モデルプレス読者が選ぶ「2023年の“ベスト深夜ドラマ”」トップ10

1位：【冬】「美しい彼」シーズン2（MBS）
2位：【春】「クールドジ男子」（テレビ東京）
3位：【夏】「ウソ婚」（カンテレ・フジテレビ系）
4位：【夏】「みなと商事コインランドリー2」（テレビ東京系）
5位：【冬】「すきすきワンワン！」（日本テレビ）
6位：【夏】「ノッキンオン・ロックドドア」（テレビ朝日系）
7位：【秋】「今日からヒットマン」（テレビ朝日系）
8位：【春】「墜落JKと廃人教師」（MBS）
9位：【春】「春は短し恋せよ男子。」（日本テレビ）
10位：【秋】「ワンルームエンジェル」（MBS）

ランキングは、アンケートで読者から寄せられた投票結果、説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部による精査、さらにモデルプレス内の記事への反響などを加味し、決定した。調査期間は12月9日から20日。選択肢はモデルプレスが毎クール実施している「最もハマっている深夜ドラマ」アンケートのランキングでトップ5に入った20作。アンケート総回答数は53,640 （女性91％、男性2.5％、回答なし6.5％）。

1位：「美しい彼」シーズン2

2023年もバラエティ豊かな作品が揃った中、堂々の“ベスト深夜ドラマ”1位に輝いたのは俳優の萩原利久とFANTASTICSの八木勇征がW主演を務めたMBSドラマイズム「美しい彼」シーズン2。MBSドラマ特区枠にて放送された「美しい彼」（2021年）の続編となる同作は、幼い頃から周囲に馴染めず“ぼっち”を極める平良一成（萩原）と、カースト頂点に君臨する圧倒的カリスマ・清居奏（八木）、“陰と陽”正反対な2人のすれ違う恋心を瑞々しく描いた青春ドラマ。

シーズン1の学生時代から時を経て、少しずつ大人になっていく2人の、相変わらず噛み合わないが、なんだか愛おしい同棲生活では、2人の距離がグッと縮まり、胸キュンのオンパレードで視聴者を“ひらきよ（平良＆清居）ワールド”へと連れ込んだ。原作を忠実に再現した脚本、主演2人をはじめとする俳優陣の繊細な演技力、エモーショナルな雰囲気漂う美しい映像や音楽と、作品を支える各要素が緻密に揃えられている点が原作ファンやドラマファンを唸らせ、新たな層にリーチした。

＜読者コメント＞

・「紆余曲折ありながらようやく結ばれた2人のその後の物語では、恋人としての日常やすれ違い、夢に向かい進む姿など、互いを高め合い、人として成長していく2人の姿が見られて感動しました。また、恋人に夢を見つけさせ、自分と同じ位置まで引っ張り上げる清居の漢気や、卑下していたばかりだった平良が前を向く様子は勇気をもらえました」

・「わずか4話だと感じさせない内容の濃さとシーズン1から関係が縮まったはずなのにどこかですれ違うもどかしさなどが絶妙なバランスで描かれていた」

・「両片想いだった2人がシーズン1のラストで恋人となり、その後を描いたシーズン2は、シーズン1同様お互いを理解できない部分もあるけど、お互いを思うピュアな気持ちを美しく描いた作品であり、放送後時間が経ってから観ても、まったく色褪せることがない美しい作品です」

・「“ひらきよ”を演じられるのは、“りくゆせ”しかいないと思えるくらいに、萩原利久くんと八木勇征くんにぴったりハマっていたから！」

・「『美しい彼』の底なし沼にまんまとハマったから」

2位：「クールドジ男子」

2位はNCT 127（エヌシーティーイチニナナ）の中本悠太（ユウタ）、JO1（ジェイオーワン）の川西拓実、俳優の藤岡真威人、桜田通が主演を務めたテレビ東京ドラマ25「クールドジ男子」。

クールでかっこいいのにドジな男子たちの日常をコミカルに描いたハートフルコメディは、まさに金曜夜の癒やしの存在として視聴者にそっと寄り添った。特別大きな展開が起こるわけでもなく、イケメンたちのほのぼのとした日常やクスッと笑えるドジっぷりに、どんどん愛着が湧いてしまう。

＜読者コメント＞

・「タイプの違うイケメン、クールでドジな男子たちに癒されてました！ 現場の雰囲気もとっても良さそうでみんな仲良さそうで微笑ましかったです。続編期待してます（笑）！」

・「クスッと笑えて癒されるドラマでした」

・「アニメ、原作勢なので正直最初は期待してなかったのですが、観ていくうちに優しい世界観が丁寧に再現されてて、逆にドラマでしか観れないクールドジ男子たちが見れて嬉しかったです」

・「まずキャストがすごい！イケメンパラダイス！誰も不幸にならないただただ可愛いと幸せが溢れる作品。観てるだけで幸せになれる！」

・「可愛くてちょっぴりドジな男の子たちが悩んだり葛藤したりしながら友情を育んで成長していくドラマがとても楽しく癒されながら観ていました」

3位：「ウソ婚」

続く3位には、Sexy Zoneの菊池風磨が主演を務めたカンテレ・フジテレビ系火ドラ★イレブン「ウソ婚」がランクイン。幼馴染による偽装結婚をテーマとしたウソから始まるラブコメディーというベタな設定ながら、一人ひとりの登場人物にスポットを当て、“本音と建前”を映し出したストーリーに思わず感情移入してしまう人が続出した。

また、主人公・匠（菊池）の仕事仲間・進藤将暉（渡辺翔太／Snow Man）が匠に対して友達以上の感情を持っていたという展開など、原作とは異なった設定を丁寧に紡ぎ出すことによって、ドラマならではの魅力を引き出すことに成功。そして、菊池による胸キュンとコミカルの緩急の効いた演技力にも絶賛の声が届いた。

＜読者コメント＞

・「原作の骨組みを残しつつ登場人物それぞれの想いを丁寧に描いていてとても温かい気持ちになれるドラマだった。深夜の30分枠という難しい時間帯でありながら多くの人の注目を集めたのは主演の菊池風磨さんの時にコミカルに、時に切なく一途な想いを寄せる魅力的な存在が大きいと思う」

・「『偽装結婚ものはやり尽くしている』という前評判を覆して、同じシーンを別の人物の視点で回想するなどタブーを破り新しいストーリーを作り出したところが良かったです」

・「菊池風磨が菊池風磨だった（笑）緩急のある演技が物語をよりリアルに面白くしていた」

・「30分と時間は少ないドラマでしたが、その時間の中で一人ひとりの登場人物にフォーカスを当てた展開が丁寧に描かれていた。胸の奥に秘めた感情を隠し、心の少しの揺れ動きを声や表情、ナレーションと見事に表現した進藤将暉役の渡辺翔太さんもとても素晴らしかったです」

・「あらゆる価値観を優しく肯定してくれるようなドラマだったから」

4位：「みなと商事コインランドリー2」

超特急の草川拓弥が主演を務めたテレビ東京系「みなと商事コインランドリー2」（通称：「みなしょー」）が4位に。2022年に放送され、年の差を超えた胸キュンラブストーリーで話題を呼んだ「みなと商事コインランドリー」が満を持してシーズン2としてカムバックを果たした。

話題のBLマンガを実写ドラマ化した同作は、古びたコインランドリー「みなと商事」の管理人でアラサー男子・湊晃（通称：湊／草川）とイケメン男子高校生・香月慎太郎（通称：シン／西垣匠）の恋愛模様をクローズアップ。シーズン2では、ピュアでまっすぐなやりとりはそのままに、大人の恋に踏み込んだ2人のその後を繊細に描いており、視聴者からの熱の込もったコメントが多数寄せられた。

＜読者コメント＞

・「『おかえりみなしょー！』と言いたくなるようなオマージュがたくさん散りばめられていて、シーズン1から観ていた視聴者が楽しめるような工夫がされていた。西垣匠くん演じる、香月慎太郎の記憶喪失の演技がリアルで胸が苦しかった。最後の最後まで結末が分からない、ハラハラドキドキの展開が良かったか。今年の夏もみなしょーと過ごせて幸せだったから」

・「【ちょっぴりホットな胸キュンラブストーリー】というキャッチコピーでありながら、ちょっぴりどころではない、胸キュンを沢山いただきました。草川拓弥さん、西垣匠さん演じる湊とシンのかけあいも、もどかしさもありながら互いに好きが漏れている雰囲気がダイレクトに伝わり、キュンキュンが止まりませんでした。シーズン1からさらにパワーアップして帰ってきてくださり、2022年、2023年の夏はみなしょー一色で素敵な夏になりました。既にロスです！」

・「1に続きちょっぴり大人になった2人のその後のお話でしたが、1にも増して苦しかったり切なかったり嬉しかったりと感情の揺さぶられ方がすごかった」

・「2人の関係性がもどかしくも愛おしくて、ただ真っ直ぐに好きでいることの難しさと尊さを改めて感じた作品だったから」

・「シンみな（シン＆湊）・あす柊（英明日香／奥智哉＆佐久間柊／稲葉友）のピュアすぎる恋がたまらなく可愛く、切なくて癒されます。前作からさらにパワーアップした恋が最高すぎます！」

5位：「すきすきワンワン！」

そして5位はNumber_iの岸優太が主演を務め、美 少年の浮所飛貴が出演した日本テレビ「シンドラ」枠「すきすきワンワン！」（※出演当時はKing ＆ Prince所属）がランクインを果たした。人生諦めモード、必死にならず頑張りもせず“そこそこ”で生きていこうとする26歳ダメ男・雪井炬太郎（岸）と、その元愛犬の生まれ変わり・てん（浮所）との不思議な同居生活が描かれた同作。愛し愛され成長していく炬太郎の姿が視聴者に強く刺さり「泣ける」「考えさせられる」など熱いコメントが多数寄せられた。

ファンタジー要素を含む設定ながらも、岸＆浮所のナチュラルな演技が何気ない日常を映し出し、ホッと温まる展開や共感性の高いストーリーを紡いだ。

＜読者コメント＞

・「1人の青年が人生をやり直す1歩を踏み出すまでを少しのファンタジーを織りまぜて丁寧に描いていて毎週楽しみにしていました。何気ない日常を大事にしていこうと改めて思える素敵なドラマです」

・「30分ながらテンポの良いクオリティと、主人公の成長が物語を通じて心に伝わってきました。最終回には主人公につられて大号泣してしまい、今でも観返したくなる作品になったからです」

・「ありえない設定なのに、岸くんのリアルなお芝居で『そんな世界があってもいいよね』とじんわりくるドラマでした」

・「タイトルはとてもファンタジーですが、ストーリーは人間味が溢れていて涙あり笑いありコミカルなところもあり、最終回に近づくにつれて愛が沢山詰まっていて特に岸くんの涙のシーンは美しくて説得力があって本当に心に刺さりました。本当にこのドラマは多くの方々に視てもらいたいと本気で思いました！」

・「心温まるドラマだったからです。命や家族、動物、人生等、様々なことについて考えさせられるドラマでした」

6位以降は？

6位：「ノッキンオン・ロックドドア」（テレビ朝日系）

＜読者コメント＞

・「松村北斗＆西畑大吾の会話や作品のテンポ感がとても良いです！ドキドキ感の中にクスりと笑えるところがある堤ワールドを堪能できたミステリーだった」

・「2人の探偵が様々な謎を解き明かしていくうちにお互いの関係性も変化していて毎回毎回の話が楽しみでした」

・「30分の枠の中で濃厚な内容がすごいスピード感で進んでいくので、毎回見応えがありました」

7位：「今日からヒットマン」（テレビ朝日系）

＜読者コメント＞

・「コメディでありシリアスであり…ストーリー展開が面白くてジェットコースターみたいなドラマ。主人公の稲葉十吉（相葉雅紀）がとてつもないことに巻き込まれながらも愛する家族を思って命をかけて戦っている姿がかっこいい」

・「クスッと笑える要素が散りばめられつつ、家族を守りたいという主人公の一貫した気持ちが伝わるドラマです。主題歌の『MAGIC WORD』（King ＆ Prince）もぴったりです！」

・「スリリングさとコメディの絶妙なバランスがすごく良く1時間があっという間に終わる。悪役もみんな個性があり話を上手く盛り上げている。会社と家庭のシーンは癒しの時間でありそれが絶妙に絡んで上手く纏まっている！」

8位：「墜落JKと廃人教師」（MBS）

＜読者コメント＞

・「実写化は難しいとされる人気漫画原作の灰葉仁を見事に演じた橋本涼くん、原作ファンをも納得させる胸キュンと高石あかりさん（※「高」は正式には「はしごだか」）との絶妙なテンポの良い掛け合いが視聴者を魅了しました」

・「アンニュイなムードの主人公2人がすごくハマり役だと思った。世界観に引き込まれてしまった」

・「原作から飛び出してきたかのような2人のビジュアルと声とテンポ感が最高で、原作ファンも納得の完成度だったから」

9位：「春は短し恋せよ男子。」（日本テレビ）

＜読者コメント＞

・「青春時代を思い出しながら、ドキドキ、キュンキュン応援しながら観てました。一人ひとりの成長していく姿が心地良く元気をもらえていました」

・「男子高生4人のわちゃわちゃした空気感がとても爽やかで、映像も終始綺麗で青春時代を思い出してドキドキできたドラマでした！」

・「キラキラな青春を感じれる作品だった｡主題歌の『奇跡が起きるとき』も大好きな1曲」

10位：「ワンルームエンジェル」（MBS）

＜読者コメント＞

・「儚くて、切なくて、でも胸が温かくなるような、愛おしい気持ちになるようなドラマでした。人生なんて、開き直りだから、こんなちっぽけな自分でも明日を前向きに生きようと思わせてくれました！大好きなドラマです！」

・「『人生は悪くない』。観終えた後にそう思える、心に沁み入る物語でした。『恋愛作品なの？』と気後れしてしまいそうな人にもぜひ観てほしい。毎日を生きていく支えになってくれる作品です」

・「ワンルームで繰り広げられる2人芝居と独特な世界観に引き込まれました！！天使役の西村拓哉くんは『現実に天使が存在している！』と思わされるほど完璧にマッチしているビジュアルと生意気さや可愛さが最高で虜です」

モデルプレス国民的推しランキング

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