杉咲花、主演ドラマ「杉咲花の撮休」監督陣から絶賛される「本当にかっこいい人だなと」
2023.02.09 21:04
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女優の杉咲花が9日、都内で行われた10日配信・放送スタートの連続ドラマW-30「杉咲花の撮休」(WOWOW/毎週金曜よる11時30分~全6話)の完成披露試写会に、松居大悟監督、今泉力哉監督、三宅唱監督とともに出席。杉咲が、監督陣から絶賛された。
杉咲花、主演ドラマ「杉咲花の撮休」監督陣から絶賛される
本作は、これまでWOWOWが手がけてきた「有村架純の撮休」「竹内涼真の撮休」「神木隆之介の撮休」に続くシリーズ第4弾で、圧倒的な演技力で多くのドラマや映画で活躍し続け、多忙な毎日を送る杉咲の知られざるオフについて、豪華な気鋭監督・脚本家たちが妄想を膨らまし、描き出した6つのパラレルストーリーを杉咲が本人役として演じている。そんな杉咲と初仕事となった監督陣の3人は、杉咲の印象を尋ねられると、松居監督は「撮影する前に台本を書くときに、“こういう人なのかな”とイメージして書いていたんですけど、現場だとその予想を裏切ってくれるし、ちょっとした表情とか目の仕草とかも撮っているだけで画角として成立するなということを思って、すごいなと思いました」と舌を巻き、三宅監督は「本当にかっこいい人だなと思って仕事をしていました。かっこいいところを撮りたいなと思っていましたし、撮れたかなと思っています。ほかの監督お2人の作品を見ても、当然かっこいいだけでは収まらない、たくさんの種類の魅力がある方なんだなと、作品を見ても思いました」と絶賛。
今泉監督は「本当に魅力的だと思っていたんですけど、例えば一人芝居じゃないですけど、僕の話では電話をかける時間があったりして、相手役がいなくて電話をするのって芝居としてはある種限界があるというか、“どうやってもそうなるよな”って感覚を持っていたんですけど、ただ電話をしている時間なのに、それが“こんなに魅力的にできるんだ”みたいなことをしてくださったり、演じているときもそうなんですけど、現場での佇まいしかり、現場を楽しんでくださったり、明るくいてくださるので現場もすごく穏やかで助けられました」と感謝し、「もちろん技術はあった上で人間的な魅力のほうが前に出ているような気がして、楽しく現場を過ごしました」と笑顔で語った。
本作に出演した感想を聞かれた杉咲は「すごく嬉しかったです。楽しく拝見していた作品だったので、これだけ多くの製作陣の方々が携わられている作品もないと思うので、とっても贅沢な撮影時間でしたし、幸せでした」としみじみと語った。
杉咲花ら「杉咲花の撮休」見どころ語る
また、本作の見どころを聞かれると、三宅監督は「杉咲さんですよね。自分が監督した作品でも新しい面を撮れたかなと思ったら、ほかの作品ではまた全然違う杉咲さんだったので、杉咲さんを見ているだけでも面白いと思います」とコメント。今泉監督は「撮影が終わったときに杉咲さんと話したり、松居さんや三宅さんとも話したんですけど、さっきも控室とかで三宅さんが、ポスターを見て『本当にすごいよね、この子』みたいな感じで言っていたんですよ(笑)。本音でもそう思うし、こういう場所でも言うと褒めているばかりになっちゃうけど、三宅さんが『かっこいい』って言っていたように、肝の据わり方もそうだし、自分も長回しとかも含めて俳優として大変だったり…。松居さんも三宅さんもいろんなことをやっていて、これは俳優さんは大変だなということを、たぶん(杉咲は)楽しんでいたり、もちろん大変な思いは表に出していないかもしれないんですけど、すごく人としての魅力やいち俳優としての魅力もいっぱい出ている作品なので、それを楽しんでいただきたいです」とアピールした。
松居監督は「杉咲さんの魅力はお2人に語っていただいたので、この6話はテイストが全然違うんですよね。オムニバスってどこか世界観が通じ合っていたりするんですけど、これは“撮休”以外は自由だし、クリエイターの個性が発揮されていると思いますし、杉咲さんの部屋とかが出てくるんですけど、ちゃんと違う部屋なんですよ。それって美術部が台本だったりのイメージでその部屋を用意していて、そういうのも含めて各話で違う杉咲さんを楽しんでもらえたらなと思います」とオススメし、杉咲は「回ごとにまったく違ったお話が放送されるので、新鮮にどの回も楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。ここでこの人出てくるんだとか、この人がこのセリフ言うんだみたいな面白さも詰まっているんじゃないかなと思います」と語った。
杉咲花、直近の休日エピソード明かす
さらに、直近の休日に何をしていたか聞かれた杉咲は「この取材で『休日は何をするんですか?』という質問を結構いただいて、本当に毎日同じことしかしていないんだなと思って、ご飯を作るとか、ハンモックを買ったんですけど、(ハンモックに)座ってますとかしかないんですけど…、日記を今年買ったんです。1年間の日記を毎日つけていくという。それを1週間書き忘れてしまったので、まとめて書いていました(笑)」と打ち明けて会場の笑いを誘い、今泉監督から「(1週間の出来事)覚えてます?」と尋ねられると、「結局、何をしたか行動ばかり書いちゃって、何を食べたとか、そういうことを書きました」と答えた。(modelpress編集部)
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