Q. 「試験前日のベストな睡眠時間は?」【日本睡眠学会所属医師が回答】
2026.01.09 20:45
提供:All About
【日本睡眠学会所属医師が解説】記憶力や集中力を高めるためにも大切な睡眠。試験前の一夜漬けは逆効果です。ベストな睡眠時間と寝つきをよくするコツをご紹介します。(※画像:amanaimages)
Q. 大事なテスト前、一番力が発揮できる睡眠時間を教えてください
Q. 「受験本番が近づいてきて、緊張しています。安全圏の学校ではないので、前日も少しでも勉強すべきか、早めに寝た方がいいのか迷っています。試験当日に100%の力を発揮するために、ベストな睡眠時間はどれくらいでしょうか? 試験前日にちゃんと眠れるかも不安です」
A. テスト前日は7~8時間以上の睡眠がベスト。眠れなくても、焦らずリラックスを
テスト前日に最も力を発揮できる理想の睡眠時間は、7~8時間以上とされています。起きる時間から逆算して就寝時間を決めれば、朝すっきりと目覚められます。80~120分周期の睡眠のリズムを考慮して眠れば、集中力や覚醒度を高められ、おすすめです。
とはいえ前夜に緊張して眠れないこともあるかもしれません。そのような場合は、無理に早く寝ようとせず、心身をリラックスさせる工夫をしましょう。第一に、前日午後はカフェインの摂取を控えること。入浴は40度ほどのお湯に10~15分つかり、眠る1時間半前にはあがりましょう。体温が下がるタイミングで眠気が訪れるため、寝つきがよくなります。
朝は、明るい光を浴びて体内時計をリセットし、脳を目覚めさせましょう。朝食には、乳製品や豆類などトリプトファンを含む食品を取り入れると、集中力の向上にもつながります。睡眠と朝の準備を整え、万全の状態でテストに臨んでください。
日本を睡眠先進国にするため、正しい快眠習慣の普及に努める専門医。日本医師会、日本睡眠学会、日本コーチ協会所属。医師とビジネス・コーチという2つの仕事を活かし、医学・生理学と行動計画の両面から睡眠の質の向上に役立つ情報を発信している。
執筆者:坪田 聡(医師)
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