妻に嘘をついて浮気相手のアパートに通っていた僕。いつものようにアパートへ行った翌朝、妻から来たLINEで息が止まった
始まりは愚痴だった
会社の同じフロアに、昨年異動してきた女性がいました。昼休みにたまたま同じコンビニで会って、「この会社、残業多いですよね」と笑い合ったのが最初です。そこからランチを一緒にするようになり、仕事の愚痴を言い合うようになりました。
妻には言えないことが、不思議と彼女には言えたのです。育児で疲れている妻に「仕事がつらい」とは言えませんでした。「お互い大変だね」。彼女のその一言が、当時の僕には何よりも楽な言葉だったのです。気づいたときには、彼女のアパートに通う生活が始まっていました。
「飲み会」という嘘
妻に「最近どこで飲んでるの?」と聞かれたとき、「いつもの店だよ。駅前の居酒屋」と即座に答えました。嘘をつくことに、抵抗もなくなっていました。最初の数回は罪悪感がありましたが、人間は恐ろしいもので、嘘は繰り返すほど軽くなるのです。「今日飲み会」とLINEを打つ指が震えたのは最初の1回だけでした。
妻から「了解、お疲れさま」と返ってくるたびに、申し訳なさよりも安堵を感じるようになっていました。帰宅して、妻が寝かしつけた息子の横で疲れた顔で眠っているのを見ても、「明日は早く帰ろう」と思うだけで、「もうやめよう」とは思えなかったのです。
「あのアパートの前にいたよ」
あの朝、妻からのLINEを見て、息が止まりました。「昨日、あのアパートの前にいたよ」。たった一行。言い訳を打っては消し、打っては消しました。10分かけて送った言葉は「話をさせてほしい」。
それしか出てきませんでした。その夜、泣きながら「ごめん!本当にごめん!もう二度としないから許してくれ!」と伝えましたが、僕を見る目にはもう温もりがありませんでした。
そして…
妻は3ヶ月後に離婚届を出しました。親権は妻が持ち、僕は月に一度の面会が認められました。 月に一度、息子に会うと「パパのおうち、どこ?」と聞かれます。「ちょっと遠くに引っ越したんだよ」と答えるのが精一杯でした。
(30代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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