桐谷健太主演「ケイジとケンジ」3年ぶりパワーアップで再始動「非常にワクワク」<ケイジとケンジ、時々ハンジ。>
2023.02.10 05:00
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俳優の桐谷健太が、4月期放送のテレビ朝日系木曜ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(毎週木曜よる9時~)で主演を務めることが決定した。
桐谷健太主演「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」
唯一無二の表現力を誇り、どんな役にも抜群の人間力をにじませる、もはや説明はいらないほど縦横無尽に活躍し続ける俳優・桐谷。そして『HERO』(2001年~)や『ガリレオ』シリーズ(2007年~)、テレビ朝日系で放送された『未来への10カウント』(2022年)や『DOCTORS 最強の名医』(2011年~2023年)など、大ヒットドラマを多数生み出してきた脚本家・福田靖。“国民的認知度を誇る強力タッグ”が2023年春、テレビ朝日でふたたび大暴れすることに。福田がオリジナル脚本を務めた『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(2020年1月期放送)で、桐谷が演じた“情熱系”主人公・仲井戸豪太がさらにパワーアップ。走り出したら止まらない“元体育教師の異色刑事”が3年ぶりに、港町・ヨコハマを舞台に疾走する。
“情熱刑事”桐谷健太ら、一筋縄ではいかない人間模様
サスペンスとユーモアで軽快に描く新ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の主人公・仲井戸豪太は、昨今重視されるコンプライアンスなど「?」状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。デリカシーがなかったり、昇進も気になるといった人間的に未熟な部分を残す一方、地域住民とのふれあいを大切にするような人情味あふれる姿勢を貫き、己の足と刑事の勘、元教師の情熱を生かした捜査を展開していく。そんな“中途採用の情熱刑事・仲井戸豪太”の前に立ちはだかるのは「人を裁くには法が全て。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない“唯我独尊の判事(裁判官)”も参戦する。
というのも、ドラマではパッと出がちな逮捕令状や家宅捜索令状。実は必要な証拠を集めた刑事からの請求を、ほかでもない判事(裁判官)が認めなければ発行されないのが現実。さらに検事が求める“被疑者の勾留請求”やその延長についても、判事が決定権を握っているのだ。しかも、判事は独立性の原則から、上司や組織の目を気にする必要がない。その揺るぎない存在は、組織のしがらみも多い刑事や検事にとって、いわば目の上のたんこぶ、難攻不落の存在で…?
“令状→逮捕→送検→起訴→令状→裁判”という一筋縄ではいかない過程の中、学歴も身分も収入も資格も捜査方針もまったく違う“決して交わらない人々”が真っ向からぶつかり、交わっていく姿を描く本作。さまざまな事件をきっかけに渦巻く“大人のビターな群像劇”を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら軽快に描く新感覚のサスペンスコメディーに期待だ。
桐谷健太、未知数の芝居に期待
きたる撮影開始に向け、闘志をみなぎらせる主演・桐谷。サスペンス性の高い硬派な物語の主軸を崩すことなく、独自のユーモアやコミカルさを絶妙に忍ばせる福田脚本に「それぞれの感性や個性がしっかりと描かれたキャラクターたちが渦巻く群像劇。事件性の大小にかかわらず、身近でも起こりうる“人間の心の闇や光が垣間見えるドラマ”が描かれていて、なおかつ“それを絶妙なエンターテインメントに落とし込んでいるドラマ”」と心酔し、「3年前と今では桐谷健太自身が変わっているので、きっと仲井戸豪太も自然と変わってくるはず。狙うことなく“新たな仲井戸豪太”が出せるんじゃないかな、と非常にワクワクしています。“最強の群像劇”になっているので、さらにパワーアップしたドラマを見せられたら」と、芝居での新開拓に意欲をにじませる。そんな桐谷を中心に、個性的なキャストも続々参戦し、唯一無二の群像劇を繰り広げていく『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』。物語に多彩な味わいを添える豪華キャスト陣は後日発表される。(modelpress編集部)
主な登場人物
仲井戸豪太(なかいど・ごうた)…桐谷健太神奈川県警横浜みなとみらい署(旧・桜木警察署)刑事課の刑事。大阪出身。東京の体育大学に進学し、卒業後は横浜の私立高校に体育教師として8年間勤めたが、高校生をワルの道へと誘う悪人たちを根絶したいと思い、警察官に転職した。現在は巡査部長。このまま昇進していきたいが、勉強は苦手なので実績、つまり犯人検挙に血眼になっている。犯人を逮捕して被害者に感謝されることが何よりの喜び。なお、捜査ではコンプライアンスの重視をいつも厳しく求められるが、「相手は悪い奴ッスよ!」と反発。また、自分が未だに独身であることが納得できない。原因はデリカシーの欠如にあるのだが…残念ながら、その事実に本人は気づいていない。
桐谷健太コメント
― 3年ぶりに“情熱刑事・仲井戸豪太”が始動します。今の率直なお気持ち、再び豪太を演じるにあたって楽しみにしていることを教えてください。さらにパワーアップしたドラマを見せられたらいいな、と。ドキドキワクワクしています!自分が演じる仲井戸豪太はとにかくまっすぐで、周りにどう思われようが関係なく、どんどん突き進んでいく男。「弱い者を守りたい」という思いが強い一方で、いろいろと未熟な点もあって失敗もしますが、そこも含めて“唯一無二の人間味”があるんです。そんな魅力的な人物である豪太が今回、新たな登場人物とも関わる中で、どう変わっていくのか…。自分自身もすごく楽しみにしていると同時に、未知数でもあります。ただ、3年前と今では桐谷健太自身が変わっているので、きっと仲井戸豪太も自然と変わってくるはず。狙うことなく“新たな仲井戸豪太”が出せるんじゃないかな、と非常にワクワクしています。
― 福田靖さんが書かれる脚本の魅力とは?
それぞれの感性や個性がしっかりと描かれたキャラクターたちが渦巻く群像劇で、読んでいるだけでも鮮明に画が頭に浮かんできますし、演じるのがすごく楽しみです。事件性の大小にかかわらず、身近でも起こりうる“人間の心の闇や光が垣間見えるドラマ”が描かれていて、なおかつ“それを絶妙なエンターテインメントに落とし込んでいるドラマ”で、すごく魅力的だと思います。
― 今回は刑事と検事に加え、新たに判事も絡み、サスペンスフルでユーモアたっぷりな<群像劇>を展開します。桐谷さんが楽しみにしていることを教えてください。
刑事や検事、判事がどういう仕事をしているのか…。僕ら一般の人には分かり得ないところもあると思いますが、脚本を読むと「こういう仕事があるんだ!」、あるいは「ただただ純粋に事件を解決したいと思っている人がいる一方、事件が大きい方がいいと思う人がいたり…。こういう感情を持ちながらやっている人もいるかもしれないな」と、改めて発見があります。
個人的には前回、刑事と検事のやりとりだけでも目からウロコな部分がたくさんあったのですが、今回は判事も加わることで、よりパワフルなドラマになっている!刑事も検事も判事も…それぞれ誇りを持って仕事をしようとしている人々の“相見えない部分での勝負”がすごく楽しみです。
― 物語の舞台は「横浜」。ロケで訪れてみたい場所はありますか?
正直なところ、スタッフさんたちと相談しながら、楽しく行けたら、僕はどこでもいいんですよ(笑)。ただ、以前は冬の撮影だったんですけど、今回は春なので、またスタッフさんたちのテンションも違うのかなと思いますし、待ち時間もいろんな場所を回って楽しみたいです。
― 最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』、“最強の群像劇”になっていますので、ぜひご期待ください!
脚本・福田靖コメント
『ケイジとケンジ』の主人公・仲井戸豪太は桐谷健太さん以外考えられないと思える、桐谷さんにぴったりのキャラクターだと思います。今回の続編では、あえて刑事と検事に判事を加えることで、登場人物相関図が面白くなり、それが桐谷さんをもっともっと魅力的に見せることができると考えました。脚本を書きながら、豪太の行動や言い回し、全部桐谷さんの演技が頭に浮かんできます。でも、きっと僕の想像はいい意味で裏切られるでしょう。桐谷健太さんはこの3年で俳優としても人間としてもより深みが増しているはずです。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の仲井戸豪太がどこまでパワーアップし、どこまで魅力的になっているか、今から楽しみでなりません。
服部宣之(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー)コメント
先日この情報解禁用に、桐谷健太さんのビジュアル撮影を行ったのですが、役衣装を纏った瞬間に3年ぶりとは思えない…さらにパワーアップした仲井戸豪太の姿がそこに現れました。躍動感溢れるビジュアルを撮影したく、最高の一瞬を求めて何十回とジャンプし続ける桐谷さんの姿に、私自身、「桐谷さん演じる仲井戸豪太に、また会えて良かった」と、素直に心から思いました。このドラマはタイトル通り、刑事と検事に、判事(裁判官)を新たに加え、事件にまつわる全ての人々を主人公にしたドラマです。が、お届けしたいのは、“事件”が主役の物語ではなく、脚本家・福田靖さんならではの「出世したい…」、「結婚したい…」、「正義のヒーローにもなりたい…」と人間味あふれるキャラクターの刑事と検事と判事の物語。罪を犯すのも人間で、それを捕まえるのも、裁くのも同じ人間…。
さまざまな事件をきっかけに渦巻く大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら軽快に描いて参ります。桐谷さん曰く、「最強の群像劇」。どうかご期待下さい。
【Not Sponsored 記事】
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