「クジャクのダンス」赤沢守役・野村康太、デビュー前に観ていた広瀬すずの作品明かす「すごいなと感じていたんです」【インタビュー】
2025.03.07 07:00
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女優の広瀬すずが主演を務めるTBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜よる10時~)に出演している俳優の野村康太(のむら・こうた/21)。第7話の放送を前に、演じるにあたって意識していること、過去に観ていた広瀬の作品などを明かした。
広瀬すず主演「クジャクのダンス、誰が見た?」
本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された山下心麦(広瀬)が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が書かれており、事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。野村が演じるのは赤沢正(藤本隆宏)・京子(西田尚美)夫妻の息子・赤沢守。父親と同じ警察官だが、どこか冷めた目線から警察組織を批判する今時の価値観の持ち主だ。
野村康太「クジャクのダンス」役作りは声のトーンを上げること
― 守を演じるにあたって意識したことはありますか?野村:堂々とセリフを言うように心がけています。それに加えて、監督の演出もあったので、話のトーンを普段の自分よりも少しだけ明るくあげているんです。2話で守が靴下を脱ぎ捨てるところは監督が演出してくれたのですが、実家に帰ってきた感があって面白いですよね。
― 父・正を演じる藤本さん、母・京子を演じる西田さんの印象を教えてください。
野村:藤本さんはとにかく見た目も中身もすごくガッツのある方。まだお会いする回数は少ないんですけど、体格がいいこともありお会いしてすぐにたくましさを感じたというか。いろいろと話しかけてくださったんですけど、撮影の合間で犯人考察になったときに「守も怪しいな」と言われて、正のような圧を感じました(笑)。
西田さんは本当に柔らかい穏やかな雰囲気をお持ちで、休憩中も話しかけてくださったり。会うたびに「久しぶり」と笑顔で向かえてくださって、実際の母親のように接してくださいました。
― 赤沢家にいる猫のコウくんは?
野村:めちゃくちゃかわいくて、ずっと触っています(笑)。ですが、すごく人見知りで…。僕も猫を飼っているので、コウくんに好かれるかなと思っていたんですけど、意外と素っ気なくてちょっと悲しかったです。
野村康太、印象に残っているシーン
― 守から見た赤沢家はどんな家族でしょうか?野村:ちょっと厳しい父とすごく優しい母でバランスを取っている、温かくてほんわかとした家庭なのかなと思います。
― 守は正と同じ警察官という職業を選んでいますが、どんな理由があって選んだと思いますか?
野村:あんなにたくましい姿を見ていたら、憧れるものがあるのかなと思います。一番身近にいた父という存在が、警察官としてかっこよく見えただろうし。それで守自身も父を目標にして警察官になることを目指したのではないかなと思います。でも、守はどこか警察に対して冷めた視点でいるんですよね。父にガミガミと言われているんですかね。
― ここまでの放送で印象に残っているシーンについて教えてください。
野村:ラーメンがおいしそうですよね。メイキング映像を見たんですけど、松山ケンイチさんがカットがかかった後もすごい勢いで食べていた記憶が残っていますし、いつも「ラーメンがおいしそうだな」「あのラーメン、食べたいな」と思いながら見ていました。5話でお母さんが唐揚げを作ってくれていたんですけど、その時は食べられなかったので…。僕もどこかのシーンで何か食べられたらいいなと密かに楽しみにしています。
野村康太、デビュー前に観ていた広瀬すずの作品
― 広瀬さんの印象はいかがですか?野村:広瀬さんともまだあまり撮影をご一緒できていないのですが、すごく真っすぐな瞳をお持ちの方なんだなと思いました。広瀬さんの寄りのシーンってすごく引き込まれますよね。僕が俳優デビューする前から、ドラマ「学校のカイダン」(2015年/日本テレビ)で主演を務める広瀬さんを見て、「すごいな」と感じていたんです。今回、共演できてとてもうれしいです。次にご一緒する機会があったら、もっと対峙するような役で共演したいですし、長めのやり取りもしたいなと思いました。
― 今後の見どころを教えてください。
野村:最近、最終回までの台本をもらったのですが、読んで驚きましたね。誰が犯人なのかドキドキする場面がたくさんあるので、そこを楽しみにぜひ最後までご覧ください。
(modelpress編集部)
「クジャクのダンス、誰が見た?」第7話あらすじ
“自分は林川歌ではない”と確信した心麦(広瀬すず)と新たな協力者の弁護士・鳴川(間宮啓行)。だが、二人は神井(磯村勇斗)から心麦の母子手帳の写真を見せられる。そこには、手紙に名前のあった“阿波山京一郎”と“高畑まのか”の名前があった。心麦は松風(松山ケンイチ)と会いに行くことに。そこで心麦は封印されていた衝撃の家族の秘密を知ることになる。
そして、そのことによって真実の“代償”が容赦なく襲いかかる。
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