“何も悪いことはしてない”と思っていた俺が、インスタのアクティブ表示ひとつで彼女を傷つけていたと知った話
寝落ちまでのルーティン
夜11時、彼女に「おやすみ、今日もおつかれ」と送る。歯を磨いて布団に入る。ここまでは毎晩同じ流れです。問題はそのあとでした。
布団に入ってから、なんとなくインスタを開く。最初はフォローしている人の投稿を軽く見るだけ。でもある日、リールのおすすめにゲーム攻略動画が流れてきてから、完全に習慣になりました。
今やっているRPGのボス戦の立ち回り。効率のいいレベル上げ。隠しアイテムの場所。関連動画が次々に表示され、気づけば1時間以上経っていることも珍しくありませんでした。
悪気はなかった、でも
「おやすみ」と送った時点で、自分の中ではその日のやりとりは終わっています。彼女との会話を切り上げて、誰かと連絡を取っているわけではない。ただ布団の中で動画を見ているだけ。
だから、何も悪いことはしていない。本気でそう思っていました。
インスタにアクティブ表示が出ていることすら、全く意識していませんでした。彼女が毎晩それを確認して、不安を募らせていたなんて、想像すらしていませんでした。
あの朝の連絡
ある朝、彼女からこんなチャットが届きました。「昨日、おやすみって言ったあともインスタずっとアクティブだったよね。寝たんじゃないの?」
最初は意味がわかりませんでしたが、「アクティブ表示」という言葉を見た瞬間、ようやく状況を理解しました。
言い訳を長々と打つより早いと思い、閲覧履歴をスクショして送りました。画面いっぱいに並ぶゲーム攻略動画のサムネイル。我ながら情けない画面でしたが、これが一番わかりやすい証拠でした。
「これ見てた。ごめん」送信してから、彼女がどんな気持ちでその画像を見るのかを想像して、少しだけ冷や汗が出ました。
そして...
「浮気じゃなくてよかったけど、先に言ってよ。こっちは毎晩モヤモヤしてたんだから」その返信を見たとき、ほっとすると同時に胸が痛みました。「毎晩モヤモヤしてた」その一言が、思った以上に刺さりました。
俺がゲーム攻略に夢中になっていた深夜、彼女は緑の丸を見つめながら最悪の想像をしていた。「おやすみ」と送っておきながら起きているだけで、人はこんなに不安になるのかと、初めて知りました。
「紛らわしくてごめん。アクティブ表示オフにする」とすぐに返しました。でも、本当に変えなければいけないのは設定ではなく、「言わなくてもわかるだろう」と思っていた自分の甘さでした。
あの一言で、ようやく気づいたのです。悪気がないことと、相手を不安にさせないことは、まったく別なのだと。
(20代男性・不動産)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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