娘すら“偉そう”だとドン引きな俺様夫。しかし『ママに考えがある』妻考案の秘策で、夫が“完全敗北”！？

2025.12.14 14:00

提供：愛カツ

毎日の家事と育児に追われ、疲れだけが積み重なっていく日々。
そんな中、自分優先で家族を気遣わない夫の無神経な態度は、次第に夫婦関係まで曇らせます。

しかし、ある“ささやかな気づき”をきっかけに、状況が変化することも。
今回は夫のモラハラに悩んだ女性が事態を一変させた体験談を紹介します。

?『パパが家事やってる！』娘も驚く夫の大変身。その理由は…妻の“最後の作戦”のおかげで！？

家の中に積もっていた小さな違和感

私はフルタイムで働きながら、家事と育児をこなす毎日を送っていました。
帰宅したらすぐに夕食を作り、洗濯機を回し、食器を洗う——それが日課です。

そんな時、夫が帰宅すると、疲れた顔で一言。
「今日もさ、上司が無茶言ってきてさ。俺はほんと大変なんだよ」と、“俺しんどい”アピールが始まります。

けれど私も、フルタイム勤務に加えて学校へ娘を迎えに行き、帰宅後は休む間もなく家事を続けています。
夫には「お疲れ様」と声をかけるのが精いっぱいでした。

ある日、私はふと思い出して「あ、そういえば娘、テストで満点だったんだよ」と報告しました。
すると夫は「へぇ、そうなんだ」と軽く相槌を打ったものの…
その直後には「でも俺は今日、上司に8回も呼ばれたわ」と、すぐ自分の“しんどさ”の話にすり替えたのです。

そんな日々が続いたある夜、就寝前に娘がポツリとつぶやきました。
「ねぇママ、パパって…なんか偉そうだね」
娘は、私が家事に追われる姿と、夫の“自分ばかり大変”アピールのギャップに気づいていたのでしょう。

子どもにこんなことを言わせてしまったことが情けなく、胸が痛んだ私は…
娘に「安心して？ママに考えがある」とこそっと耳打ちしたのです。

”静かな作戦”の始まり

翌日の夕食でさっそく私は静かな反撃を開始しました。
カップ麺だけの食事を見て「え？今日これだけ？」と、夫は驚いたようです。
私は「うん。今日は仕事で疲れてて」とだけ答えました。

さらに翌日、夫が「シャツ洗濯してないの？今日の分どうすんだよ」と、苛立ちをあらわにしました。
私は「ごめんね」と謝りながら、昨日は上司に5回も怒鳴られて無理だったの、と小さな抵抗を試みました。

そしてそのとき、部屋のドアが開き「あら、何の騒ぎ？」と義母が入ってきたのです。
「か、母さん？なんでここに…」と、夫は目を丸くして驚きました。

実は、なかなか変わらない夫にとっておきの作戦を考えていて…事前に義母に連絡をして、来てもらったのです。
義母は夫を指差し「あんた、やってもらうだけの人生に慣れすぎ！」と厳しい口調で一喝。
夫は何も言い返せませんでした。

そのとき、娘が「ねぇママ！”俺の方が大変ゲーム”はママの勝ちだね！」と、得意げに話しました。
その日から、夫はぎこちない手つきながらも、一生懸命家事をしようとしています。
「パパが家事やってるの初めて見た」と、娘も驚いていました。

最後に

義母の言葉や娘のまっすぐな反応をきっかけに、夫はようやく家の中にある見えない負担へ目を向け始めました。
ぎこちないながらも家事に向き合う姿は、主人公にとって驚きと安堵が入り混じった新しい風のようでした。

日々の小さな積み重ねは、家族の関係をやわらかく変えていく力を持っています。
誰か1人が我慢し続けるのではなく、気づいたときに歩み寄ることが大切なのだと感じさせられます。

同じように悩む人の心にも、そっと寄り添う気持ちが届きますように。

※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

作画：西川ささら
（愛カツ編集部）