図書館デートで彼が借りた本が「恋愛心理〜」→付箋の内容が怖すぎて距離を置いた話
図書館デートで見かけた、彼の意外な一面
休日の昼下がり、私たちは近所の図書館を訪れました。お互いに本が好きで、静かな空間でそれぞれ好きな本を探す時間は、私にとって至福のひととき。
しばらくして、彼が「ちょっと気になる本があったから」と一冊の本を持って戻ってきました。表紙に書かれていたのは『実践・恋愛心理学』という文字。
私は少し意外に思いつつも、「仲を深めるために勉強してくれているのかな」とポジティブに捉えていました。その時の私は、まさかその本が、私たちの関係を壊す引き金になるとは夢にも思っていなかったのです。
ふと目に入った、大量の付箋
その日の夜、彼の部屋で一緒に過ごしていたときのことです。彼が飲み物を取りに席を外した隙に、テーブルの上に置かれたあの本が目に入りました。
何気なく手に取って、私は息を呑みました。本には、使い込まれた跡があり、驚くほど大量の付箋が貼られていたのです。そしてその付箋には、彼の筆跡でびっしりとメモが書き込まれていました。
「相手を自己嫌悪に陥らせ、こちらを優位に立たせる」
「孤立させるため、友人の評価を下げる言い回し」
「『君のためを思って』を枕詞に使い、支配を正当化する」
そこに並んでいたのは、愛を育むためのアドバイスなどではなく、相手を精神的に追い詰め、コントロールするための方法ばかりでした。私は背筋が冷たくなるのを感じました。
少しずつ見えてきた、小さな違和感の正体
本を元の位置に戻した後も、手が震えて止まりませんでした。私は必死に、これまでの彼との時間を振り返ると、今まで「愛情」だと思っていた数々の言動が、恐ろしいほど本の内容とリンクし始めたのです。
当時は「私を必要としてくれているんだ」と感じていたそれらの言葉。しかし今思えば、それは私の自信を削り、外の世界との繋がりを断たせ、彼に依存させるための「テクニック」そのものでした。
そして...
あれから数カ月が経ち、私は彼と正式にお別れをしました。 あのとき、彼の本音を見つけられたのは、自分を守るための最後のサインだったのだと思っています。
今は、誰の顔色もうかがわずに過ごせる毎日に、心から安らぎを感じています。これからは、テクニックではなく、素直な心で向き合える相手と出会いたい。そんな希望を胸に、私は再び前を向いて歩き始めています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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