

婚活で妥協すべきポイントとは?経験者が教える後悔しない結婚への方法
婚活中の多くの人は、「理想の相手と結ばれたい」と考えているものです。しかし、完璧な人はいないからこそ、どこかで“妥協”が必要になる場面もあります。ただし、何でもかんでも妥協すればいいわけではありません。後悔しない結婚をするためには、譲れるポイントと譲れないポイントを見極めることが大切です。本記事では、婚活経験者のリアルな声をもとに、妥協すべきポイントや譲れない条件などを解説します。婚活成功者の体験談も掲載しているので、婚活における妥協点で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
婚活で妥協すべきポイントは?
婚活で相手に対する条件を決める際に、「理想が高すぎる」と言われてしまう人もいるでしょう。
理想が高ければ高いほど、該当する人は少なくなっていきます。
そのため、一定の条件に関しては妥協することも視野に入れておかないと婚活で成功しない可能性が高まります。
婚活において妥協しても良い条件は、主に以下の項目です。
・年齢の差
・容姿の条件
・学歴や収入
・趣味の不一致
・結婚歴や出身地
年齢や容姿、学歴、収入、趣味などはその人の人柄に関係なく、たとえ条件を下げたとしても相性が良ければ結婚後の生活で不満に思うことも少ないはずです。
ここで、妥協すべきポイントについて詳しく解説していきます。
年齢の差

婚活の条件に年齢を入れている人は少なくありません。
例えば男性であれば20代~30代前半、女性は同年代から2~3歳の範囲で条件に入れている場合が多いです。
年齢差が大きかったとしても、その人と価値観が合っていたり、人となりに惹かれたりすれば、年齢は気にする必要もありません。
また、年齢を婚活での最優先条件に置いてしまうと、それだけでかなりの人数が絞り込まれてしまい、良い出会いを逃してしまう可能性も高まります。
例えば男性で「20代後半」を希望条件として入れていたとします。
しかし、大手結婚相談所の20代女性会員の割合を見てみると、IBJメンバーズで22%、オーネットで17%、ツヴァイで12%と、全体の10~20%しかいないことがわかります。
一方で、30代女性会員の割合を見るとIBJメンバーズで61%、オーネットで53%、ツヴァイで46%です。
つまり、大手結婚相談所において女性会員の半数前後を占めているのは30代になっています。
もし20代後半に設定したまま婚活を進めると、10~20%の中でしか選べないことになりますが、「30代」に変更するだけで女性会員全体の半数近くの人が候補として上がってくるため、自分に合う人を見つけやすくなります。
容姿の条件
妥協しても良い条件の1つに、容姿が挙げられます。
異性を選ぶ際に第一印象になる容姿から選ぶ人も少なくありません。
しかし、容姿というのは一時的な基準にしかならず、時間が経てば徐々に変化していくものです。
例えば美男美女同士のカップルで結婚したとしても、性格や価値観の不一致などの影響で離婚することも決して珍しくありません。
そのため、最初は第一印象にもつながる容姿の魅力もありますが、長い結婚生活を送る上では性格や価値観などの内面を重視して選んだ方が、理想的な結婚につながりやすいのです。
1つの例として、容姿を妥協したことで結婚に至ったカップルもいます。
Aさんは相手の条件として「かわいい女性がいい」と考えていたそうです。
しかし、なかなか見た目がタイプの女性は現れず、婚活は難航していました。
その後結婚相談所のアドバイザーから、「見た目は一度置いておいて、一旦会ってみてはどうですか?」と言われ、紹介された女性と会ってみることにしたのです。
すると、Aさんはその女性と初対面なのに緊張せず話せたことや、スポーツ観戦という趣味が同じであることがわかり、また会いたいと思うほど楽しかったそうです。
その後順調に交際へ進み、結婚が成立しています。
学歴や収入
学歴や収入に関しても、一時的な経歴として魅力を感じられるかもしれませんが、妥協しても問題ない場合が多いです。
特に学歴は、収入なら今後の結婚生活にも影響してきますが、学歴が直接結婚生活に影響を与えることはありません。
例えば一流大学を卒業した人でも仕事に就かない人はいますし、逆に高校卒業後から企業に就職して昇進し、しっかりと給料をもらっている人もいます。
また、女性の場合は収入を気にする人はかなり多いです。
結婚後の生活について考えており、できれば専業主婦になりたいと考えている人もいるためです。
専業主婦になるためには、男性側が家族の生活を担えるほどの給料をもらっている必要があります。
しかし、高収入の男性の多くは「共働き」であることを希望しているケースが多いです。
実際に、Bさんは男性に求める条件として「年収600万円以上」という条件を設けていましたが、そもそも年収600万円以上の相手を探すのが難しく、また会ったとしても男性から断られてしまう日が続いていました。
趣味の不一致
結婚相手に求める条件として「同じ趣味を持つ人がいい」と考える人も多いでしょう。
しかし、趣味も条件の中では妥協すべきポイントと言えます。
結婚生活で重要となってくるのは、同じ趣味を持っていることではなく、相手の趣味を受け入れられる姿勢です。
たとえ趣味が全く違っていたとしても、お互いの趣味や個性を尊重できれば自身の成長にもつながります。
お互いに違う趣味なら、それぞれが自分の時間も大切にできます。
例えば男性が趣味の釣りに出かけている間、女性は家で趣味の読書に浸れます。
特に1人で没頭する時間が作れるとストレスの軽減にもつながります。
また、結婚後に相手の趣味を知っていく中で自分も好きになれたり、逆に相手が自分の趣味を好きになってくれたりする場合もあるでしょう。
そのため、結婚相手に求める条件にあえて趣味を入れなくても良いのです。
結婚歴や出身地
人によって結婚歴や出身地を相手に求める条件に設定している場合もあります。
例えば「バツイチの人よりも初婚がいい」「地方出身者だと里帰りが面倒だから都心に近い地域の出身者がいい」などです。
しかし、これらは相手の人間性を示す条件にはならず、判断材料として用いるものではないと言えます。
例えば結婚歴の場合、「バツイチ=人間性に問題がある」とイメージする人もいるかもしれません。
しかし、そもそも離婚理由がその人の相手が浮気したことだったり、2人の関係自体は問題なかったものの相手の家族や親族との折り合いが悪かったりしたことで、バツイチになった人もいます。
バツイチだからといって必ずしもその人に原因があるわけではないのです。
また、出身地に関してもその人のパーソナリティに多少の影響はもたらしているものの、その人のすべてとは言えません。
実際に、地方出身者を条件から外していたCさんは、婚活アドバイザーからの助言により出身場所に関係なく人柄を見て結婚相手を探しました。
すると1ヶ月後には良い人が見つかり、結婚まで至ったそうです。
結婚後は相手の実家に帰省する際、いつも旅行気分で楽しんでいると語っています。
婚活で譲れない条件
婚活において妥協すべきポイントを解説しましたが、逆に譲ってはいけない条件もあります。
・価値観の一致
・性格の相性
・思いやりの有無
・金銭感覚の一致
・居心地の良さ
上記のポイントを妥協してしまうと、関係が長続きしない可能性もあるため注意してください。
価値観の一致
お互いの価値観が一致していない場合、たとえ結婚できたとしても長続きせず、離婚に至る可能性が高まります。
そもそも価値観とは、人が物事を判断する際の基準や優先事項を指すものであり、何に価値を見出しているかの考え方になります。
例えば毎日掃除をしないと気になってしまう潔癖症の人と、ずぼらで掃除をサボりがちな人は、「掃除」に対する価値が異なっています。
潔癖症の人は掃除に対して価値の高い行為と考えていますが、ずぼらな人にとって掃除の価値は低く、それよりも別のことに価値を見出している可能性が高いです。
全く同じ価値観を持つ人は少ないものの、真逆な人と結婚してもうまくいきません。
そのため、結婚相手の条件として価値観の一致は設定しておくべきと言えます。
特に結婚前は以下のチェックポイントについて確認してみてください。
・食の好み
・ライフスタイルの違い
・休日の過ごし方
・家事分担
・仕事との向き合い方
・家族との付き合い
・子どもに対する考え方
性格の相性
裁判所が公表した「令和6年 司法統計年報」において、家庭裁判所に対して婚姻関係事件を申し立てた理由として、男女ともに「性格が合わない」が最も多いことがわかっています。
これから一生パートナーと寄り添い、生活を送っていくことを考えると、性格が合わなければケンカをすることも増えてしまい、幸せになれない可能性が高いです。
ただし、性格を条件にする場合、単に「やさしい人がいい」というよりも、自分の性格に対して合うか合わないかを重視することがポイントになってきます。
例えば「私は寂しがり屋なので構ってくれる人がいい」「私は優柔不断なところがあるから、リードしてくれる人がいい」などです。
性格の相性はデートから見極めていくことも可能です。
例えばデート中に相手が否定的な言葉をよく使っているか確認してみましょう。
自分の話に対して「○○はしない方がいいよ」「もっとこうしたらいいと思います」など、否定的な言葉から入ってくる場合、あなたと性格が合わない可能性があります。
また、デートから帰ってきた時に「楽しかった」よりも「疲れた」と感じたら、性格が合わないことで気を遣うことが多く、疲れたと感じてしまった可能性も考えられます。
思いやりの有無
譲れない条件として、思いやりの有無も入れておくことが大切です。
例えば相手が自分勝手で他の人の気持ちや状況などを気遣うこともできない人と結婚した場合、常に我慢を強いられることになるのは自分です。
最初は「自分が我慢すればいい」と思うかもしれませんが、徐々に気持ちが膨れ上がり、最終的にはこれまでの鬱憤が爆発して、関係修復が困難な状況に陥る可能性も少なくありません。
一方で、思いやりのある相手でお互いに配慮できる関係の場合、ケンカになる前に話し合いで解決できたり、ケンカになった場合でもすぐ謝罪をして良好な関係を保てたりします。
結婚生活で長く付き合っていくと段々遠慮などがなくなるかもしれませんが、相手を思いやる気持ちを持つことは大切です。
相手に思いやりがあるかどうかを調べるには、行動や言葉の使い方をよく見るようにしましょう。
例えば、誰かが困っている時に声をかけたり、相手の意見に対して頭ごなしに否定せず、尊重してくれたりする場合は、思いやりがあると言えます。
金銭感覚の一致

夫婦で金銭感覚にズレが生じていると、ケンカに発展しやすいと言われています。
お互いの金銭感覚が異なっている状態で結婚した場合、家計にも大きな影響を及ぼします。
例えば自分は最低でも3割は将来のために貯金しておきたいと考えているのに、相手は貯金よりもギャンブルや趣味にお金を使いたいと考えていた場合、お金の使い方について揉める可能性が高いです。
ちょっとした買い物に出かけても、Tシャツを1着購入するのに2,000円程度で満足する人もいれば、機能性やサイズにこだわりがあり1万近いものを買う人もいます。
どちらもお金をかけたい部分とそうでない部分に違いがあるため、ケンカになりやすく、別れの原因にもなってしまうのです。
結婚前に金銭感覚を確認するには、以下の質問を相手に聞いておくと良いでしょう。
・夕飯は自炊が多い?それとも外食?
・趣味にいくら使っている?
・旅行に行くなら予算はどれくらい?
・NISAとかiDeCoはやってる?興味ある?
居心地の良さ
相手に求める条件としてもう1つ重視したいのが、居心地の良さです。
パートナーと長く生活していく中で、本当の自分でいられるかどうかは重要なポイントになります。
たとえ相手の容姿が理想的だったとしても、一緒にいてもストレスを感じることが多く、どこか居心地の悪さを感じていては長続きできません。
恋愛では一緒にいてドキドキする人を求める傾向にありますが、結婚の場合は相手に安心感を求めることが多いです。
居心地の良さというのは初対面でも判断することはできます。
例えば相手とのデートを終えて別れる際に、「まだ帰りたくないな」「もっと話したいな」と感じたら、相手に対して居心地の良さを感じていると言えます。
また、普段婚活でデートをする時は緊張することが多いのに、その人に対してはあまり緊張せず、自分らしくいられると感じることもあるでしょう。
プロフィールや写真、メッセージのやり取りだけで居心地の良さは判断できません。
少しでもいいなと思った人がいたら、実際に会ってみて居心地の良さを確かめてみましょう。
理想と現実のバランス
婚活における相手への条件として、理想と現実のバランスのとり方も重要となってきます。
特に重視したいのが、以下のポイントです。
・年代別の妥協ポイント
・自分の市場価値
・理想追求のリスク
・妥協と譲歩の違い
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。
年代別の妥協ポイント
婚活における「妥協」は、単なる諦めではなく、自分の価値観やライフステージに応じた現実的な選択です。
特に年代によってライフプランや優先する条件が異なるため、妥協すべきポイントも自然と変わってきます。
妥協ポイント
20代
・年収や職業に対する理想の高さ
・外見へのこだわり
・趣味やライフスタイルの一致
30代
・住んでいる地域や通勤距離などの生活的な条件
・学歴や肩書きへのこだわり
・年齢差、バツイチなどに対する偏見
40代以上
・年齢や外見への理想
・相手の家族構成(子どもの有無など)
・収入や生活レベルの差
【20代の妥協ポイント】
20代はまだ若さや時間的余裕があるため、「条件にこだわりすぎない柔軟さ」が必要な時期です。
理想が高くなりがちですが、完璧な人はいないと気づくことも大切です。
例えば年収や職業に対して高い理想を持っている人は、将来性や成長意欲に注目してみると良いでしょう。
また、容姿へのこだわりよりも相手の内面や誠実さを重視する視点が重要です。
【30代の妥協ポイント】
30代になると結婚への意識がより現実的になり、将来を見据えたパートナー選びが中心になります。
その分、優先順位を明確にして「本当に譲れない条件」と「妥協できる条件」を見極めることが大切です。
例えば30代でも学歴や肩書きに対してこだわる人が多いですが、それよりも本質的な相性が良いかどうかをチェックすべきです。
また、年齢差やバツイチなどに対する偏見をなくし、今と未来を重視した方が相性の良い人と巡り会いやすくなります。
【40代以上の妥協ポイント】
40代以降の婚活では、再婚希望者や子どもがいる人との出会いも多くなります。
これまでの人生経験を踏まえつつ、安心できる関係性や互いの尊重が重要です。
特に40代以降の男性は相手の年齢や容姿にこだわる人が多いですが、外見よりも健康面や居心地の良さを重視した方が良いでしょう。
また、40代以降の女性は相手の収入や生活レベルに注目しがちです。
しかし、女性側が相手に対して経済的な依存を求めるのではなく、支え合える関係を重視することがポイントになってきます。
自分の市場価値
婚活で理想と現実のバランスをとるためには、まず自分の市場価値を調べてみることも大切です。
自分の市場価値を客観的に評価することで、どれくらい理想を追い求めても良いかの判断基準が見えてきやすくなります。
市場価値のつけ方は、男性と女性で項目が異なってきます。
【男性】
・20代後半~30代前半
・年収500万円以上
・身長170cm以上
・清潔感がある
・容姿や体型、年齢を重視していない
・お金の使い方がケチではない
・自己主張が激しすぎない
・家事が得意
【女性】
・年齢が20代
・ファッション、メイクに気を遣っている
・体型は細身~普通
・ストライクゾーンが広い
・周囲の考えに流されにくい
・結婚を焦っていない
・趣味や好きなものが多い
・共働きでも良いと考えている
上記に当てはまるものが多ければ多いほど、婚活における市場価値は高いと言えます。
理想追求のリスク
理想の条件に当てはまる人を探すのはもちろん良いですが、あまりに理想を追い求めすぎてしまうと、リスクにつながる可能性があります。
例えば女性の場合「年収1000万円以上」「イケメン」「長男ではない」などが挙げられます。
現実としてこれらの条件にすべて当てはまる人は存在するかもしれません。
しかし、だからといって必ず出会えるわけでもなく、もし会えたとしてもすでに結婚している可能性もあるでしょう。
この理想を追求するのに時間を費やしてしまうと、何の成果も得られないまま婚活が長引いてしまいます。
実際に、30代から婚活を始めたものの、高望みをしすぎた結果、アラフォーに突入してもなお相手が見つからないというケースもあります。
婚期を逃さないためにも、理想を追い求めすぎないように気を付けましょう。
妥協と譲歩の違い
妥協と似ている言葉に「譲歩」があります。
どちらも同じ意味のように感じるかもしれませんが、実際には異なっています。
まず「妥協」という言葉は、異なる主張を持った2人のどちらかが歩み寄り、両者が納得できる形に収めることを言います。
妥協は2人の間で問題が発生した場合でも、穏やかに解決させようとします。
ただし、基本的には2人のうちどちらかが歩み寄ることになるため、ポジティブではない捉え方をすることも多いです。
一方、譲歩とは自分の意見の一部またはすべてを引っ込めて、相手に譲ることを言います。
交渉の場だと2人のうちどちらか一方の行為になりますが、2人が共に主張を譲っていることも譲歩という言葉を使うことが多いです。
妥協という言葉の方がネガティブに捉えがちですが、婚活においては理想と現実のギャップを埋めるために、自分または相手を受け入れながら良好な関係を築いていくために必要な要素です。
「仕方なく妥協して選んだ相手と結婚する」という意味で使うのは不健全と言えるでしょう。
妥協しない婚活術
譲れない条件を守りつつ、効率的に婚活を進めるためには以下のポイントを押さえておきましょう。
・結婚相談所の活用法
・マッチングアプリの条件設定
・婚活パーティーでのコツ
・紹介での出会いの重要性
それぞれおすすめの婚活を進める方法について解説します。
結婚相談所の活用法

結婚相談所は、専門的な知識を持つプロからサポートを受けながら婚活ができるサービスです。
カウンセラーに相談しながら婚活を進められ、なおかつ会員の中から希望の条件に合う人を紹介してもらうこともできます。
結婚相談所で理想のパートナーを見つけるには、相手を見る時に減点方式ではなく加点方式に切り替えることが大切です。
結婚相談所では完全に条件が一致する人を紹介してもらえるわけではありません。
むしろ完全に条件が一致する人はいない可能性が高いです。
そのため、近い条件の人を紹介してもらえます。
ここで、相手のことを減点方式で見てしまうと、嫌なところばかり見えてしまい、「自分には合わない」と感じてしまいます。
一方、加点方式に切り替えれば、「この人は自分の話をよく聞いてくれる」「服のセンスがいい」など、条件にこだわらず色んな良いところを発見できます。
また、結婚相談所を活用する際はその選び方も重要となります。
会員数が多ければその分自分の条件に合う、または近い人が見つかりやすいので、会員数と男女比のバランスにも注目してみましょう。
マッチングアプリの条件設定
婚活向けのマッチングアプリを活用すれば、自分に合う人と出会える可能性もあります。
マッチングアプリでは相手を見つけるのに検索条件を設定できます。
この検索方法を活用することで、自分に合う人も見つけやすくなるでしょう。
検索条件を設定する場合、あまりに多くの条件を設けてしまうと相手がなかなか見つからない可能性もあります。
そのため、条件を設定する際には、自分的に絶対譲れない条件を3つに絞り込んでみてください。
もし身長や年齢などを設定する場合は、ピンポイントではなく、ある程度幅を持たせることで枠が広がり、条件に近い人とマッチングする可能性が高まります。
なお、マッチングアプリでは「いいね」をもらってマッチングするために、プロフィールの作成や写真に力を入れることが大切です。
例えばプロフィールは相手が最初に目にするあなたに関する情報なので、丁寧に書くようにしましょう。
写真も単なる自撮り画像ではなく、プロにお願いして屋外の明るいところで撮影してもらうのがおすすめです。
婚活パーティーでのコツ
婚活パーティーは、結婚願望の高い男女が集まりたくさんの人とコミュニケーションを取っていくことで、最終的に相性が良かった相手とカップリング成立となる可能性もあるイベントです。
婚活パーティーで相手の本質を見極めるためには、身だしなみや会話の内容、スタッフに対する態度をチェックすることが大切です。
婚活パーティーでは相手から好印象を持たれようとするために、身だしなみを整えてくるものです。
しかし、身だしなみを整えていなかった場合、婚活や結婚に対してあまり真剣に考えていない可能性があります。
次に、会話の内容もチェックしてみましょう。
会話の内容が世間話や結婚に対する考え方、将来的な話が多ければ特に問題はありません。
逆に初対面でいきなり貯金を聞いてきたり、これまでに付き合った人数を聞かれたりした場合は注意が必要です。
また、婚活パーティーのスタッフに対して上から目線の態度を取っていた場合、その後も嫌な対応をされる可能性があるため、スタッフへの接し方についてもよく観察しておきましょう。
紹介での出会いの重要性
相手と出会う方法として、知人や友人から紹介してもらう方法もあります。
結婚相談所やマッチングアプリ、婚活パーティーの方が多くの人と出会えますが、プロフィールや写真などで嘘をつかれている可能性があったり、普段の行動・言動とは全く違っていたりする可能性があります。
しかし、知人や友人からの紹介では、性格的に難がある人を紹介されることはほとんどなく、知人・友人がその人を知っているため、万が一嘘をつかれていたとしてもすぐに気付けます。
むしろ知人や友人に前もってどんな人なのか聞くこともできるため、安心して出会えるでしょう。
ただし、そもそも知人・友人がそれほど多くない人の場合、紹介してもらえる可能性はあまり高くありません。
そのため、紹介からの出会いを増やしたい人は、人脈づくりも重視していきましょう。
例えば勉強会やセミナーに参加してみたり、SNSでのつながりを増やしたりするなどです。
また、行きつけの店を作ってマスターや他の常連さんと仲良くなれば、人脈をより広げていくことも可能です。
婚活成功者の体験談
実際に婚活で妥協すべきポイントを見極め、結婚できた人も少なくありません。
例えば、成功した事例の中で以下のポイントが成功につながっています。
・条件の優先順位を変えた
・相手と何度も話し合った
・譲れない条件を明確にした
・価値観は譲れない条件に含める
条件の優先順位が変わった例
30代前半で婚活を始めたAさん(女性)は、当初「年収600万円以上」「身長175cm以上」「正社員で安定した職業」といった条件を重視していました。
マッチングアプリや婚活パーティーでは、条件に合う男性と何度も会ってみたものの、なかなか心が動かず、交際が長続きしない日々が続きました。
転機となったのは、婚活中に出会った男性Bさんとのやりとりでした。
彼は年収こそ平均的で、身長もAさんの理想には届いていませんでしたが、会話のテンポが合い、何よりAさんの話に真剣に耳を傾けてくれる誠実な人でした。
数回のデートを通じて、「この人と一緒にいると、変に気を遣わずに素の自分でいられる」と感じるようになったそうです。
それまでAさんは「条件が揃っている人=理想の相手」と思い込んでいたことに気づきます。
しかし実際に心が満たされるのは、「一緒にいて安心できるか」「価値観が近いか」という内面的な部分であることに気づいたのです。
最終的にBさんと結婚したAさんは、「妥協ではなく、自分にとって本当に大切なものに気づけた結果だった」と語っています。
妥協から生まれた幸せな結婚
Cさん(女性・30代後半)は婚活当初、「絶対に首都圏在住の人と結婚したい」と考えていました。
地元を離れてキャリアを築いてきた彼女にとって、仕事や友人関係が集中する東京での生活は何よりも大切だったからです。
そのため、地方在住の男性は最初から対象外としていました。
しかし、婚活が思うように進まない中で出会ったのが、地方の中核都市に住むDさんでした。
年齢や性格は理想どおりだったものの、住む場所だけがどうしてもネックでした。
「この人と結婚すれば、東京を離れなければならない」と思うと、不安や迷いが強く、当初は“妥協”と感じていたそうです。
ところが、何度も話し合いを重ねる中で、DさんがCさんのキャリアにも理解を示し、「自分の地元でもできる仕事を一緒に探そう」「新しい環境でも安心できるようサポートする」と真剣に向き合ってくれたことが心に響きました。
思い切って引っ越しを決意し、結婚をします。
結婚後、Cさんはリモート勤務でキャリアを継続しながら、自然豊かな環境と温かな地域コミュニティに癒やされ、むしろ「自分らしい生活ができている」と感じるようになったといいます。
最初は“住む場所”を妥協したつもりだったものの、今では「人生にゆとりが生まれた」と実感しており、「妥協して本当に良かった」と語っています。
譲れない条件を貫いた成功例
Eさん(女性・30代前半)は、子どもができた後も仕事を続けたいという思いが強く、「結婚後、家事や育児を平等に担ってくれるパートナー」を婚活の最重要条件として掲げていました。
見た目や年収、趣味の一致よりも、将来の生活スタイルに対する価値観が合うことを最優先にしたのです。
婚活を始めた当初は、「家事や育児は女性の役割」という意識がある男性も多く、理想に合う相手に出会うまでにかなり時間がかかったそうです。
何度も「この条件を緩めた方が早く結婚できるのでは」と悩んだものの、Eさんは妥協せず、時間をかけて相手としっかり価値観をすり合わせることを徹底しました。
転機となったのは、婚活イベントで出会ったFさんとの交流でした。
Fさんは兄夫婦が共働きで家事分担している姿を見て育った影響もあり、家事・育児は夫婦で協力するのが当たり前という考えを持っていたのです。
価値観の一致を感じたEさんは、焦らず丁寧に関係を築き、交際半年で結婚へ至りました。
現在は共働きで子育てをしながら、家事分担も自然にできる夫婦関係を築いており、「妥協せずに譲れない条件を貫いてよかった」と実感しています。
結婚で妥協してはいけないこと
婚活において柔軟性は必要ですが、結婚生活は長期的な共同生活でもあるため、妥協すると後悔につながりやすい条件も存在します。
特に結婚後の関係性や生活の質を大きく左右する条件は、以下の3点です。
・価値観や人生観
・人間性や誠実さ
・暴力・モラハラ・依存症などの問題行動
ここで譲れない条件を妥協した結果、後悔につながった事例もご紹介します。
Gさん(女性・20代後半)は「早く実家を出たい」という思いがあったものの薄給だったので一人暮らしをするのが難しく、自立するには結婚しかないと考えていました。
そこで結婚相談所に登録し、婚活がスタートします。
何人か紹介してもらった中で、一番プロフィールに納得できたHさんと交際に至りました。
しかし、Gさんはプロフィールには納得できたものの、Hさんに対してあまり良いとは思っておらず、デートの前は憂鬱になっていたそうです。
それでもGさんは実家から早く自立したいという気持ちから、妥協してHさんとの結婚を決めます。
新婚生活がスタートしたものの、一緒に生活をしているのに徐々に会話がなくなっていきました。
最終的にHさん側から離婚を切り出されてしまったそうです。
婚活で失敗しがちな特徴
婚活でうまくいかない人には、様々な特徴が見られますが、中でも共通して見られるのが以下の特徴です。
・自分の見た目や雰囲気を重視していない
・一方的に話してしまう
・上から目線の言動が目立つ
相手の見た目は気にするのに、自分の身だしなみが整っていなければ相手からの第一印象が悪くなってしまい、婚活で失敗する可能性は高いです。
また、自分のことを知ってもらいたいからと自分ばかり話をしていては、相手と関係を築くことはできません。
さらに、悪気がなかったとしても信頼関係が構築されていない状態で上から目線の言動が目立ってしまうと、相手から良い印象をもたれなくなってしまいます。
婚活で失敗しないためにも、以下のアドバイスを取り入れることが大切です。
・常に前向きな気持ちを持って取り組む
・自分磨きは外見だけでなく内面も磨く
・将来のライフプランを具体的に描く
・自分の魅力や強みを改めて理解する
・目標を達成するための行動計画を立ててみる
婚活は妥協しても良いポイントと、絶対に譲れないポイントを見極めることが大切
今回は、婚活における妥協すべきポイントや譲れない条件などをご紹介してきました。
一人ひとり結婚相手に対して求めていることが違ってきます。
その中で妥協できるポイントもあれば、絶対に譲れない条件もあります。
価値観の一致や性格の相性、居心地の良さなどは、結婚するにあたって一緒に生活する上で重要となる部分です。
一方で、年齢差や容姿、学歴、収入などはある程度妥協しても問題ないと言えます。
理想と現実のバランスを見ながら、自分に合う人を探していきましょう。
よくある質問
結婚で妥協してはいけないことは?結婚で妥協してはいけないことは、以下のポイントです。
・価値観の一致
・性格の相性
・思いやりの有無
・金銭感覚の一致
・居心地の良さ
これらの条件を妥協してしまうと、結婚しても後悔につながる可能性が高まります。
妥協してもいいポイントは?
結婚で妥協してもいいポイントは、以下のとおりです。
・年齢の差
・容姿の条件
・学歴や収入
・趣味の不一致
・結婚歴や出身地
これらの項目を優先順位の高い条件として設けている人もいますが、理想が高すぎてしまうと一向に相手が見つからないという状況に陥る可能性もあるため、注意が必要です。
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