「もうええでしょう」は「地面師たち」原作には無い言葉だった 監督が裏側明かす【2024ユーキャン新語・流行語大賞】
2024.12.02 15:24
views
今年流行した新語・流行語を決める「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日、都内にて開催。Netflixシリーズ「地面師たち」より「もうええでしょう」が選出され、脚本・監督の大根仁氏が登壇した。
2024年新語・流行語トップテンに「もうええでしょう」ランクイン
Netflixで7月から配信された「地面師たち」で地面師・後藤を演じたピエール瀧のセリフ「もうええでしょう」が話題を集めトップテン入りを果たした。大根監督は「本来なら後藤役のピエール瀧さんが来るべきだと誘ったんですけど、瀧さんは意外と奥ゆかしい方で『僕はセリフを言っただけ。あのセリフを書いたのはあなたなんだから…』」とピエールから声を掛けられたと告白。また原作をもとに脚本化されている中「僕は原作にあるセリフを脚本に書いたと思っていたのですが、(『もうええでしょう』は)原作には無くて…。無意識のうちに僕が脚本書いた時に入った言葉でした」とオリジナルであることを打ち明けた。一方で「劇中には6回くらい『もうええでしょう』というセリフが登場するんですが、6回目くらいに瀧さんが『“もうええでしょう”って言いすぎ』」とツッコミを入れ「『別のセリフに変えてくれない?』と言っていたけど、僕の頭の中に『もうええでしょう』以外の関西弁がなかった」と撮影裏でのやりとりを告白。最後には、年間大賞に輝いたTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」こと「ふてほど」をなぞり、「こっちの方が内容的には不適切だったんじゃないかな」とまとめ、笑いを誘っていた。
「新語・流行語大賞」


選考委員会は金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)で構成される。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「ドラマニュース」カテゴリーの最新記事
-
「あな奪」北川景子から豪華差し入れ「スケールが違う」「素敵すぎる」の声 共演のベテラン俳優が公開モデルプレス
-
阿部サダヲ、弁護士役で過去最多NG 苦戦したセリフ明かすモデルプレス
-
松たか子「騙されて幸せでした」結婚詐欺師役・斎藤工と再会で「大豆田とわ子と三人の元夫」振り返るモデルプレス
-
斎藤工、子役・永尾柚乃から「ママ」と呼び間違えられる 撮影裏でのプロフェッショナルな一面も明らかにモデルプレス
-
相葉雅紀、人気子役からのラブコールに笑顔「お手紙をいただいて」お茶目な返しもモデルプレス
-
阿部サダヲ、子役・永尾柚乃から泣き演技教わる「鈴木福くんにも相談したんですよ」モデルプレス
-
相葉雅紀・斎藤工・阿部サダヲら、初開催テレ朝ドラマ合同会見に豪華集結【tv asahi DRAMA FES 2025 Summer】モデルプレス
-
相葉雅紀、なにわ男子・大橋和也からの「薄めの質問」に真剣回答モデルプレス
-
朝ドラ「あんぱん」ラスト、のぶ(今田美桜)に届いた電報に悲痛の声「早すぎる」「約束したのに」モデルプレス