「既読つけるの早すぎて怖い」と彼に言われ返信を遅くした私→「なんか怒ってる?」と連投してきた彼に呆れた話
その一言
ある夜、いつものようにメッセージをやりとりしていたときのこと。彼が送ってきた夕飯の写真にすぐ反応したら、返ってきたのはこんな言葉でした。「既読つけるの早すぎて怖い」。笑えるスタンプつき。冗談だとわかっていました。でも「怖い」という一語が、どこか引っかかったのです。
好きな人のメッセージをすぐ開いて、何がいけないんだろう。嬉しいから開く。気になるから返す。それだけなのに、重いと思われていたのかもしれない。「え、そう?ごめん」と返しながら、スマホを握る指にぎゅっと力が入りました。
我慢の10分
それから、通知が来ても最低10分は開かないことにしました。見てもすぐには返さない。たった10分。なのにスマホを裏返すたびに胸がざわつく。通知音が鳴るたびに手が伸びそうになるのをこらえて、わざとテレビのリモコンを握ったりしていました。
好きな人への返事にブレーキをかけるのは、思った以上にしんどいものです。それでも「怖い」と思われるよりましだと、自分に言い聞かせる日々。友人に話したら「そこまで気を遣う必要ある?」と呆れられましたが、一度気になったら止められません。彼の冗談ひとつで、メッセージを開くという当たり前のことが怖くなっていました。
連投される不安
1週間ほど経った頃、彼からメッセージが届きました。「なんか怒ってる?」。怒ってなんかいません。ただ彼に合わせただけ。既読をつけずにいると、30分後に「俺なんかした?」。さらに「最近返信遅くない?」「前はすぐ返してくれたのに」と続きました。
画面を見つめたまま、唇の端がぴくっと引きつりました。4通連続。自分が何を言ったか覚えていないのか。早く返せば「怖い」。遅く返せば「怒ってる?」。じゃあ、いつ返せばいいの。
そして...
その夜、一言だけ送りました。「早くても遅くても文句言うじゃん」。しばらく間があいて、返ってきたのは「確かに」。声を出して笑ってしまいました。
あの一言に深い意味なんてなかったのかもしれません。でも私が何日も返信のタイミングに神経をすり減らしていたことを、彼はきっと知らないままです。もう気を遣うのはやめよう。好きな人にすぐ返事をして、何が悪いんだろう。そう思って、彼の「確かに」に即既読をつけました。
(20代女性・学生)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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