彼氏が急に「料理教室通う」宣言→エプロンの内側に書かれてた一言ですべてが明らかになった瞬間
突然の「料理教室」宣言
ある日の夕食後、彼が唐突に「来月から料理教室に通おうと思う」と言い出しました。普段から料理にまったく興味を示さなかった彼の発言に、私は思わず箸を止めてしまいました。「どうして急に?」と聞いても、「なんとなく」としか答えてくれません。
それから毎週土曜日、彼は朝早くから出かけるようになりました。帰宅後に「今日は何を作ったの?」と尋ねても、「まだ練習中だから」とはぐらかされる日々。料理の匂いもしないし、エプロンも持って出かけている様子はありませんでした。
正直に言えば、不安がなかったわけではありません。「本当に料理教室なのだろうか」という疑念が、心の片隅に静かに居座り始めていたのです。
見つけてしまった「新品のエプロン」
ある土曜日、彼がいつものように出かけた後、私は部屋の掃除をしていました。クローゼットの奥を整理していると、見慣れない紙袋が目に入ります。中を覗くと、タグがついたままの真新しいエプロンが入っていました。
「やっぱり本当に料理教室だったんだ」と安堵しかけた瞬間、エプロンの内側に何か書かれているのが見えました。白い布地に、油性ペンで丁寧に記された文字。それを読んだ私は、その場で動けなくなってしまいました。
そこには、こう書かれていたのです。
「Mの誕生日に、ちゃんとしたご飯を作れるようになる」私の名前のイニシャルと、来月に控えた誕生日。彼なりの決意が、静かにそこに刻まれていました。
「用事」の正体
その日の夜、何も知らないふりで彼を迎えました。けれど、彼の手に小さな切り傷があることに気づいてしまいます。「どうしたの、その傷」と聞くと、彼は少し照れくさそうに「ちょっと包丁でやっちゃって」とだけ答えました。
あの日から、彼の「用事」を見る目が変わりました。土曜の朝、少し緊張した面持ちで出かけていく後ろ姿。帰宅後、スマートフォンでレシピ動画をこっそり見ている横顔。すべてが愛おしく思えるようになったのです。
不器用な彼が、私のために慣れないことに挑戦している。その事実だけで、胸がじんわりと温かくなりました。
そして...
誕生日当日、彼が作ってくれたのはシンプルなオムライスでした。形は少しいびつで、ケチャップの文字もかすれていましたが、私にとっては何よりも特別な一皿でした。
「全然うまくできなくて」と照れる彼に、「知ってたよ、ずっと練習してたこと」と伝えました。驚いた顔をした後、彼は「バレてたのか」と笑いました。
あのエプロンの一言が教えてくれたのは、彼の不器用な優しさでした。派手な言葉や高価なプレゼントよりも、ずっと心に残る贈り物。これからも、こうして静かに想い合える関係を続けていきたい——そんなふうに思えた、忘れられない誕生日になりました。
(20代女性・フリーランス)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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