彼のグループチャットの「メンバーのいないグループ」が3つもある→1つずつ聞いていったら、全部に私が関係していた
気になって、聞いてみることにした
ある夜、彼がリビングのテーブルにスマホを置いたまま台所へ向かった。通知が来たわけでも、何かを確認しようとしたわけでもなかったのに、ふと目に入ったトーク画面のグループ欄に、「メンバー0人」と表示されたものが3つ並んでいた。名前もなく、アイコンもデフォルトのまま。特に見ようとしていたわけではなかったのに、一度見てしまうと、その画面がずっと頭の隅に引っかかり続けた。
翌朝、緊張しながら思い切って口に出した。「昨日、スマホの画面が見えちゃって。グループが3つあったの、少し気になって」と伝えると、彼は少し驚いたような顔をした。でも怒るわけでも誤魔化すわけでもなく、「そっか、見えてたんだね」と答えてくれた。その落ち着いた反応に、少しだけほっとした。
最初の2つは、拍子抜けするほど温かい話だった
彼は丁寧に説明してくれた。1つ目は、私の誕生日プレゼントを友人たちと相談するために作ったグループで、プレゼントが決まったあとにみんなに抜けてもらったという。2つ目は、彼の家族と私が初めて一緒に食事をする日程を調整したグループだった。「終わったら解散してもらってるから、今は誰もいないんだ」と彼は穏やかに言った。話を聞きながら、疑ってしまった自分が少し恥ずかしくなった。どちらも私を思ってのことで、温かい理由ばかり。拍子抜けしたような、ほっとしたような気持ちになった。でも、まだ3つ目が残っていた。
「それだけはまだ言えない」という一文
3つ目については、その日は教えてもらえなかった。夜になって、メッセージアプリでそっと送ってみた。「3つ目のグループ、何なのか教えてもらえる?」しばらくして返ってきたのは、「それだけはまだ言えない。もう少し待って」という一文。その言葉が頭から離れず、その夜はなかなか眠れなかった。また不安がじわじわと戻ってきたけれど、翌日彼から「今日、時間ある?話したいことがあって」と連絡が来て、その夜、ふたりで会った。彼の口から出てきたのはプロポーズの言葉だった。3つ目のグループには、指輪のことを一緒に考えてくれた友人たちがいたのだと、そのあとで教えてもらった。
そして...
疑ってしまったことを、少しだけ反省した。でも、気になることをちゃんと言葉にして伝えられてよかったとも思っている。彼は何かを隠していたのではなく、ただ驚かせたかっただけだった。あの3つの「メンバーのいないグループ」は、全部、私のためにあった。これからも不安になることがあれば、溜め込まずに伝えていこうと思う。彼となら、言葉を重ねながら安心できる関係をゆっくりつくっていける気がしている。
(20代女性・IT)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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