彼が「仕事用」と言い張る2台目のスマホ→「土日は鳴らない」はずの電話が鳴り、判明した"真実"とは
「仕事用だから」という説明
彼と付き合い始めて半年が経った頃、彼がスマートフォンを2台持っていることに気づきました。「ああ、こっちは仕事用。会社から支給されてるんだ」
彼はさらりとそう答えました。続けて「取引先との連絡専用だから、土日は基本鳴らないよ」とも。
営業職だと聞いていたので、仕事用の端末があっても不思議ではありません。私は「そうなんだ」と納得し、それ以上は気に留めないようにしていました。けれど心のどこかで、彼がそのスマホを見るたびに表情が曇ることが、ずっと引っかかっていたのです。
土曜日の午後に鳴った着信音
それから数週間後の土曜日、彼の部屋で一緒に過ごしていたときのこと。テーブルの上に置かれた「仕事用」のスマホが、突然鳴り始めました。彼は明らかに顔色を変えて立ち上がり、スマホを手に別室へ消えていきました。
ドア越しに聞こえてきたのは、低く押し殺したような声。「もう少し待ってください」「来月には必ず......」。取引先相手の連絡というより、追い詰められた人の謝罪のように聞こえました。戻ってきた彼は「ちょっとしたトラブルで」と笑いましたが、その手は小さく震えていたのです。
通知画面に並んでいた"督促"の文字
その日から、彼はますますスマホを手放さなくなりました。けれどある夜、彼がうたた寝をしている隙に、スマホの画面が光ったのです。覗き見るつもりはありませんでした。けれど通知が画面いっぱいに表示され、思わず視線が止まってしまったのです。
「【重要】ご返済が確認できません」「最終通告:至急ご連絡ください」
見慣れない会社名がいくつも表示され、未読の通知は何十件にもなっていました。震える手でそっと画面をスクロールすると、複数の業者からの督促メッセージが次々と表示されたのです。彼が隠していたのは、数百万円にもなる借金だったのです。
そして...
私は彼にすべてを問いただしました。観念したように、彼は口を開きました。ギャンブルで作った借金が膨らみ、返済のために借り入れを繰り返していたこと。私の目の届かないところで、生活費の入った財布からお金を抜いたこともある、と小さな声で認めました。
目の前が真っ暗になりました。信じていた日々が音を立てて崩れていくようでした。けれど同時に、どこかで腑に落ちる感覚もあったのです。彼がデート代をいつも私に払わせていたこと、お金の話になると不機嫌になったこと。あの違和感は、こういうことだったのかと。
その日のうちに、私は彼との関係を終わらせました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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