スタイリスト佐藤かなさん厳選！2023AW【Uniqlo U（ユニクロ ユー）】新作速報

アーティスティック・ディレクターのクリストフ・ルメールが、上質なワードローブを追求するコレクション【Uniqlo U（ユニクロ ユー）】の秋冬コレクションが2023年10月6日（金）から販売スタート。今季のコンセプトは“イージー・シック（Easy Chic）”。今回は、洗練されたリラックス感と機能性を両立させた新作を、人気スタイリスト・佐藤かなさんにひと足早くチェックしてもらいました。気になったアイテムをどんなふうにスタイリングするのか、必見です！

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秋イチ羽織りたい！ きれいめなのにラフなステンカラーコート

「まず気になったのは、肌寒くなったらすぐ羽織りたいと思ったステンカラーコート。全体的にゆったりしているのですが、ラフになりすぎずきれい見えします。いちばんのお気に入りは横から見たシルエット。ニュアンスが出るたっぷりとした袖が魅力的。バックパックも黒にして、オールブラックコーデにするのが気分です」

チノパンとニットベストでメンズライクなトラッドが完成

チノパンが大好きで、さまざまなシルエットのものを持っている佐藤さん。
「最近は、テーパードやワイドばかりはいていたので、このカーヴィーがかったストレートが新鮮。着用サイズは64ですが、サイズを上げて少しブカブカにはくのもいいかもしれません。黒のニットベストは、メンズのLサイズ。かっちりしすぎない、少しこなれたトラッドに仕上げてみました」

バルーンスリーブニットは白のデニムスカートで大人カジュアルに

「このぽわんとした袖がかわいいですよね。少したくし上げると、よりニュアンスが出せるニットです。軽い着心地も最高！」
合わせたのは、ゴムウエストでラクちんなナチュラルカラーのスカート。
「とてもやわらかいデニムで着心地抜群。広がりすぎないフレアシルエットは、着てみたほうが良さを実感できます。ぜひ試着してみてください」
春夏に大人気だったドローストリングバッグは、軽快に持てるスモールタイプが初登場。ショルダーを短くして斜めがけすれば、目線が上がる効果も。

脚がきれいに見えるストレートデニムはワントーンでまとめて

「ソフトな肌触りで、心地よくはけるデニムパンツ。すっきりとしたストレートシルエットで、センタープレスが効いているのがきれい見えの秘訣です。カーディガンは、前ボタンを留めてプルオーバー風に着るのが好き。今回はボトムスにインしませんでしたが、このパンツはハイウエストでループが付いているので、インしてベルトでウエストマークすると、より脚長効果が発揮できそうです」
流行カラーのグレーのワントーンでまとめると、スマートさに拍車がかかります！

丸みを帯びたモードなシルエットで脱アウトドアが図れる中綿ジャケット

「このパテッドボリュームジャケットはモードに羽織れるので、久しぶりにもこもこ系を着たくなりました！」
メンズのLをオーバーサイズっぽく羽織った佐藤さん。引き締めカラーの黒も相まって、着ぶくれ感もありません。
「横から見てもいい感じなんです。丸みを帯びているのがかわいくて」

「ジャケットがユニセックスな雰囲気なので、ジャージー素材のワンピースを合わせました。身頃はボディラインを拾わない程度のタイト具合なのに、袖はゆったりめというメリハリデザインでサマ見えします」

【Uniqlo】、【Uniqlo U】ともに「レディス、メンズ両方チェックするのがいつも楽しみで。今季は、ぽわんとした袖のものや、絶妙なストレートシルエットのボトムスに惹かれました。黒やグレーのワントーンの着こなしでも、秋冬ならではの異素材ミックスで単調にならないのもよかったです！」と佐藤さん。ぜひ、お買い物の参考にしてみて。

senior writer：Momoko Miyake