南国の激レアフルーツ!コストコで人気の「マンゴスチン」が今年も期間限定で登場

2024.09.25 09:00

日本ではなかなかお目にかかれない、「マンゴスチン」はまさに今が旬!会員制倉庫型店「コストコ」では季節限定商品の「マンゴスチン」をフレッシュな状態で購入できますよ。この記事では、コストコで人気の「マンゴスチン」の味や特徴、価格、保存方法などの詳細をたっぷりご紹介します。

激レアフルーツの「マンゴスチン」

コストコでは、旬に合わせて世界各地のフルーツを販売しています。筆者も、その時期ごとにどんなフルーツが青果コーナーに並ぶか楽しみにしているひとり。そんななか、初夏に手にしたのが「マンゴスチン」です。

実は2023年8月から熱処理されていないフレッシュな「マンゴスチン」の輸入が解禁され、コストコでも昨年に引き続きタイ産のフレッシュな「マンゴスチン」がお目見えしました。

近所のスーパーはもちろん、百貨店の青果コーナーでも見かけることの少ない激レアな生の「マンゴスチン」。この記事では、食べ方やおいしさなどを詳しくレビューしていきますよ。

コストコ「マンゴスチン」の特徴は?

「マンゴスチン」は、東南アジアを中心に生産されているフルーツのひとつ。品のある外観とジューシーな味わいから、王族や貴族に愛されていたという歴史があります。「マンゴスチン」は「果物の女王」と呼ばれており、マンゴー、チェリモヤ(別名:シャカトウ)と合わせて世界三大美果の1つとされています。

「マンゴスチン」は栽培方法が確立されていないため、国産はありません。以前から冷凍された「マンゴスチン」は通年輸入されていましたが、冷凍されていないものは害虫駆除のため蒸気による熱処理が必要でした。それが2023年8月から皮に傷がないものは新鮮なまま輸入できるようになり、より新鮮な「マンゴスチン」を食べることができるようになったのです!

「マンゴスチン」の旬は5月〜8月にかけて。日本での食べごろは5〜9月といわれており、コストコでもこの旬の時期に生のフレッシュな「マンゴスチン」が倉庫店に並びます。青果店でもなかなかお目にかかれないため、非常に希少価値の高い商品ですよ。

「マンゴスチン」と「ライチ」の違いは?

「マンゴスチン」と同じく南国のフルーツで、見た目や味わいが似ている「ライチ」は、夏にスーパーや青果店でよく見かけます。ゴツゴツした見た目が似ていますが、実際にはまったく異なるフルーツです。

「マンゴスチン」は上品な甘酸っぱさと果実に弾力があり、「果実の女王」とも呼ばれるほど、おいしいことで知られています。「マンゴスチン」の皮は紫〜黒色で厚く、頭についている4枚のヘタは、まるでティアラのようでかわいらしい見た目です。

一方で、「ライチ」はジューシーな味わいでみずみずしく、中国の楊貴妃が愛したことでも有名です。「ライチ」の皮は赤色で薄く、トゲトゲしています。ごくわずかですが、国産の「ライチ」も存在し、宮城県や鹿児島県、沖縄県で栽培されていますよ。

「マンゴスチン」の選び方は?

新鮮でおいしい「マンゴスチン」を選ぶポイントは、以下の4つです!

皮が濃い赤紫色のもの

「マンゴスチン」の皮の色は濃い赤紫色です。時間が経つと黒っぽく変色していくので、皮の色にも注意しましょう。

弾力があるもの

「マンゴスチン」の皮は、時間が経つと乾燥してカチコチに硬くなり鮮度が落ちてしまいます。手で軽く触ったときにみずみずしさや弾力を感じるものを選びましょう。

実がふっくらと大きいもの

皮の厚い「マンゴスチン」は、可食部はそう多くありません。できるだけ果肉がつまった、ふっくらと大きいものを選びましょう。

ヘタが緑色のもの

新鮮な「マンゴスチン」はヘタが緑色をしており、時間が経つと茶色や黄色っぽい色へ変色していきます。またヘタが完全に枯れてしまっているものは鮮度が落ちているので、できるだけ避けると良いでしょう。

「マンゴスチン」の食べ方は?

「マンゴスチン」の皮は一見とても硬そうに見えますが、新鮮なものは手で剥けるほどやわらかです。剥き方にはちょっとしたコツが必要ですが、コツさえ掴めば簡単に剥くことができますよ。

剥き方は主に、包丁と手の2パターン。「マンゴスチン」は丸い形で転がりやすいので、どちらの場合でも小さな濡れタオルを持ちながら切り込みを入れると安全です。切る際に包丁が滑ってしまうと危険なので、筆者は手で剥く方法をおすすめします。

それではさっそく、包丁と手の2種類の皮の剥き方をご紹介します!

包丁で皮を剥く方法

1. 中央部に包丁で浅く切り込みを入れる。
2. 上下にひねって蓋のように取る。
3. 果肉をフォークなどでひとつずつ取り出す。

手での皮の剥き方

1.手で上下または左右から軽く押し込む。
2.割れ目から皮を剥いて、フォークなどで果肉を取り出す。

ちなみに「マンゴスチン」を切る際に、皮の赤い色素が飛び散ることがあります。この赤い色素は染料に使われるほど落ちにくいため、洋服に飛び散らないように気をつけてくださいね。手についた赤い色素も、タオルでは拭かず流水で洗いながすと良いでしょう。 皮を剥いたら、乳白色の弾力のある果肉がぎゅぎゅっときれいに並んで入っています。これをフォークなどでひとつずつ取り出して、いただきましょう。

「マンゴスチン」の価格やコスパは?

コストコで販売されている「マンゴスチン」は、果実がその年の収穫状況やパックによって多少ばらつきはあると思いますが、10~11個ほど入って1パック1,180円(税込)です。黄色い編みのネットに、1個100gほどのみずみずしい「マンゴスチン」がゴロゴロと入っています。

筆者の近所には「マンゴスチン」を販売しているスーパーや青果店は見当たらず、ネット通販では100gあたり約400円(税込)で販売されていました。コストコでは100gあたり110円程度なので、かなりお得に購入できますよ!

「マンゴスチン」の味は?

「マンゴスチン」を口に含むと弾力のある噛み応えで、みずみずしくジューシーな甘い果汁が口中に広がります。ひと口サイズで食べやすく、とろけるようなおいしさです。甘さの中に適度な酸味もあり、南国特有の甘酸っぱいトロピカルな味が好きな方はやみつきになりますよ。

食感は、想像していたよりも果肉がとろっとしておりバナナのよう。とろみはありますが清涼感があり、とても上品な味わいです。中に種が入っている実もあるので、食べている間に飲み込まないよう注意してくださいね。

おすすめのアレンジ方法3選

コストコの「マンゴスチン」は、もちろんそのままでもおいしくいただけますが、ちょっと工夫するだけで、より「マンゴスチン」を楽しめるひと品が完成します。

ここではデザートやお料理に簡単に取り入れられるアレンジ方法を3つ、ご紹介します!

ぶどうとマンゴスチンのフラッペ

暑い夏にピッタリのシャリシャリした食感がたまらないフラッペ。飾り用の「マンゴスチン」をのせたら、一気に南国の雰囲気が漂います。ぶどうとマンゴスチンの甘酸っぱくも清涼感ある風味が良く合い、子どもから大人まで楽しめるひと品です。

作り方

1. マンゴスチンは飾り用を残してスライスしておく。
2. ぶどうの皮を剥き、ミキサーにかけてジュースにし、小さじ1/2のレモン汁をかける。
3. (2)を冷凍庫に入れ、凍る直前で取り出す。
4. (3)とマンゴスチン、大さじ1杯のレモン汁、はちみつ大さじ1杯をブレンダーに入れてよく混ぜる。
5. 深めの器やグラスに(4)を注ぎ入れ、飾り用のマンゴスチンとミントを飾って完成。

南国風サラダ

コクと甘味のある「マンゴスチン」ですが、デザート以外のアレンジもお手の物。生野菜にマンゴスチンをのせるだけで、あっという間に南国風サラダが完成します。ドレッシングはお好みのものでOKですが、おすすめはさっぱりとしたビネガードレッシング。ジューシーなマンゴスチンが、口の中で溶け出しますよ。

「マンゴスチン」のサングリア風ジュース

ワインに果物を漬け込んで作るサングリアをイメージした、ノンアルコールのジュースです。ワインの代わりにグレープジュースを使い、漬け込む果物にマンゴスチンを加えるだけで口当たり爽やかなサングリア風ジュースが完成します。

作り方は、蓋ができる器に「マンゴスチン」とカットしたお好みのフルーツを入れて、ぶどうジュースをなみなみ注ぎ入れるだけ。ちなみにアルコール度数20度未満のものを使ってサングリアなどの自家製果実酒を作ってしまうと、家庭用であっても酒造法違反になってしまいます。ワインの度数は12%前後なので、漬け込まないようにしましょう。

どうしてもアルコール入りで楽しみたい場合は、ワインに「マンゴスチン」を入れて漬け込まずにすぐ飲めば法律違反に該当しません。漬け込まないとおいしくならないのではと思う方もいるかもしれませんが、実際に飲んでみると、飲む直前に混ぜるだけでも十分にフルーティーさが楽しめますよ。

「マンゴスチン」の保存方法は?

湿気や乾燥、急な温度変化に弱い「マンゴスチン」。常温保存はせず、湿らせた新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵室か野菜室で保存しましょう。

食べきれない場合や長期保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。ただし、そのまま冷凍すると包丁が入れられないほど皮が硬くなってしまいます。そのため、あらかじめ皮に切れ目を入れてから冷凍しましょう。

切り方は、果実の真ん中辺りで横にぐるりと切れ目を入れ、上下に切り離します。蓋をパカッと開けるイメージです。そして皮を上下かぶせて元に戻し、ラップでピッタリと包んでジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ入れます。保存期間は約1ヶ月です。

時間が経過して鮮度の落ちた「マンゴスチン」

ちなみに正しく保存せず日にちが経ってしまった「マンゴスチン」は、皮が驚くほど分厚く硬くなってしまいました。新鮮なときは2〜3mmだった皮が5mm以上の厚さになり、切り込みを入れるのも一苦労です。果肉は乾燥してしまったせいか、とても小さくなっていました。

長期保存しても見た目にわかるようなカビや腐臭が発生しないため日持ちしているように感じますが、必ず新鮮なうちに食べ切りましょう!

フレッシュな「マンゴスチン」を楽しめるのは夏の時期だけ!

初夏から夏の終わりまでコストコで販売されている「マンゴスチン」。国内で生産されていないこともあり、希少価値の高い「マンゴスチン」は必食の価値ありです。南国フルーツがお好きな方は、青果コーナーで見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

商品情報

※掲載商品の情報は公開時点のものです。倉庫店によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。

※2024年のマンゴスチンの販売は終了しています。

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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