私の予定は全て把握したがるのに自分の行動は一切教えない彼氏→同じルールを適用してみた結果
彼が求めた「報告のルール」
付き合って3カ月が過ぎた頃から、彼の様子が少しずつ変わり始めました。
「今日の予定、教えて」「今どこ?写真送って」そんなメッセージが、ほぼ毎日のように届くようになったのです。
最初のうちは、私のことを大切に思ってくれているからこそだと感じていました。心配してくれる彼の姿が、むしろ愛おしくさえあったのです。だから私は、求められるままに予定を伝え、出かけ先の写真を送り続けました。
友人との食事も、仕事の飲み会も、すべて事前に報告。帰宅時間が少しでも遅れそうなときは、必ず連絡を入れる。それが、いつの間にか私たちの「普通」になっていました。彼を安心させたい一心で、私は自分の行動をすべてオープンにしていたのです。
一方通行だった情報共有
そんなある日、ふと気になって彼に聞いてみました。
「今日は何してたの?」
返ってきたのは、「別に、普通だよ」というそっけない一言。それ以上聞いても、「仕事」「ちょっと出かけてた」と、曖昧な言葉ばかりが続きます。
私はあれほど細かく報告しているのに、彼からの情報はほとんどありません。週末の予定を聞いても「まだわからない」、夜の飲み会について尋ねても「大したことじゃない」。まるで、知らせる必要などないと言わんばかりの態度でした。
私のスケジュールは彼に筒抜けなのに、彼の生活は見えないまま。その不公平さに気づいてから、胸の奥に小さなモヤモヤを感じるように。それでも当時の私は、その違和感に蓋をして過ごしていたのです。
同じルールを適用してみた
ある週末、私は意を決してひとつの“実験”をしてみることにしました。彼と同じ対応をしてみよう、と。
彼から「今日の予定は?」と、いつものメッセージが届いたとき、私は「うん、普通だよ」とだけ返信しました。すると、間を置かずに電話がかかってきたのです。
「どういうこと?ちゃんと教えてよ」
彼の声には、明らかな苛立ちが滲んでいました。私が「あなたも、いつもそうやって答えるでしょう?」と伝えると、彼は一瞬黙り込みました。そして返ってきたのは、「俺のこと信頼してないの?」という、思いもよらない言葉だったのです。
その瞬間、私はやっと理解できたんだと思います。彼は、自分が求めることと同じことを求められるのは嫌なのだと。この関係は、最初から対等ではなかったのだと。
そして...
その夜、私は自分の気持ちと向き合いました。彼を責めたい気持ちよりも、「このままで私は幸せなのだろうか」という問いが、頭から離れなかったのです。
話し合いの中で、彼は「心配だから聞いてるだけ」と言いました。でも、その心配は私にだけ向けられ、彼自身は何も差し出そうとしない。その事実が、何よりも苦しかったのです。
最終的に私は、自分の時間や行動を監視されるような関係から距離を置くことを選びました。あの出来事を通して、自分の違和感を大切にしていいのだと学びました。対等であること、尊重し合えること。そのどちらも欠けてはいけないのだと、気づくことができました。
(20代女性・事務員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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