記念日に”元カノと行ったことのあるお店”を予約してしまった俺。彼女に本当のことが言えず...
予約した店が「あの場所」だった
予約を入れたのは、ネットで評判が良かったフレンチのお店でした。記念日にふさわしい雰囲気だと思って選んだのです。しかし、予約確認のメールに添付されていた店内の写真を見て、あることに気づきました。
見覚えのある内装、窓際の席。そこは元カノと最後に食事をした場所だったのです。別れ話をしたあの夜のことが、鮮明によみがえってきました。どうして予約するときに気づかなかったのか。自分の迂闊さを本気で後悔しました。
「なんとなく」としか言えなかった
お店の前に立ったとき、決断を迫られました。このまま何も言わずに入るか、それとも正直に話すか。しかし、「ここは元カノと来た店なんだ」とは、とても言えませんでした。記念日にそんなことを伝えれば、彼女を深く傷つけてしまうと思ったからです。
結局、口から出たのは「違う店にしよう」という言葉でした。
彼女が「え?どうして?」と聞いても、「なんとなく」としか答えられません。自分でも情けないと思いながら、それ以上何も言えませんでした。
彼女の戸惑った表情が、忘れられません。
ファミレスで関係ない話をしながら
向かったのは近くのファミレスでした。正装した彼女が明らかに場違いに見えて、申し訳なさでいっぱいになりました。気まずさをごまかすように、関係のない話題を振り続けましたが、彼女の反応はどこか上の空でした。
「ごめん」と言えばよかった。本当のことを話せばよかった。そう思いながらも、どうしても言葉にする勇気が出ませんでした。
帰りの車の中で、彼女が涙を流しているのに気づいたとき、自分は間違った選択をしたのだと痛感しました。
そして...
その後、数日間悩み続けました。このまま黙っていれば、彼女の中で不信感は膨らむばかりです。でも、本当のことを言えば傷つけてしまう。どちらを選んでも彼女を傷つけるのではないかと迷いました。
それでも、嘘をつき続けるよりは正直に話すべきだと思い、すべてを打ち明けました。彼女は驚いた表情を浮かべましたが、最後まで話を聞いたあと、「話してくれてよかった」と言ってくれました。
その言葉を聞いたとき、ようやく気づきました。「本当のことを言わない優しさ」は、優しさではなかったのだと。
自分の不器用さが彼女を傷つけた事実は変えられません。それでも、これからはどんなことでも正直に伝えようと心に決めました。あの記念日は苦い思い出になりましたが、私たちにとって大切な学びの時間でもあったのだと思います。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
夫が掃除した後…洗濯機から“異臭”が!?次の瞬間⇒「…なんで」夫婦揃って青ざめたワケ。愛カツ -
「既読つけるの早すぎて怖い」と彼に言われ返信を遅くした私→「なんか怒ってる?」と連投してきた彼に呆れた話ハウコレ -
【39℃】の娘を放置し…夫「うつるから出かけるわ!」しかし⇒「ごめん…ごめん…」まさかの悲劇を招いた話Grapps -
初対面で…彼の母と妹から【ギロッ】鋭い視線!?直後⇒「覚えてる?」母から告げられたワケに「え…」愛カツ -
私を"都合のいい女"扱いしてきた彼氏。嫌気が差してブロックすると数カ月後、知らない番号から電話が...ハウコレ -
結婚記念日のレストランで…嫁に“帰宅”を命じる義母!? しかし次の瞬間「…お客様」店員の一言で“公開処刑”された話。愛カツ -
【39度】の妻の”お粥”や”ゼリー”を食べ尽くす夫!だが「俺が悪かった」夫が後悔した話愛カツ -
「絶対離したくない」男性の独占欲を煽るボディタッチ。やりすぎは禁物だけど...ハウコレ -
【誕生月別】放っておけない魅力がある女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ