和菓子通が厳選!今まで出会った中で心ときめいた可愛い和菓子TOP6
2022.04.10 09:05
目にすると思わず心が躍るような、可愛らしい和菓子。カラフルな色使いや、愛らしいフォルム、おしゃれなパッケージなど、手土産やギフトに最適な品々。もらってうれしい、買ってときめく可愛い和菓子をご紹介します。
クラシカルな花柄ボックスに収められた美しい「金平糖」
まず初めにご紹介するのが、フランス・パリの老舗パティスリー「ラデュレ」の「金平糖」。1847年に創業し、京都で一軒のみ製造販売している金平糖の専門店「緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)」とのコラボレーションにより完成した一品です。金平糖のカラフルで美しい色彩は、ラデュレのマカロンのごとく宝石のよう。ラデュレ初となる金平糖3種は、ラデュレを代表するパティスリー「イスパハン」を構成する3つのフレーバー「ローズ」「ライチ」「フランボワーズ」を3色のトーンと風味で表現したものです。
それぞれラデュレのクラシックなデザインのボックスに収められ、3種類を合わせれば、口の中で優美なイスパハンの風味を味わうことができます。
古来より引き出物としても好まれてきた金平糖。美しくおしゃれなパッケージと、熟練の技術によって作られた極上の味わいのこちらの金平糖は、ウェディングやハレの日のお祝いに、またささやかなギフトにもおすすめです。
金平糖(ローズ・フランボワーズ・ライチ)
各1,620円(税込)
※オンラインショップはセット販売のみ
金平糖 2個入り マリアージュ 3,240円(税込)
金平糖 3個入り イスパハン 5,400円(税込)
絵本型のボックスに入った琥珀糖「こはくのつみき」
続いて、パッケージがかわいいお菓子をもう一品。こちらは新潟県・長岡市の老舗和菓子店「越乃雪本舗大和屋(こしのゆきほんぽやまとや)」の「こはくのつみき」です。絵本型のボックスを開けると、中から現れるのは、透明感のあるパステルカラーが美しい琥珀糖(こはくとう)。
琥珀糖とは、砂糖と寒天を主原料にした錦玉(きんぎょく)を乾燥させて作ったお菓子のことで、外側は極々薄い氷を割るようなシャリっとした歯ざわり。中はぷるんとした寒天の食感が楽しめ、いただくとやみつきになる味わいです。 積み木をモチーフにした琥珀糖は、くまや木馬に、まるさんかくしかくなど。お皿の上に並べるとその愛らしさが更に引き立ち、童心に帰ったような気持ちになります。
可愛らしい見た目に、細かいところまで作りこまれたパッケージ。遊び心がたくさん詰まったお菓子は、お子さんから大人まですべての人に愛される一品です。
こはくのつみき
1,296円(税込)
ひとめ惚れしてしまうほどの愛らしさ「くま最中」
次にご紹介するのが、京都の仁和寺(にんなじ)の近くにお店を構える「御室和菓子 いと達(おむろわがし いとたつ)」の「くま最中」。ひと目でとりこになってしまう愛らしいフォルムの最中です。さくっと香ばしい最中皮に包まれているのは、こくのある黒糖を使い、「一休寺納豆(いっきゅうじなっとう)」を炊き合わせた、小豆こし餡。一休寺納豆とは、味噌のような塩味と旨味が特徴の、大豆から作られた発酵食品のこと。
可愛い見た目とは対照的に、一休寺納豆の風味が利いた本格的な味わいの最中です。
中央の緑の蝶ネクタイを付けているのは「竜王戦バージョン」の最中。いと達からほど近い仁和寺では、毎年、将棋の竜王戦が行われます。その竜王戦にちなんで、クマさんも龍に変身しているそう。玉を爪で掴んでいる龍をモチーフとして、蝶ネクタイには鱗カラーがアクセントになっています。
季節ごとに色々なデザインが出る「くま最中」。その季節ならではのキュートなデザインにも注目です。
くま最中
1個 300円(税込)、竜王戦バージョンは400円(税込)
6個入り(箱入り) 2,277円(税込)
※現在通信販売はお休み中です。再開については、ホームページのお知らせをご確認ください。
カラフルな色合いが目を惹く「包み餅」
同じく「御室和菓子いと達」からもう一品。カラフルな色合いが魅力的なこちらのお菓子は、いと達の代表銘菓である「包み餅」。3種類のもち米粉を独自の比率で組み合わせた生地を二枚重ね、自家製の餡を包んだお菓子です。平安王朝時代の襲色目(かさねいろめ)にあやかったという色彩は、カラフルでありながら、上品な和の雰囲気も感じさせます。
中の餡は3種類で、なめらかで品のよいこし餡の「しゅまり小豆」、黒豆から挽いた濃いめのきな粉を京都の白味噌に加えた「白味噌きな粉」、小豆のおいしさと存在感を味わえる「つぶ餡」があります。
いずれの餡も、もちもち柔らかな生地と絶妙に調和し、笑顔になるおいしさ。子供の日、祇園祭りの季節には、限定の「包み餅」も販売されます。
包み餅(通常バージョン)
5個入 1,450円(税込)
カラフルでモダンな和三盆「せとうち日和」
続いては、「日和制作所(ひよりせいさくしょ)」の「せとうち日和」。「あの日出会った瀬戸内の風景」をテーマに、瀬戸内の景色を切り取った和三盆(わさんぼん)です。和三盆糖とは、四国東部で伝統的に生産されている砂糖の一種で、瀬戸内の温暖な気候と自然豊かな環境のもとで育った「ほそきび」と呼ばれる特別な品種のサトウキビから作られる砂糖のこと。そして、その和三盆糖を固めた干菓子を和三盆といいます。
日和制作所が作る和三盆は、カラフルでモダンなデザインと、わくわくするようなフレーバーを組み合わせているのが特徴的。こちらの「せとうち日和」も、瀬戸内レモンの風味のお日様や、すだち風味の島など、伝統的な製法の和三盆とフレーバーが見事に調和しています。
日和制作所は、「毎日がちょっといい日になるように」日々新しい和三盆を制作している和三盆干菓子メーカー。そのコンセプト通り、見た目でも味わいでも笑顔になるような、愛らしい一品です。
せとうち日和
1,080円(税込)
見た目も味わいも洗練されたお菓子「ひと口果子」
最後にご紹介するのは、ころんとしたひと口サイズと繊細な色合いが愛らしい「HIGASHIYA(ひがしや)」の「ひと口果子」。定番の味は9種類で、それぞれに日本の伝統色の名前が付けられています。こちらはその中の3種類で、左から、かぼちゃ餡+クリームチーズの「柑子(こうじ)」、抹茶餡+レーズンの「萌葱(もえぎ)」、紫芋餡+カシューナッツの「濃紫(こいむらさき)」。
和菓子のルーツは果物や木の実だといわれていますが、そんな古代の菓子に想いを馳せて作られたという「ひと口果子」。さまざまな素材を異なる餡で包み込むことで、種類ごとに違った食感と味を愉しめる一品になっています。その風味豊かな味わいは、日本茶はもちろんのこと、お酒に合わせるのもおすすめ。
現代的でありながら、和の趣や伝統を感じさせるお菓子。モダンでおしゃれなパッケージも、ギフトや手土産にぴったりです。
ひと口果子
9個入 3,402円(税込)
自分へのご褒美にもおすすめ。心ときめく可愛い和菓子
見た目も愛らしく、心ときめく和菓子。手土産やギフトにすることで、相手の喜ぶ顔が目に浮かびますね。新生活が始まるこの時期に、自分へのご褒美としてもおすすめです。可愛い和菓子とともに、癒しのティータイムを過ごしてみるのはいかがでしょうか。writer / あいこ photo / ラデュレ,aiko.0213
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