「手作りじゃないお弁当はかわいそう」と言い放った私→わが子が一番喜んでいたお弁当は…
私が信じていた「愛情の形」
幼稚園の遠足を前に、グループチャットでお弁当の話題が盛り上がっていました。あるママが「冷凍のからあげ、子どもが好きだから入れようかな」と書いたのを見た瞬間、私は気づけばこう送っていました。
「冷凍食品って…手作りじゃないお弁当はかわいそうだよね。子どもが一番わかってるよ」「愛情って手間をかけることだと思うの。うちは絶対に全部手作り」「子どもの健康を考えたら、添加物とか気にならない?」
自分の子育てへのこだわりが、誰かを傷つけていたことに、そのときの私は気づいてすらいませんでした。
遠足から帰ってきた息子の言葉
当日、私は朝早くから起きてお弁当を丁寧に仕上げました。全て手作り。彩りにも気を配った、自信作のつもりでした。ところが帰宅した息子が開口一番に話したのは、自分のお弁当のことではありませんでした。
「ねえ、△△くんのからあげ食べた!すっごくおいしかった!」
自分のお弁当より、よそのお弁当を目を輝かせて話す息子の顔を見ながら、先日送った言葉がじわりと浮かんできて、言葉が出てきませんでした。
親の「こだわり」と、子どもの正直な味覚
あの瞬間、はっきりと気がつきました。「手作りが愛情」というのは、私自身のこだわりであり、プライドだったのかもしれないと。子どもにとっておいしいかどうかは、また別の話だったのです。
息子が「一番おいしい」と言ったのは、私が今まで否定してきた冷凍食品のからあげでした。その事実が、じんわりと胸に沁みて離れませんでした。数日後、私はグループにそっとメッセージを送りました。
「この前は言い過ぎたかも。うちの子、よそのお弁当ばかり気にしてて…ちょっと反省した」送信した後、自分がどれほど的外れなことを言っていたか、改めて恥ずかしくなりました。
そして...
しばらくして届いたのは、「大丈夫ですよ」という短い返信でした。その短さが、かえってずしりと響きました。手作りへの思いは、きっと本物の愛情です。でも、それは他のお母さんのやり方を否定する理由にはならなかったと思います。
子どもが笑顔で「おいしい」と食べてくれるなら、それがどんな形であれ愛情のかたち。これからは自分の選択に自信を持ちながら、どのお母さんの選択も尊重できる人でいようと思っています。
(30代女性・パート)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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