記念日も誕生日も「興味ない」と言っていた彼氏→自分の誕生日に何もなかったら本気で怒り出したので、私も本気で返した
「興味ない」と言われ続けた3年間
彼と付き合い始めたのは、私が社会人2年目の春のことでした。初めて迎えた私の誕生日、何かあるかなと少し期待していた自分がいたのを覚えています。
けれど当日、彼から届いたのは「おめでとう」という短いメッセージだけ。プレゼントもなければ、食事の約束もありませんでした。
「俺、そういうイベントごとに興味ないんだよね」と彼は悪びれる様子もなく言いました。クリスマスも、バレンタインも、交際記念日も同じ。私が何かを用意しても、彼からのお返しは特にありません。
最初のうちは寂しさを感じていたものの、次第に「彼はそういう人だから」と割り切るようになっていったのです。誕生日を祝ってもらえない悲しみより、彼との日常を大切にしようと思うことで、気持ちの折り合いをつけていました。
彼の誕生日に「何もしなかった」私
交際3年目を迎えた夏、彼の誕生日がやってきました。例年であれば私がケーキを用意したり、プレゼントを渡したりしていたのですが、この年は少し考えが変わっていたのです。「イベントに興味がない」と言うなら、私も同じようにしてみよう。そんな気持ちが芽生えていました。
当日、私は「誕生日おめでとう」とメッセージを送っただけ。プレゼントも、ケーキも、特別なディナーの約束もなし。彼がいつも私にしていたことと、まったく同じ対応をしたのです。
その数日後、彼の家に行く約束がありました。玄関を開けた瞬間から、彼の不機嫌さははっきり伝わってきました。リビングに入るなり、彼は私の顔を見て言ったのです。
「ねえ、俺の誕生日…あれだけ?」
「自分は特別」という矛盾に気づいた彼
私はできるだけ落ち着いた声で返しました。
「うん。いつもあなたが私にしてきたのと、同じだよ」
彼は言葉に詰まり、視線をそらしました。私は続けて、穏やかに、でもはっきり伝えました。
「ずっと“こういうイベントに興味ない”って言ってたよね。私の誕生日も記念日も、何もなかったのに、私は気にしないふりをしてきた」
しばらく沈黙が落ちました。やがて彼が、小さな声でつぶやきました。
「……そうだったね」
そして...
その日をきっかけに、私たちは何度も話し合いを重ねました。彼は「自分だけは特別扱いされて当然だと、どこかで思っていた」と正直に打ち明けてくれたのです。そして私も、本当は寂しかった気持ちを初めて言葉にすることができました。
あれから半年。彼は少しずつ変わり始めています。先日の私の誕生日には、不器用ながらも手書きのメッセージカードを渡してくれました。「来年はもっとちゃんとする」と照れくさそうに笑う彼を見て、私は気づいたのです。大切なのは豪華なお祝いではなく、お互いを想い合う気持ちを形にすること。あの日「本気で返した」ことが、私たちの関係を一歩前に進めてくれたのかもしれません。これからも、ふたりで少しずつ歩んでいけたらと思っています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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