同棲中、私の貯金がなぜか減っていく…→彼の「悪気ないじゃん」に、私が"明細"で答えた結果
減っていく貯金と募る違和感
彼——Kとの同棲が始まったのは、交際2年目の春のこと。お互い社会人として働いていたので、生活費は折半という約束でした。家賃や光熱費は共通の口座に振り込み、それ以外は各自で管理する。そんなシンプルなルールだったはずなのに、なぜか私の貯金だけが目に見えて減っていくのです。
最初は気のせいだと思っていました。外食が増えたのかな、化粧品を買いすぎたかな、と自分を疑う日々。けれど家計簿を見返しても、大きな出費は見当たりません。不思議に思いながらも、Kとの穏やかな暮らしを壊したくなくて、私はその違和感に蓋をし続けていました。
「悪気ないじゃん」という言葉
ある晩、意を決してKに聞いてみることにしました。「ねえ、私のカード、使ったりしてない?」できるだけ責めるような言い方にならないよう、慎重に言葉を選んだつもりでした。
すると彼は、少しバツが悪そうな顔をしながらも、こう言ったのです。「あー、何回か借りたかも。でも俺たち一緒に暮らしてるんだし、悪気ないじゃん」。笑いながら言うその姿に、私は言葉を失いました。信じていた人からの思いがけない一言。胸の奥がすっと冷えていくような、そんな感覚を今でも覚えています。
彼の前に"明細"を差し出したら
それから数日、私は黙って準備を進めました。感情に任せて言い合いをしても、きっと何も変わらない。そう思ったからです。
クレジットカードの利用明細を過去半年分さかのぼり、Kが使ったと思われる項目を一つひとつ書き出していきました。ゲームの課金、ネットショッピング、コンビニでの買い物——合計すると、その額は私の1か月分の給料に近いものでした。整理した明細をテーブルに広げ、私は静かに彼に見せたのです。「これ、全部あなたが使った分だよね」。
Kは最初、言い訳をしようとしました。でも、並べられた事実の前では何も言えなくなり、やがてうつむいて黙り込んでしまいました。
そして...
その後、私たちは話し合いの末、同棲を解消することになりました。Kは少しずつお金を返すと約束してくれましたが、それ以上に私の中で何かが変わったのだと思います。
一人暮らしに戻った部屋は、最初は少し寂しく感じました。でも、自分のお金を自分で守れている。その安心感が、思っていた以上に心を軽くしてくれたのです。
誰かを信じることと、自分を大切にすることは、きっと両立できる。そう気づいた今、私は確かに前を向いて歩き始めています。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた体験談をもとに制作していますが、個人が特定されないよう一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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