「家賃は折半ね」と言う彼氏→送られてきた契約書に、知らない人の名前が書かれていた話
念願の同棲、そして「折半」の提案
交際2年目を迎えた頃、彼から同棲の話が持ち上がりました。「そろそろ一緒に住まない?」という言葉に、私は素直に嬉しさを感じたのを覚えています。
物件探しは彼が中心となって進めてくれました。「俺が不動産屋とやり取りするから」と頼もしく言ってくれたので、すべてを任せていたのです。家賃12万円の部屋に決まったとき、彼からLINEが届きました。
「家賃は折半ね。毎月6万、俺の口座に振り込んで」
少し引っかかる部分もありましたが、対等な関係でいたいという気持ちもあり、私は了承しました。彼の口座に振り込むという形式に疑問を感じつつも、「きっと支払いを一本化したいのだろう」と自分を納得させていたのです。
届いた契約書に書かれた「知らない名前」
同棲生活が始まって2年目も近づいてきた頃、郵便受けに不動産会社からの書類が届きました。彼が不在だったため、私が受け取ったのです。
封筒には「契約更新のご案内」と書かれていました。中身を確認しようと開けた瞬間、目を疑いました。契約者の欄には彼の名前ではなく、まったく知らない女性の名前が記載されていたのです。
混乱しながらも冷静に書類を読み進めると、さらに衝撃的な事実が判明しました。家賃は12万円ではなく、8万円だったのです。私が毎月6万円を払っているということは、彼の負担はわずか2万円。しかも、契約者は別の女性。頭の中が真っ白になりながらも、私はこの書類をすぐに写真を撮りました。
問い詰めた夜
その夜、帰宅した彼に書類を見せながら説明を求めました。最初は「何かの間違いだろ」と笑っていた彼も、証拠を突きつけられると顔色が変わっていきました。
「実は……あの子は昔の彼女で、名義だけ借りてるんだ」
苦しい言い訳が続きましたが、私はさらに調べを進めていました。その女性のSNSを見つけ、彼との最近のツーショット写真を発見していたのです。彼にその画面を見せると、ようやく観念したように黙り込みました。
彼は二股をかけながら、私からは家賃として余分なお金を受け取り、もう一人の彼女には名義を貸させていた。すべてが繋がった瞬間でした。
そして...
私は冷静に、これまで多く支払った分の返金を求めるLINEを送りました。
「差額分の返金をお願いします。振込明細は全て保存してあります」
彼からの返信は、言い訳めいた長文の後に「分割で返す」という一文で終わっていました。その後、約束通り少しずつ返金され、私は新しい部屋へと引っ越しました。
今、一人暮らしの部屋で過ごす時間は、とても穏やかなものです。あの経験は辛いものでしたが、契約書や支払い記録を自分で確認することの大切さを学びました。信じることと、確認することは、きっと両立できる。そう思いながら、私は新しい生活を一歩ずつ歩み始めています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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