夫「俺、イクメンなんだよね~」子育てアピールが酷い夫→1日だけ子どもの世話を丸投げした結果
夫の「イクメン」アピールと現実のギャップ
夫が「イクメン」を名乗り始めたのは、息子が生まれてすぐの頃でした。会社の同僚や友人に「毎日オムツ替えてるよ」「夜泣きも俺が対応してる」と話していたようで、義母からも「息子がよく手伝ってくれているみたいね」と言われたことがあります。
けれど実際には、夫がオムツを替えたのは数えるほどで、夜泣き対応をしてくれた日はほとんどありませんでした。
ある日、息子と私自身が高熱を出してしまった時期があったのですが、それでも夫は「大丈夫でしょ」と私たちを置いて出勤してしました。
ついに訪れた「限界の日」
回復してしばらく経った頃も、相変わらず夫のイクメンアピールは続いていました。ふとした瞬間に、今まで我慢していた言葉が静かにこぼれてしまったのです。
ある朝、「周りに紹介するまでのイクメンだったら、息子のことをお願いできない?」と夫に提案してみました。夫は少し驚いた様子でしたが、渋々了承してくれました。私は今まで行きたかった美容院やショッピングに向かい、子育てのすべてを夫に託したのです。
たった1日で変わった夫の表情
その日の夜、寝室のドアを開けた夫の顔は、朝とはまるで別人でした。目の下にはうっすらとクマができ、髪も乱れたまま。「ごはん食べさせるのも、着替えさせるのも、こんなに大変だとは思わなかった」と、疲れた声でつぶやきました。
息子がぐずったとき、どうすれば落ち着くのかわからず途方に暮れたこと。おもちゃを片づけても片づけても散らかること。昼寝のタイミングを逃して、夕方になって大泣きされたこと。夫は一日で、私が毎日感じていた大変さの一端を経験したようでした。
そして...
「今まで、ちゃんと見てなくてごめん」。夫がそう言ってくれたのは、息子が眠りについた後のことでした。私は責めるつもりはありませんでした。ただ、わかってほしかったのです。
その夜を境に、夫は少しずつ変わりました。朝、息子のごはんを準備してくれるようになり、週末は風呂を担当してくれるようになりました。大きな変化ではないけれど、確かに違う日常が始まったのです。
以前のように「イクメン」と口にすることは減りましたが、夫の背中は、以前より少し頼もしく見えるようになりました。あの日、任せてみてよかった。今はそう思えるようになっています。
(30代女性・主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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