<ディズニー『ピノキオ』 リレーインタビューvol.2高橋ユウ>願いを叶えるため奮闘するピノキオに共感 「姉は私にとってのジミニー・クリケット」
2022.09.27 17:15
世代を超え世界中で愛され続けている不朽の名作アニメーション『ピノキオ』がついに実写映画化!9月8日よりディズニープラスで独占配信されている本作の魅力を、モデルプレスではリレー形式のインタビューで紹介。第二弾となる今回はモデルの高橋ユウさんが登場!ピノキオに共感したことから、前回登場したすみれさんからの質問、そして次回登場の島袋聖南さんへのバトンとなる“聖南さんに聞いてみたいこと”もお届けします。
目次
『ピノキオ』がディズニープラスに登場
1940年に誕生し80年以上の時を経て実写化され、世界中で大きな話題となっている『ピノキオ』。魅力あふれるキャラクターと映像美で“本当の人間の子”になるという願いを叶え奮闘するピノキオをファンタジックに描きます。高橋さんには映画を通して背中を押してもらったシーンから、ピノキオを導くジミニー・クリケットが高橋さんにとって誰なのかも語っていただきました。
高橋ユウ、心の声を大切にするピノキオに「勇気をもらった」
― まずは映画『ピノキオ』をご覧になった率直な感想を聞かせてください。高橋:ピノキオの心の美しさだったり、ゼペットのピノキオに対するピュアな想いが刺さって、何度も泣いちゃいました…。ピノキオがジミニー・クリケットに“良心”を教わりながら成長していくストーリーなので、息子を想像しながら観るのかなと思っていたんですけど、自分自身の心にすごく響くものがありました。大人になったからこそ子供に教えてもらうことってあると思うんですが、自分の心の声を大切にするピノキオに気付かされることが多い映画でした。
― 特に好きなシーンや印象的だったシーンを教えてください。
高橋:ピノキオが学校から追い出されてしまうシーンや、操り人形として笑われながらパフォーマンスをするシーンはすごく悲しかったし泣いちゃったので印象に残っていますね。ただ、そんな辛い経験をしていても願いに向かって歩き続けるピノキオの姿がすごく響きました。ピノキオの中には「諦める」という選択肢は無くて、まっすぐに突き進む純粋さに勇気をもらいました。
― アニメーションの『ピノキオ』も観たことはありますか?
高橋:小さい頃に観たことはあるんですが、だいぶ印象が違いました。海の怪物に飲み込まれてしまうシーンとかは懐かしく感じたんですが、小さい頃は「嘘をついたら鼻が伸びるから嘘をついちゃダメ」という物語なのかなって(笑)。アレンジもあるとはいえ80年も前に『ピノキオ』が制作されていたのも驚きだし、実写映画の『ピノキオ』を観て良い意味で裏切られました。
― ピノキオから勇気をもらったのはどのシーンでしたか?
高橋:「プレジャー・アイランド」という場所からジミニー・クリケットと一緒に逃げるシーンがあるんですけど、すごく怖い思いをしているのに“ポジティブシンキング”で諦めないピノキオにすごく勇気をもらいました。ピノキオ自身もどんどん成長していると感じられて好きなシーンです!ジミニー・クリケットの存在も大きいと思うけど、辛い経験も糧にして自分なりの答えを出すのはなかなか真似できないですよね。
高橋ユウ「姉は私にとってのジミニー・クリケット」
― ピノキオは願いを叶えるため歩き出しますが、多くの誘惑や試練が立ちはだかります。高橋さんが共感したシーンなどはありましたか?高橋:ピノキオが周りの意見に流されちゃうシーンがあるんですけど、ここはきっと多くの方が共感できるシーンなんじゃないかなと感じました。私も学生時代にその場を平穏にやり過ごすために周りと意見を合わせるなんてことも経験しました。それこそ自分の意見で空気が悪くなったり、もしかしたらいじめられちゃうんじゃないかって。それは仕方ないことで悪いことではないと思うけど、絶対に流されなきゃいけない瞬間も確かにあるんだと感じました。周りに流されてしまうこともあったけど、ゼペットやジミニー・クリケットがいたからピノキオはまっすぐ成長できたのかなと思います。
― ゼペットやジミニー・クリケットなどのキャラクターも本作の魅力ですが、ピノキオ以外で高橋さんの好きなキャラクターは?
高橋:やっぱりジミニー・クリケットですね。ピノキオの“良心”としてずっと見守って導いてくれる姿はすごく頼りになります。でも抜けていて可愛い部分もあるのが良いですよね。ピノキオはジミニー・クリケットを頼っていて、ジミニー・クリケットはピノキオのことを信頼している関係も素敵でした。キツネのファウルフェローが歌っていた「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー」もテンションが上がりました!あの音楽を聴くとワクワクしますね。やっぱり『ピノキオ』は音楽も魅力的です。
― ジミニー・クリケットのお話が出たので、すみれさんからの質問も紹介させていただきます。「ユウちゃんにとってのジミニー・クリケットは誰?」という質問がすみれさんからありましたが、いかがですか?
高橋:私にとってのジミニー・クリケットかぁ…。やっぱり一番近くにいる姉(高橋メアリージュン)が私にとってのジミニー・クリケットかなと思います。年齢も3つしか変わらなくて私のことを全部知っているし、親友みたいな存在です。同じ業界でお仕事をさせていただいていますし、助言で導いてくれることもあります。すごく頼りになる存在なので私にとってのジミニー・クリケットは姉ですね。そしてゼペットはやっぱり両親です。親の笑顔を思い出すと「信じてくれている人を裏切りたくない」「笑顔を奪うようなことはしたくない」と気持ちを強く持つことができます。
高橋ユウ、島袋聖南がフィガロに似ている理由とは?
― 今回「ピノキオ」はご覧になって、どんな方におすすめの映画でしたか?高橋:男女問わず、誰にでも刺さる部分はあると感じます。特に今進路に悩んでいたり、自分のやりたいことに向き合えていないと感じる方には観てほしいです。きっと『ピノキオ』を通して気付けることがあると思うし、思い出すこともあるはずです。私自身、自分の心の声を聞くことの大切さを教えてもらいました。ピノキオが“本当の人間の子”になるという願いに向かう姿には背中を押してもらえると思います。
― 刺さる部分は観る方によって色々と変わりそうですね。
高橋:そう感じます。ピノキオが成長する物語でもあるし、親子のストーリーも描かれているので。大人が観ても響くし、映像も綺麗なので家族で観ても面白そうだなと感じました。今息子は2歳半なので、もう少し大きくなったら一緒に観ようと思います。
― ありがとうございます。今回はリレーインタビューということで、次回は島袋聖南さんを予定しています。今回の映画で島袋さんに聞いてみたいことはありますか?
高橋:映画の中でピノキオが「本物になりたいなら有名になる必要がある」と誘惑されるシーンがあるんですけど、私自身納得する部分もあるなと感じたんです。聖南さんもお子さんが生まれて、もし息子さんから「本物になりたいから有名になる」と言われた時にどんなアドバイスをするのかなと気になりました。私の中では聖南さんはジミニー・クリケットのような安心感もあって、逆に聖南さんにとってのジミニー・クリケットも気になりますね。
― 島袋さんに聞いてみたいと思います!もし高橋さんご自身が息子さんに「本物になりたいから有名になる」と言われたら何といいますか?
高橋:「あなたはもう本物だよ」とか、「有名になったからって本物ではないよ」と伝えるかもしれません。有名になりたいならいいかもしれないけど、本物になるために有名になるのは違うと感じるので。
― ちなみに登場人物の中で島袋さんはどのキャラクターに似ていると感じましたか?
高橋:聖南さんは芯がしっかりしてブレない印象があるんです。でもマイペースな部分もあるし、すごく女性らしくてドキッとする部分もあるのでフィガロ(ゼペットが飼っている黒猫)かなと感じました。すみれちゃんはピノキオで、私はそんな2人を眺めているクレオ(ゼペットが飼っている金魚)ですかね(笑)。2人と一緒にいたいけど、自分から率先して引っ張っていく感じでもないので。
― すみれさんは島袋さんを「すごく優しくて優雅」という理由で妖精ブルー・フェアリーに似ていると仰っていました。
高橋:確かにブルー・フェアリーっぽさもありますね!優雅で広く受け止めてくれる感じがあるので。聖南さんと初めて出会ったのは7~8年くらい前のお仕事でした。実際に会うまではクールな人なんだろうなと思っていたんですけど、話してみると全然違くて。すごく柔らかくて優しい人で、印象がガラッと変わったのを覚えています。
― すみれさんがピノキオの理由は?
高橋:すみれちゃんはすごく芯が強くてポジティブなのでピノキオだと思いました。一緒にいると元気がもらえるんです!
― ちなみにすみれさんご自身はピノキオで、「ユウちゃんは親友でもあるし、信頼できる仲間」という理由で人形師ファビアナが操るバレリーナの人形サビーナだと仰っていました。
高橋:嬉しい!すみれちゃんとは頻繁に会うわけじゃないんですが、一緒にいるとすごく楽でありのままの自分でいられるんです。会う前は緊張するんですけど、会った瞬間から楽しくて濃密な時間に感じるんです。じゃあ、すみれちゃんがピノキオというのは私とも同じ意見だったんだ!面白いですね。
― すみれさんの取材は終わってしまいましたが、島袋さんにはお伝えします!ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『ピノキオ』あらすじ
風変わりなおじいさんゼペットは息子を亡くし、「もう一度息子に会いたい…」と思い続けながら一人孤独に暮らしていた。そんなある晩、ゼペットが作った木彫りの人形ピノキオに、妖精ブルー・フェアリーが魔法をかけ命を授ける。ピノキオに命が宿り驚くゼペットと、学校に通い“本当の人間の子”になるため奮闘するピノキオ。ジミニー・クリケットはそんなピノキオに善悪を教えながら導いていこうとするが、純真無垢なピノキオにあらゆる誘惑や試練が襲い掛かる。「ゼペットの息子になりたい」という願いを叶えるため、ピノキオは困難が待ち受ける大冒険に出かけるのだが…。関連記事
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