ブランド品で固めた合コン男性が『これ限定モデルで』と自慢→アパレル勤務の友人がニッコリ
全身ブランドの男性
その日の合コンは、大学時代の友人に誘われて参加したものでした。仕事が忙しく出会いの場から遠ざかっていた私にとって、久しぶりの機会。少し緊張しながらも、楽しい時間になればいいなと思っていたのです。
会場に着くと、男性陣はすでに揃っていました。その中で一際目を引いたのが、全身をハイブランドで固めた一人の男性。腕には高級時計、足元には真新しい革靴。自己紹介が始まると、彼は開口一番「今日の時計、限定モデルなんだよね」と腕を見せびらかしました。
初対面でいきなりその話題か、と少し戸惑いながらも、私たちは曖昧に微笑んでいました。
止まらない自慢話
乾杯を終えても、彼の話題は持ち物のことばかり。財布を取り出しては「これはパリの本店で買った」と言い、靴を指しては「日本に数足しかない」と説明が続きます。「これ限定モデルで」というフレーズは、この短い時間で何度聞いたかわかりません。
女性陣は次第に反応が薄くなり、会話も弾まなくなっていきました。相手のことを知りたいと思っても、返ってくるのはブランドの話ばかり。正直なところ、少し疲れを感じ始めていたのです。
そんな中、隣に座っていた友人だけが、興味深そうに彼の話を聞いていました。時折うなずきながら、彼の持ち物をじっと見つめています。友人は都内のアパレル企業で働いており、ブランドには詳しいはず。彼女が何を考えているのか、私は少し気になっていました。
友人がにっこりと微笑んだ瞬間
「素敵なお時計ですね。もう少し見せていただいてもいいですか?」友人がそう言って身を乗り出すと、彼は嬉しそうに腕を差し出しました。
「やっぱりわかる?これ本当にレアでさ」と得意げに語る彼。しかし友人は時計をじっと見つめたあと、にっこりと微笑んでこう言ったのです。「このモデル、たしか通常ラインですよね。限定版はベルトの素材が違うはずなんですけど」。
一瞬、場が静まりました。彼の表情がわずかに強張ったのを、私は見逃しませんでした。友人は嫌味なく、あくまで自然な口調で続けます。「でも素敵なデザインですよね。人気なのわかります」彼はそれ以上何も言えず、その後は自慢話がぴたりと止みました。見栄を張っていたことが静かに露呈した瞬間でした。
そして...
合コンはその後、穏やかな雰囲気で終わりました。彼は最後まで少し居心地が悪そうにしていましたが、私たちはあえて何も触れませんでした。
帰り道、友人は「別に恥をかかせたかったわけじゃないんだけどね」と、彼女は少し困ったように笑いました。あの日の出来事を思い返すと、大切なのは持ち物や肩書きではなく、その人自身の中身なのだと改めて感じます。背伸びをしなくても、ありのままの自分で向き合ってくれる人と出会いたい。そう思いながら、私はまた新しい一歩を踏み出そうとしています。
(20代女性・客室乗務員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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