

韓国ヘアアクセサリー「メラ・ビアンカ」 クラシック×流行で持続的に

「Mela Bianca」(メラ・ビアンカ)は韓国のヘアアクセサリーブランドだ。デザイナーは伊ポリモーダ校を卒業したジョン・ジヒョンさんで、CEO(最高経営責任者)でもある。イタリアの生活で「感動を受けた」感性やアンティークの要素と、韓国のトレンドを掛け合わせたアイテムを作る。日本では販売実績がなく、今後、販路を開拓したい意向だ。
(関麻生衣)
アンティーク軸に
21年に前身の「バイ・タミー」から現在のブランド名に変えた。デザインは一貫してクラシックやアンティークをベースにしている。「韓国はトレンドに流れやすい」。古くから受け継がれてきたデザインを徹底するのは、会社を安定的に運営する上で「トレンドを追って大量に生産して低価格で売り、トレンドが終わったら売れずに廃棄するのではなく、流行に左右されない商品を作る」必要があると考えたため。
半面、「持続的な事業のためには、特にMZ世代(ミレニアルとZ世代)を意識していかなければ」と韓国のファッショントレンドも加える。最近はリボンのディテールや装飾だ。例えば、リボンのメタルモチーフを付けたシュシュは、アンティークな雰囲気になじむようサテン仕上げのメタルを使った。

商品は「自分たちの理想の色や形で作り、品質を管理する」ため、50~60%をハンドメイドする。中心小売価格は2万~3万円で、販路は主に百貨店。正規店は4店で新世界百貨店とロッテ百貨店にあり、ギャラリア百貨店や現代百貨店などのオンラインストアにも出店する。最近では、ECで販売する2000~3000円の商品も揃え、MZ世代への訴求も強めている。

伝統素材取り入れ
「デザイナーとしてできるだけ多くの人に商品を見て欲しい」との思いから、世界進出に意欲的だ。現在、中国の空港免税店、三亜内の韓国ブース(運営はKOTRA=大韓貿易投資振興公社)で販売。シンガポールで2回期間店を開き好評だった。今後は日本の百貨店や「東京・表参道でデザイナーブランドを扱うセレクト店」などでの販売を目指し、タイや台湾、香港も視野に入れる。
新しい挑戦もする。持続性への考えから「韓国の伝統的な素材や柄を取り入れてみたい」。年内には、韓国の企業と廃材を活用した商品を出す計画だ。

(繊研新聞本紙24年6月5日付)
関連記事
-
【PR】人気ブランド“EGOIST”のスペシャルくじで当たる限定アイテムが万能すぎる!株式会社エゴイスト
-
一瞬で可愛くなれちゃう!「リボンバレッタ」でモテ髪にモデルプレス
-
年上彼氏と旅行中…彼のスマホに“妻”から電話!?「スピーカーにして電話しなよ」⇒【要注意】男性が隠し持つ裏の顔Grapps
-
【婚約直後に”義両親のモラハラ炸裂”!?】困惑する嫁「え…?」⇒結婚して大丈夫?モラハラ夫との距離の取り方愛カツ
-
「彼女にしてぇ」思わず男が落ちてしまう女の共通点Grapps
-
ほんの数分間…義両親に“生後1ヶ月”の娘を預けると⇒帰宅後『ぎゃああ!』娘が大号泣!?【外出先でのNG行動】Grapps
「ファッション」カテゴリーの最新記事
-
しまむらの「黒ボトムス」は売り切れ前に絶対欲しい!買い逃したら後悔…スカート&パンツ5選michill (ミチル)
-
2025春のGUスカートは買い逃し厳禁!値下げ商品も♡みんなが認めた口コミ高評価アイテムmichill (ミチル)
-
気になるお腹もカバー!インせず着られるユニクロブラウスは1枚で華やか美人見え♡michill (ミチル)
-
投入すれば、即今っぽいスタイリングに! 横長&縦長バッグをチェックfashion trend news
-
ブランドミューズの川口春奈が登場!タイで撮影の新CMは「リラックスムード漂う素敵な仕上がりに」WWS channel
-
やってはいけない4月のNGコーデ!春についやりがちだけど「ちょいダサ」に見えてしまうスタイルは?All About
-
イタく見えない!美脚見えも叶える「ロングブーツ」の大人スタイル4選michill (ミチル)
-
大人の春アウターはトレンチコートがやっぱり万能。こう着て垢抜ける!最旬着回しコーデ術michill (ミチル)
-
ユニクロの「コラボワンピ」売り切れ要注意~!夏までがっつり着倒せる♡大人の一軍入りアイテムmichill (ミチル)