「ねぇ、なんで私のトーク画面だけ背景変えてるの?」と聞いたら、彼が「見ないで」と焦り出した理由
黒い背景だけが、ひとつ浮かんでいた
電車の乗り換えを確認するために、隣に座っていた彼の携帯を少し借りたときのことです。メッセージのホーム画面を開いた瞬間、何かに引っかかりました。友だちや職場の人とのトーク画面にはそれぞれ好みの壁紙が設定されているのに、私とのトーク画面だけが真っ黒。まるで中身を見えにくくするかのような、無機質な黒い画面でした。「気のせいかな」と思いながら携帯を返しましたが、その後もずっと頭の片隅に引っかかっていました。布団に入ってからも、あの黒い画面だけが浮かんできて、なぜか忘れられなくて。些細なことのはずなのに、妙に胸のあたりが重くなっていました。
「見ないで」というメッセージの返信
その夜、思い切って彼にメッセージを送りました。「ねぇ、なんで私のトーク画面だけ背景変えてるの?」しばらくして返ってきた彼の返信は、短くて、それなのにとても引っかかるものでした。「ちょっと待って。見ないで」。「見ないで」って、何を? 送られてきたのはその一言だけ。聞き返しても、既読がつくばかりで返事は来ませんでした。次の日、直接会いに行くことにしました。
一行のメッセージが、すべてを語っていた
「なんで昨日あんな返し方したの?」と聞くと、彼はしばらく黙ったまま視線を逸らしていました。やがて観念したように、無言で携帯を差し出してきました。恐る恐るスクロールしていくと、知らない名前からのメッセージが目に飛び込んできました。「彼女にはもう話した?早くしないと私、限界だよ」短い一文でした。でも、それだけで十分すぎるほどでした。「これは違くて…ちゃんと説明する」と言いかける彼の声が遠くなっていくような気がして、私はそれ以上聞けませんでした。画面を閉じて、「わかった」とだけ伝えました。
そして...
その夜は、なかなか眠れませんでした。涙が出たり、何も感じなくなったりを繰り返しながら、長い夜を過ごしました。翌朝、少し気持ちが落ち着いてから、彼にこう送りました。「昨日のこと、ちゃんと受け止めた。これ以上は一緒にいられない。今まで、ありがとう」返信はありませんでした。でも不思議と、後悔はありませんでした。あの黒い背景が気づかせてくれた現実を、私はきっと忘れないと思います。泣いた夜の分だけ、これからきっと強くなれる。そう自分に言い聞かせながら、少しずつ前を向き始めています。
(20代女性・看護師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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