彼のデスクにあった「Tくん大好き」の手書きメモ→問い詰めたら逆ギレ…でも筆跡で詰んだ話
彼の部屋で見つけた、見覚えのないメモ
ある日、私は交際2年になる彼の部屋を訪れていました。彼がシャワーを浴びている間、ふとデスクの上に目をやると、小さく折りたたまれたメモ用紙が置いてあるのに気づきました。何気なく手に取った私は、そこに書かれた文字を見て息を呑みました。
「Tくん大好き♡ また2人で会おうね」という、丸みを帯びた可愛らしい文字。明らかに自分のものではない筆跡でした。
心臓が早鳴りするのを感じながらも、私は冷静を装ってメモを元の場所に戻しました。きっと何か理由があるはず。そう言い聞かせながらも、胸の奥にはざわざわとした不安が広がっていったのです。
問い詰めたら、まさかの逆ギレ
私は意を決して、シャワーから上がった彼にメモのことを尋ねてみました。すると彼は一瞬表情を曇らせたあと、「ああ、それ?職場の後輩がふざけて書いたやつだよ」とあっさり答えたのです。しかし私には、どうしてもその説明が腑に落ちませんでした。
「でも、こういうメモを取っておくのはおかしくない?」と重ねて聞くと、彼の態度は一変。「なんでそんなに疑うの?俺のこと信じられないわけ?」と声を荒らげ始めたのです。まるで自分が悪いことをしたかのような空気に、私は言葉を失いました。しかし、それでも心のどこかで、「何かがおかしい」という直感が消えることはありませんでした。
ふと気づいた「筆跡」の違和感
モヤモヤした気持ちを抱えたまま帰宅した私は、ベッドに横になりながらあのメモの文字を思い返していました。すると、ふとした違和感が頭をよぎります。あの丸っこい「T」の書き方、どこかで見たことがあるような...。
私は過去にもらった手紙やメモを引っ張り出し、一枚ずつ確認してみることに。すると驚くべきことに、あのメモの筆跡は私の友人Aのものとそっくりだったのです。特徴的な「く」の形、数字の「2」の書き癖。比べれば比べるほど、同一人物が書いたとしか思えません。彼は、私に隠れて友人Aと会っていたのでした。
そして...
筆跡という動かぬ証拠を前に、私は静かに決断しました。細かい事情を追及することはせず、ただ「もう続けられない」とだけ伝えて、彼との関係に終止符を打ちました。
別れた直後は寂しさや虚しさに襲われることもありました。でも時間が経つにつれ、心には少しずつ穏やかさが戻ってきました。
誰かの嘘に振り回されるのではなく、自分自身の感覚を大切にすること。その経験は、私にとってかけがえのない学びとなりました。新しい日々は、静かに、でも確かに始まっています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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