つわりで“入院危機”の妻に…暴言を吐く夫!?しかし直後「家にいるだけ…?」ついに妻の感情が爆発!
新しい命を授かった喜びは何ものにも代えがたいもの。
しかし、その喜びの裏側でつわりに苦しむ方も多くいます。
想像を超える体調の変化に戸惑い、心身ともに消耗する中、支えとなってほしい夫の無理解に直面したとき深い孤独感に襲われてしまうもの。
今回は、重度のつわりに苦しむ妻に無神経な夫が放った一言と、自分の言葉で訴えた妻の体験談を紹介します。
ついに新しい命を授かった
結婚して数年が経ち、ようやく新しい命を授かった私たち。
2人で喜びをわかち合い、これから生まれてくる子どもとの生活を楽しみにしてました。
妊娠がわかってすぐの頃は、健診に行くたびに医師から「順調ですよ」と言われ、私も心から「よかった」と安堵していましたが、喜びに浸るのも束の間。
妊娠初期のつわりが想像を絶するほどに重く私の体を蝕み始めたのです。
毎日、食べても食べなくても吐き気に襲われ、食事をとるのも苦痛な状況が続き、水すら受けつけない日も。
体重はみるみるうちに落ちていったのです…。
ある日の健診で「このままでは入院していただく場合があります」と深刻な顔つきで医師から告げられ、まずは帰宅して夫に相談しようと心に決めました。
体調が優れない中でも、私は何とか重い体を動かして家事をこなしていました。
シンクを磨き散らかった部屋を片づけ、とにかくできる範囲で精一杯家事をしていたつもりです。
そうこうしている間に「ただいま〜」と、夫が帰宅。
私が「おかえり、今日、病院でね…」と相談しかけたそのとき…。
夫が、私の顔色や体調を気にするよりも先に「思ったんだけど…部屋汚くない?」と少し散らかった部屋を見て首を傾げながら言ったのです。
その言葉に私は、ついさっきまで頑張って片づけていた現状を理解してほしい一心で、つらい胸のうちを伝えました。
「ごめん…吐き気が酷くて思ったように動けなくて…」と。
家にいるだけ…?

すると、夫は心底あきれたような表情で「別に家にいるくらいなんだから、ちゃんとできるだろ」と冷たく言い放ったのです。
「家にいるだけ…?」と、夫の言葉はつわりで苦しんでいる私をまったく理解していない、あまりにも無神経で残酷なものでした。
私はその言葉に涙が止まらず…今まで伝えられていなかった感情を、涙ながらに夫に訴えました。
そして、この出来事は私たちにとってお互いの変わるきっかけとなりました。
最後に
夫の無理解に直面したとき、心に負う傷はとても深く、ときには孤独を感じてしまうこともあります。しかし夫婦のすれ違いは起こり得るもの。大切なのは「状況の深刻さを具体的に、そして感情を込めて伝えること」です。
目に見えない体調の変化は、実際に体験していない人には伝わりにくいもの。言葉にして伝えること、そして相手の反応を待つのではなく、こちらの状況を理解してもらうための「情報提供」と「感情の開示」が解決の糸口となるでしょう。
ときには夫に理解してもらうため、専門家である「医師からの具体的な言葉を引用して伝える」ことも有効な手段です。
このつらい時期を夫婦で乗り越えるため「チームとしての協力体制」を構築するチャンスと捉え、対話を続けてみてください。
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
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