「悪口言ってるよ」と忠告した親友を信じて友人と疎遠になった私。半年後、駅前のカフェで知った真実
届いた一通の長文メッセージ
半年前のある夜、親友から長文のメッセージが届きました。「ちょっと言いにくいんだけど」という前置きのあと、「あの子、あなたの悪口言ってるよ。距離を置いたほうがいいと思う」と書かれていたのです。具体的なエピソードもいくつか添えられていて、私はその文面を何度も読み返しました。
もう一人の友人とは、特別な関係というよりは、ふっと連絡を取り合う気軽な間柄でした。だからこそ、私の知らないところで悪口を言われていたという話は、想像していなかった分だけ重く感じました。
返信を止めた半年間
それから私は、もう一人の友人からのメッセージに、少しずつ返信をしなくなりました。最初は「忙しくて」と濁し、やがて既読だけつけて返さない日が続きました。彼女からの誘いも、当たり障りのない理由で断り続けていました。
時々、本当に悪口を言っていたのか確かめたい気持ちが湧き上がりました。でも親友がわざわざ嘘をつく理由が思いつかず、そのまま半年が過ぎていきました。三人で笑い合っていた写真をスマホで眺めるたびに、自分の判断が本当に正しかったのか分からなくなりました。
駅前のカフェで目が合った日
ある土曜日の午後、駅前のカフェで一人お茶をしていたとき、入り口から入ってきた女性と目が合いました。半年ぶりに見るもう一人の友人でした。彼女は驚いた顔をしましたが、すぐに笑顔になり、「ちょっといい?」と私の前の席に座りました。
「最近返事がなくて、何かあったのかなって心配してた。」そう切り出されて、私は思わず口ごもりました。意を決して、親友から聞いた話を打ち明けると、彼女はきょとんとした顔で「悪口なんて言ったことないよ。ずっと連絡したかったのに」とまっすぐ目を見て言ったのです。
そして...
カフェを出た足で、私は親友に電話をかけました。最初は否定していた彼女も、私が再会の話をすると、ぽつりと「ごめん」とこぼしました。後日会って問い詰めると、彼女は目を伏せたまま、「二人が仲良いのが寂しかったの。私だけ置いていかれる気がして」と打ち明けたのです。
腹立たしさはありました。でもその真実を聞いて、嘘をつかせるほどの寂しさを抱えていた親友の姿が、初めて見えた気がしました。私は「嘘じゃなくて、寂しいって言えばよかったのに」と返しました。先週、三人で久しぶりに集まって、新しいグループチャットを作りました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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