義母から「嫁のくせに」と言われ続けた正月→今年は動かない。夫が言った“家政婦じゃない”で決着
毎年繰り返される「嫁のくせに」
義実家での正月は、私にとって休息とは程遠いものでした。元旦の朝は誰よりも早く起きておせちの準備を手伝い、来客があればお茶を出し、食事の後片付けも私の担当。義母からは「嫁のくせに気が利かない」「もっと早く動いて」と、ことあるごとに小言を言われ続けてきました。
義父や義姉は何も言わず、夫も「まあまあ」とその場をやり過ごすだけ。私は笑顔を作りながらも、心の中では「私は家政婦じゃないのに」という思いが膨らむ一方でした。それでも「結婚したからには仕方ない」と、自分に言い聞かせる日々が続いていました。
限界を迎えた昨年の正月
転機となったのは、昨年の正月のことでした。当時、私は第二子を妊娠中で、つわりがまだ残る体調の中での帰省。それでも義母は「妊娠は病気じゃない」と言い、いつも通りの働きを求めてきたのです。
立ちっぱなしで料理を続け、夜には足がむくんで靴が履けないほどに。それでも誰も「休んでいいよ」とは言ってくれませんでした。帰りの車の中で涙が止まらなくなり、夫に「もう限界」と初めて本音を打ち明けたのです。黙って聞いていた夫の表情が、少しずつ変わっていくのがわかりました。
夫が義母に伝えた言葉
正月前、夫が義母に電話をかけました。「正月は自宅で家族だけで過ごす」と伝える夫の声を、私は隣で聞いていました。義母は当然のように反論し、「嫁として当然のことなのに」と声を荒らげていたそうです。
すると夫は「妻は家政婦じゃありません。毎年どれだけ大変だったか、僕はずっと見て見ぬふりをしていた。もうそれはやめます」と言ってくれました。電話を切った後、夫は「ごめんな、遅くなって」と私に謝ってくれたのです。その一言で、長年胸につかえていたものがすっと軽くなった気がしました。
そして…
今年の正月、私たちは自宅でゆっくり過ごしました。子どもたちと一緒におせちをつまみながら、テレビを見て笑い合う穏やかな時間。「お正月ってこんなにゆっくりできるものなんだ」と、当たり前のことに気づかされた瞬間でした。
義母との関係がすぐに良くなったわけではありません。けれど、夫が私の味方になってくれたこと、そして自分の気持ちを伝えられたことで、心に少しだけ余裕が生まれたように思います。これからも無理をせず、家族みんなが笑顔でいられる形を夫婦で探していきたい。そんなふうに思える正月になりました。
(30代女性・主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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