足りなければ、レンジで解凍するかオーブンの焼き時間を長くするなどして調整しましょう。 左が脂をかけて焼く前で、右が脂をかけて焼いたあとです。写真で比べてみると、見た目にずいぶん差が出ますね。北京ダックは皮のパリパリ感が命!脂を塗り広げるのはやや面倒ですが、このひと手間で仕上がりが変わります。
ちなみに、ネット動画ではプロの料理人の方が中華鍋で調理をしていました。たっぷりの油をかけながら揚げるので、素人にはむずかしいかもしれませんが、自宅にオーブンがない人はぜひ参考にしてみてくださいね。
焼きあがったら食べやすくカットしてみよう
北京ダックを扱うのは初めてなので切り方に悩みましたが、ネット動画を見ると背骨に沿って切るとのこと。参考にしながらカットしてみました。北京ダックは皮だけ出すお店と肉も食べるお店があるそうですが、ここでは皮と一緒に肉も少し削ぎ落しています。今回はあらかじめカットしましたが、パーティーや家族で楽しむのであれば、丸のまま出した方が盛り上がるでしょう。みんなでワイワイ言いながらカットするのも、北京ダックならではの醍醐味ですね。 カットした北京ダックを、ネギやきゅうりと一緒に盛り付けて完成です。タレはネットのレシピを参考に、甜麺醤・醤油・はちみつを混ぜて作りました。食べやすさを考えてひと口サイズにカットしましたが、もう少し大きくてもよかったのかもしれません。
余った骨で自家製鶏ガラスープづくり
北京ダックの身がだいぶ余ったので、骨から剥がしてリメイク用にとっておきます。残った骨は、しょうがやネギと一緒に煮込んで鶏ガラスープを取りました。1時間ほど煮込めば、白濁の濃厚な鶏ガラスープができあがります。家中がラーメン屋さんのような匂いになるので、換気をしながら煮込んでくださいね。
どうやって食べる?業務スーパー「北京ダック」実食レポ
北京ダックをいただく際に、忘れてはいけないのが包む皮のカオヤーピンです。業務スーパーには北京ダックと一緒にカオヤーピンも売られています。税込192円で20枚ほど入っているので、あわせて購入しておきましょう。 カオヤーピンのパッケージには、蒸し器で12分蒸すか500Wのレンジで2分加熱すると記載されています。簡単なレンジ調理を選びましたが、注意したいのが凍ったまま温めるとのこと。事前に解凍しておく必要はありません。レンジで加熱したあと、くっつかないよう1枚ずつはがしておきます。皮は向こう側が透けて見えるほど薄く、具材が包みやすそう。春巻きの皮や餃子の皮を加熱して代用するのもおすすめです。 カオヤーピンに北京ダックと野菜を包んでいただきましたが、予想以上においしい♪香辛料で味付けされており、かといって格別にスパイシーなわけでもないので、お子さんでも食べられます。皮もパリパリで、甜麺醤のタレと相性がバツグンです。
身は脂がのった部分と、少しパサつきのある部分がありました。もも肉と胸肉の違いでしょうか。肉にも下味が染み込んでいて、そのまま食べてもおいしいです。
唯一気になったのが、脚の付け根のあたりでしょうか……ほんの一部分だけ臭みがあったこと。とはいえ本当にごく一部で、ほかの部位はおいしくいただけました。高級料理店の北京ダックとまではいきませんが、1,500円以下で家庭で楽しむなら十分な味わいです。
残った北京ダックで作るアレンジレシピ3選
1. 北京ダックがゴロゴロ!シンプルチャーハン
北京ダックの余った身を使って、チャーハンを作ってみました。北京ダック・卵・ネギのみのシンプルなチャーハンです。骨近くの肉は、脂っぽさとパサつきのバランスがちょうどよく、噛み応えがあります。大きめにカットしてチャーハンに加えると、満足感のあるひと品の完成です。2. 濃厚ガラスープで作る鶏塩ラーメン
北京ダックのガラで取ったスープは、ラーメンにぴったり!ほんのり塩を加えて鶏塩ラーメンを作ってみました。余った北京ダックの身も具材に使用します。濃厚な鶏ガラスープが麺に絡んで、とてもおいしくいただけました。人によってはスープが濃すぎてもたれてしまいそうなので、水で割ってから使用してくださいね。
3. 鶏の旨みたっぷりのホワイトシチュー
鶏ガラスープと余った身で作ったホワイトシチューです。チキンの旨みたっぷりのスープをブイヨン代わりに使用することで、いつものシチューがおいしさアップ!鶏ガラスープのみで作るとくどくなりそうなので、水を加えて調整しました。カレーにアレンジしても間違いなくおいしいので、ぜひお試しくださいね。
1人でも大人数でも楽しめるご馳走料理
業務スーパーの北京ダックは、コスパがバツグン!ホームパーティーのメニューに迷ったら、お近くの業務スーパーに走りましょう。お店のような本格的な北京ダックの登場に、きっと盛り上がるはずです♪食べきれなくてもアレンジがしやすいので、1人暮らしの人でも楽しめますよ。ちょっとしたご馳走気分を味わいたいときに、ぜひお試しくださいね。
商品詳細はこちら|業務スーパー公式サイト
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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