彼の親戚「まだ結婚しないの?」攻撃→彼が笑って同調した瞬間、私が言った一言
親戚の集まりで浴びせられた言葉
その日は彼の祖母の米寿のお祝いで、親戚が十数人集まる会でした。彼から「うちの親戚、ちょっと口うるさいところあるけど、悪気はないから」と事前に聞いてはいたものの、正直なところ軽く考えていたのかもしれません。
会が始まって30分も経たないうちに、叔母らしき方から「あら、まだ結婚しないの?」と声をかけられました。笑顔で「そうですね、いつかは」と答えると、別の親戚からも「いつかって、いつ?」「女の子は早いほうがいいのよ」と次々に言葉が飛んできます。善意からの言葉だとわかっていても、初対面の方々から矢継ぎ早に言われると、どう返していいのか戸惑うばかりでした。
彼が笑って同調したあの瞬間
そんなとき、私は当然、隣にいる彼が何か言ってくれると思っていました。「まあまあ、そのうちね」とか「俺たちのペースでやるよ」とか、そんなひと言でいいから、私の味方になってほしかった。
ところが彼は「あはは、そうですよね〜」と笑いながら、親戚たちに同調したのです。それどころか「こいつがなかなか煮え切らなくて」と、まるで私に責任があるかのような言い方まで。一瞬、時間が止まったような感覚がありました。胸の奥がすうっと冷えていくのを感じながら、私はその場の空気を静かに見つめていました。
私が口にした一言
しばらく黙っていた私でしたが、ふと口を開きました。「そうですね、結婚は大切なことなので。ちゃんと相手を見極めてからにしようと思っているんです」。声は穏やかでしたが、はっきりと伝えたのです。
場が一瞬静まり、彼がこちらを見たのがわかりました。私はそれ以上何も言わず、少し笑ってお茶を口に運んだのです。その後、親戚たちの話題は別のことに移り、結婚の話は自然と終わりました。帰り道、彼は「さっきはごめん」と小さく謝ってきましたが、私の心にはすでに静かな決意が生まれていました。
そして...
あの出来事から数週間後、私は彼と改めて話し合いの場を設けました。あの日感じたこと、自分がパートナーに求めるもの、これからの関係について。彼は最初こそ戸惑った様子でしたが、真剣に耳を傾けてくれました。
その結果、私たちは「少し距離を置いて考える時間を持とう」という結論に至りました。別れではなく、お互いを見つめ直すための時間。寂しさがないわけではありませんが、自分の気持ちに正直でいられたことに、不思議な安らぎを感じています。
大切なのは、誰かのペースに流されることではなく、自分自身が納得できる選択をすること。あの日、勇気を出してひと言伝えられた自分を、今は少しだけ誇らしく思えるのです。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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